・聞き手の原曲への思い入れが強いほど、アレンジの度合いや
竹善さんの歌いまわしに対して、多少感じるところがあるかも
しれません。
・しかし原曲とまったく同じように歌うのなら、彼が歌う
意味がなくなります。 どんな名曲でも自分の声で歌い上げる
それがボーカリストであるといえるのではないでしょうか。
・また、邦楽、洋楽の曲を問わず、全ての曲に対する彼の尊敬の念
が込められていると感じます。
・あたりの優しいアルバムなのですが、聞き込んでいると
あきてくる面もあります。竹善さんの声がいきるような
選曲をさらに工夫してほしかったと感じます。
・シングルカットされたスターダストレビューの名曲【木蓮の涙】
・季節に一度放映されている東京ワンダーホテルのエンテリングを
飾る【トーキョー・シティセレナーデ】は【ニューヨーク・シティセレナーデ】
の東京バージョン。 物語が生まれるようなホテルを作りたいという人々を
描いたドラマを引き立てています。
☆沢山の物語が生まれそうな柔らかで暖かいアルバムです。