THE WAY UP
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曲目リスト
1 | Opening |
2 | Part 1 |
3 | Part 2 |
4 | Part 3 |
商品の説明
内容紹介
ノンサッチ・レコーズ移籍第1弾アルバム。ジャズというジャンルを超越し、進化し続けるギタリスト、パット・メセニーが率いるパット・メセニー・グループが、いよいよ本格始動! 『スピーキング・オブ・ナウ』以来、3年ぶりのアルバムとなる本作は全4楽章から構成され、パット・メセニー・グループ史上最高傑作との呼び声も高い。
※Amazon.co.jpでは、パッケージのご指定はできません。ご了承ください。
【参加ミュージシャン】
パット・メセニー(G,SYN)、ライル・メイズ(P,KEY)、スティーヴ・ロドビー(B,CELLO)、クオン・ヴー(TR,VO)、グレゴリー・マレット(HCA)、アントニオ・サンチェス(DR)
Amazonレビュー
グループ名義では3年ぶりとなる作品は、序章+3部構成となるコンセプト・アルバム。ひとつの流れを持つ全72分の大曲は、30年以上のキャリアを持つパットにとって最大のチャレンジといえる意欲作だ。とはいえ、その音楽性は彼のファンに馴染みのある、ジャズもフュージョンも超えた彼独自のユニークなもの。透き通るようなギター・プレイも堪能できる一方で、ライル・レイズ(ピアノ)を作曲パートナーに迎え、アントニオ・サンチェス(ドラムス)スティーヴ・ロドビー(ベース)ら実力派ミュージシャンを起用した演奏も見事。全編パットの世界観と美学に浸ることが出来る豊潤な作品として、邪魔されることなく一気に聴き通したい70分間だ。(山崎智之)
Product Description
The Way Up represents, in the words of guitarist Pat Metheny himself, "our most ambitious undertaking ever as a group"-a single, brilliant 68-minute piece composed by Metheny and his collaborator of 28 years, Lyle Mays. Metheny has likened the creation of The Way Up to making a film, and in some respects, the album feels like a vividly rendered journey, its moods shifting like scenes glimpsed from a fast-moving vehicle.
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.4 x 12.8 x 1.19 cm; 113.97 g
- メーカー : Nonesuch
- EAN : 0075597987621
- 製造元リファレンス : 755979876-2
- オリジナル盤発売日 : 2005
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Nonesuch
- ASIN : B0006M4SO6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,090位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
プログレ、ジャズ、ロック、クラッシックの要素をすべて取り入れたかのようなジャンルを感じさせない音楽で
アルパム全体を通してスピード感があり、スリリングなせいか1曲1曲が長いにもかかわらず飽きずに一気に聴くことができる。
プログレ好きの人が入るならこの作品が最もオススメ!
最初に買った時には、スケールの大きさというより冗長、繊細というより細かさがうるさく感じて、聞かなくなってしまったのですが、ライルのピアノソロを聴きたくて買い直してしまいました。
そして、思い直したのが、冒頭の感想でした。
いいなあ、ライル。
アルバムを四部構成(4トラック)に分けてはありますが、流れ的には約70分ほぼ一曲という長尺作品のため、
確かに聴き始めの頃はとっつきにくく疲れてしまう、集中力が続かず途中で飽きてしまうかも知れません。
僕も最初は「長げ~な~・・・」とあまり好印象ではなく一旦お蔵入り。
ほとんど流し聴きでBGM代わりの時期が長かったと思います。
そんなある時ジョギングかウォーキング中に数時間イヤホンでかけっぱなしで聴いていたら、なんかぽんと膝を打ったようにこのアルバムの奥深さ、色彩、匂い、物語性、幾層にも折り重なった緻密な構成力がドドドドーーッと雪崩のように、雷に打たれたように身体の中に沁み込んで来ました。それはまるで神様(無宗教です)からの啓示のように。
これはいままで体験したことのないちょっと震えるような怖い快感でしたが、この作品への畏怖に近い慈しみがはっきりと自分の心に誕生しました。
もうそれ以来、聴くたんびに新たな発見があるし、聴くたんびにこの作品の底なしの巨大さにため息が出ます。
確かに時間はかかると思います。でも一度スイッチが入っちゃえばとんでもない世界・宇宙を観ることができます(決してヘンな宗教の勧誘ではありません)。
今ではパットメセニーの中で一番好きな作品です。
買って本当に良かった(ほんとはLPでも欲しいです)。
第一印象は予想通り?まあまあでした。・・・というのは、PMGの新譜は何度か聴いてからだんだんとその良さが分かってくることが多かったからです。
しかし今回は前作などで感じた印象の良い方への変化がなく、いやむしろ悪くなっているので正直なところ戸惑っているところです。
サウンド的には前作の延長線上という印象で、コン・ウーのトランペットやハーモニカ、そして何よりサンチェスのドラムの影響でしょう。
ただエレクトリック、アコースティック、シンセ、スライドと多様なギターのオーバー・ダビングによる奥行きの深さは今までの作品とは比べ物にならず、今回のツアーで初めてセカンド・ギターを帯同するのも、なるほど、と納得です。
OPENINGは静かに始まるのではなくいきなり、サンチェスのドラムにグッと惹きつけられて、PART ONEのテーマ、そしてその後半から最終章のTHREEまで、静動、強弱が繰り返し展開します。
もちろんギター・ソロはたっぷり堪能できましたし、ピアノ、トランペット、そしてハーモニカのソロも楽しめます。
が、今のところサウンドやメロディには今のところ惹きつけられるべきものは発見できず、ストレート・ジャズ、「スピーキング~」「シークレット~」などのサウンドが散見されるだけで、1曲が68分と言う構成になっているだけ、と感じています。
「ファースト・サークル」以降のPMGの活動のまとめであり、集大成でもあり、と最初に感じたのは今でも変わりませんが、PMGの活動としては残念ながら前作がピークで、今後新たな展開を期待したいです。
Rボナは前作にもクレジットされていて、今回も引き続いての参加ですが、ベースを一曲も弾いていないところで、パットのボナに対する高い評価を想像させます。
「スピーキング~」のツアーでは、パット、Rボナ、Aサンチェスのトリオによるブルースで大盛り上がりだったそうですが、今回のワールドツアーではボナを帯同しないそうで残念。
4月の来日公演は観にいくので、ライヴでどう表現されるか、そしてどうまた印象が変わっていくか、楽しみです。
その手の音楽が好きで、まだPMGに接していない人がいたら、
モア・トラベルズ(DVD)
→ シークレット・ストーリー or イマジナリー・デイズ
→ ザ・ウェイ・アップ
を試してみると良い。
彼がどういう世界の人間か理解できる。
個人的に、
グレングールドの「ゴールド・ベルク変奏曲」や
細野晴臣の「マーキュリック・ダンス」と並ぶ名盤という印象。
編曲もかなり前衛的で、Patをあまり知らない人には
ちょっと重過ぎるかな~、なんて聞いてましたが
先日の東京公演で、のっけから68:11の4曲一気に聴かされて圧倒されました
Patのテクニックにも、いまさらながら感銘しましたが
Cuong Vuのトランペットの泣きの入った音色にも感動でした。
彼の30年のキャリアに甘んじることなく、また次のアプローチへの
あくなき探究心には脱帽です。
CDのセールス的にはかなりの冒険だったと思いますが
Patをあまり知らない方にも「SECRET STORY」あたりから聴いてゆくと
このアルバムの良さが解りやすくなると思います。
他の国からのトップレビュー
der Höhepunkt seines Schaffens, bzw. dessen der PMG. Hier wird auch seine künstlerische Vision deutlich. The way up ist ein musikalischer Trip durch die Spielarten des Jazz. "Fusion" und "Progressive" sind Worte die die Richtung höchstens andeuten. In Wahrheit reißt Metheny hier alle stilistischen Fesseln los und begibt sich auf eine Reise durch eine transzendente musikalische Architektur. Alle seine Einflüsse , Spielarten des amerikanischen Jazz, des europäischen Jazz und klassische Strukturen gehen grenzenlos ineinander über . Das kann beim ersten Hören (auch durch die Länge der Stücke, die ja an sich ein einziges, in vier Kapitel geteiltes Stück sind) zu viel sein. Aber die Reichhaltigkeit, die hier geliefert und die Virtuosität ,die geboten wird suchen wohl vergeblich ihres gleichen. Eine der ganz großen Jazzscheiben aller Zeiten.
I can see why this album is causing a certain amount of consternation because it's like nothing that PMG has done before; some reviews here are even suggesting Metheny is finished. It's true that the highly accessible jazzy, poppy melodies that are the signature of the PMG are largely absent from this work, but what's there in their place is excellent: superb musicianship, as always, but also great composition and arrangements.
For me Metheny is now firmly part of the tradition of Gershwin, Bernstein, Ellington and other modern US composers. Even his early music adapts very easily to orchestral settings, so I'd like to hear more work of this type of scale and ambition from Metheny and Mays.