レビュー
本国で公開された際に興行1位を獲得、社会現象になったそう。人生常に恋愛と隣り合わせのフランス人にとっては、大人の恋愛おとぎ話として受け入れられたのもうなづける。しかし、日本では難しいかも……。というのも、この映画は“相手が仕掛けてきたゲームに絶対乗る”という賭けを始めた二人の子供が、大人になってもゲームを続ける話。大人のゲームははた迷惑で悪趣味、互いへの愛の障害にさえなってしまう。分かりやすい感涙ロマンスを好きな人には受け入れにくいだろう。だが、ヤン・サミュエル監督による映像マジックは、センスのよい絵本のように美しくて必見もの。特典の幸せ度チェックも楽しいよ。 (米田由美) --- 2005年04月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作総指揮: クリストフ・ロシニョン エグゼクティヴプロデューサー: イヴ・マシュエル 監督・脚本・台詞: ヤン・サミュエル 撮影: アントワーヌ・ロッシュ 音楽: フィリップ・ロンビ 出演: ジョゼフィーヌ・ルバ=ジョリー/エマニュエル・グリュンヴォルド/ジェラール・ワトキンス/ジル・ルルーシュ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)