メディア掲載レビューほか
ELT初となるアコースティック・ベスト盤。斬新なアコースティック・アレンジが施された彼らの新旧のヒット曲からは、いかに楽曲のクオリティが高いか、そして持田のヴォーカルが魅力的であるかがわかる。
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）
過去に2回ほどアコースティック・スタイルでのライヴを披露し、好評を得ているELTのセルフ・カヴァー・アルバム。代表曲をアコースティック・スタイルで録音し直し、新たな魅力を引き出すことに成功しているのが本作の特徴だ。“なぜ、今アコースティックなのか?”。少し唐突のような気がしたが、来年でデビューから10周年というターニング・ポイントでもあり、その先を見越してシフト・チェンジしようとしているようにも思える。今の時代に合った、限られた装飾のサウンドのなかで、“歌”や“メロディ”で勝負する方向への転換だ。自分たちの音楽性を見つめ直した結果の本作(?)。そう思って聴くと、たしかに楽曲の良さは際立ってるし、ヴォーカルの伝わり方もダイレクトだ。たとえば98年にリリースされた「Time goes by」などは、当時よりキャリアを重ねているだけの豊かな表現力を感じるし、楽しんで歌っているようでもある。“ありのまま”のELTの歌がこんな味わい深いとは、と再認識できる一枚。 (清水隆) --- 2005年03月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
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