内容紹介
1980年にネブラスカ州オマハで生まれたコナー・オバーストは13歳のときから音楽制作を始め、若者特有の震えるような歌声と、難解な絵画を描くような歌詞で紡がれる物語は彼の非凡な才能を証明するのに十分であり、それゆえに中期のボブ・ディランを彷彿とさせるが、それはよくあるモノマネや亜流とは全く一線を画する。彼の作曲能力は「純粋な詩/pure poetry」と表現されていいものだ。コナーはブライトアイズという音楽集団のボーカル/指揮者として活動、多くの批評家から賞賛を受けている。
2002年8月にリリースされた「Lifted Or The Story Is In The Soil, Keep Your Ear To The Ground 」で、この作品はインディーでのリリースながら全米で15万枚を超えるセールスを記録。この作品のリリース以降、彼の地元であり、「サドルクリーク」レーベルの本拠地であるネブラスカ州オマハは、アメリカのインディーロックシーンの新しい発信源として音楽メディアでも大きな注目を集めるようになっている。2004年10月には、ブルース・スプリングティーン、REMとともに「Vote For Change Tour」に参加。
ブライトアイズとは常に変化し続ける音楽集団である。唯一変わらないのは、シンガーソングライターのコナー・オバーストであり、言葉と音楽による彼のストーリーテリングはこれからもリスナーを驚かせ続けるに違いない。
メディア掲載レビューほか
ついに“ボブ・ディラン二世”と称されるまでになった異才シンガー・ソングライターの2作同時発売アルバム・アコースティック編。ルーツ・ミュージックの手法を踏まえながら、時代が抱える辛苦や不安を、ときに絶唱を交え痛切に描く。エミルー・ハリス客演。★
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)