カンニバルコープス4thにしてデスメタルの帝王の座に着いたアルバムと言っても過言ではない出来!!
まあブラストビートに乗せてギターを重低音にし、ボーカルがギャーギャー騒ぐだけでベースの存在無し、歌詞はどこにやら?というのが
デスメタル界の初期では当たり前だったが、彼らの生む作品は訳が違う!
詞と曲が見事にお互いを引き立てている。全てのパートに関しても各々強烈に主張してるかと思えば、こてらも見事にお互いを引き立てて融合している。
曲調としてややアップテンポだったりミドルテンポな曲もあり、アルバム全体の曲構成は全盛期のメタリカに似ている。
そしてこの”The Bleeding”最大の特徴が、嫌悪、憎悪、不快等の雰囲気を見事なまでに表現している表現力である!!
1曲ごと、1パートごと、1節ごと十分に聴き入って欲しい!
そして”The Bleeding”を好きになれたときに、恐らくこう感じるはずです。これが「真のデスメタル」なのではと・・・・。