1曲目の『エキゾなDISCO』を聴いた時、衝撃が走りました。カヒミ・カリィを彷彿させる妖艶なウィスパーボイスを聴く度、後藤真希の進化を思い知らされました。つんく♂のコーラスは、下世話な感じがしてイライラするし、ハッキリ言ってリスニングの邪魔。
『エキゾなDISCO』以外の曲は、印象が無いです。『3rd ステーション』全体は、男の妄想が入り過ぎている、音楽マニアで女性アイドルオタクが好きな女性アイドル歌手に自作した曲を送り付けたみたいな曲ばかりで、女性の私は恥ずかしいし、後藤真希がこんな曲ばかり歌わされていると思うと聴いていて辛い。
松田聖子以来の逸材だ!第2の浜崎あゆみを狙える素材だ!今のJ−POP界に、後藤真希以外で欧米の歌手みたいな感覚を感じさせる歌手はいないのではないだろうか。(和製ブリトニー・スピアーズと言われている浜崎あゆみも、歌詞が演歌調だったもん)後藤真希の歌唱力・表現力は完璧で、文句を付け様にもアラが無い。しかし、後藤真希さんとつんく♂氏は(曲の)相性が良くないのではないか。(つんく♂氏はつんく♂氏なりに後藤真希さんの個性を活かそうと一生懸命頑張っていると思うが)だからこそ今後、つんく♂氏ではなく、後藤真希さんの個性を活かす事が出来るスタッフに曲を作って欲しい。それが無理なら、後藤真希さんの個性を活かす事が出来る事務所・レコード会社に移籍して欲しい。