訴訟 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | メアリー・エリザベス・マストラントニオ, マイケル・アプテッド, ジョアンナ・マーリン, ジーン・ハックマン |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 50 分 |
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商品の説明
商品紹介
ジーン・ハックマン主演。企業犯罪をめぐる裁判──
いま、真実を求め、父と娘が激しくい対立する!
<キャスト&スタッフ>
ジェド…ジーン・ハックマン(石田太郎)
マギー…メアリー・エリザベス・マストラントニオ(高島雅羅)
マイケル・グレイザー…コリン・フリーズ(小川真司)
エステル・ワード…ジョアンナ・マーリン(此島愛子)
ニック…ラリー・フィッシュバーン(菅生隆之)
クイン…ドナルド・モファット(坂口芳貞)
パベル…ジャン・ルーベス(加藤精三)
監督:マイケル・アプテッド
製作:テッド・フィールド/スコット・クルーフ/ロバート・W・コート
脚本:キャロリン・シェルビー/クリストファー・アイムズ/サマンサ・シャッド
撮影:コンラッド・L・ホール
音楽:ジェームズ・ホーナー
●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:たかしまちせこ
<ストーリー>
運転中の自動車爆発で身障者となった男が大自動車会社を相手に訴訟を起こした。被害者側の弁護を受け持った父と企業側の弁護に立つ娘。実生活で憎しみ合い、反発しあう実の親子が「弁護士」という同じ職業を選んだがために、宿命的な対立を余儀なくされる。
<ポイント>
●オスカー俳優ジーン・ハックマン主演で贈る、営利優先、人命軽視という現代の大企業モラルをあからさまにした社会派ドラマ。
●オリジナル脚本は本物の弁護士であるサマンサ・シャッドの実体験のもとによるものなので、かなりリアルに描かれている。
レビュー
製作: テッド・フィールド/スコット・クルーフ/ロバート・W.コート 監督: マイケル・アプテッド 脚本: キャロリン・シェルビー/クリストファー・アイムズ/サマンサ・シャッド 撮影: コンラッド・L.ホール 音楽: ジェイムズ・ホーナー 出演: ジーン・ハックマン/メアリー・エリザベス・マストラントニオ/コリン・フリーズ/ジョアンナ・マーリン/ラリー・フィッシュバーン/ドナルド・モファット/ジャン・ルーベス 声の出演: 石田太郎/高島雅羅/小川真司/此島愛子/菅生隆之/坂口芳貞/加藤精三
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- EAN : 4988142246929
- 監督 : マイケル・アプテッド
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 50 分
- 発売日 : 2005/2/18
- 出演 : ジーン・ハックマン, メアリー・エリザベス・マストラントニオ, ジョアンナ・マーリン
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000793DAI
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 74,738位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,546位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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それぞれのターンには説得力が陪審員にも映画を見ている者にも必要となります。
ところが、二転三転の展開の方が重視されてしまい、丁寧な描写を切り捨ててしまった本末転倒ともいえる
作品も見受けられます。
この映画はサスペンスというより法廷ドラマといってよく、展開で揺さぶるのではなく、きちんとした描写
で納得、共感させるスタンスがとられています。
それは勿論それぞれの仕事の中で行われる調査や、チームとしての方針の経緯などでも描かれるのですが、
この作品は父と娘の関係もドラマの中で並行して描かれており、それもまた法廷での行動に無関係では
ありません。
雑なサスペンスのように唐突に出て来た都合のいい証言や、根拠の無い説得により天秤が傾いてしまうの
ではなく、あらかじめ提示されていた伏線と、登場人物の心理、法廷外での出来事などが紡ぎあわされ、
重みを伴って天秤が動く事になります。
十二人の陪審員が行う議論のみを描き法廷モノの金字塔となっている作品がありますが、あれは一方に
落ち着きかけていた天秤が、確かな説得力を持って反対側に傾いていく様子を丁寧に描いたものでした。
この作品はあそこまでストイックな作りではありませんが、きちんと地に足が着いた法廷ドラマといえます。
先の読めない展開や、法曹界の闇に対する必要以上の描写などは持っていません。
しかし下手な法廷サスペンスが及ばない、確かな手応えを持った緊張感は間違いなく持っているといえます。
法廷という同じ土俵で争いはするが、それ以前に家族での関係を持った父娘の葛藤、それぞれに思惑を持つ
周囲の人間、合法非合法の境界上を彷徨う勝つための手段、企業の冷酷な打算、人生を懸けて犠牲を払って
しまった消費者など、この映画で描かれるべき点はきちんと描かれており、不足を感じさせるものではない
でしょう。
ただ、ちょっと全体に薄味な印象。
それぞれがもう少し掘り下げられていれば観賞後の余韻がもっとあったかも。
大物ジーン・ハックマンの相手は「アビス」で勝ち気なヒロインが印象的だったメアリー・エリザベス・
マストラントニオ。
知的でありながら離れた眼と大きな口が愛嬌を感じさせます。
脇には今や引っ張りだこのローレンス(ラリー名義)・フィッシュバーンや、職人的バイプレイヤーが
要所に配置されています。
この映画の元になったのは1970年代に起きた「グリムショウ対フォード自動車社」事件(俗に「フォード・ピント車事件」)で、概要は次の通りです: フォード自動車社は、日本車に対抗すべく開発した同社の新小型車ピントが、後から追突されるとボルトの一つが燃料タンクに穴を空け、容易に大惨事を招きかねないことを設計段階で把握していたにもかかわらず、ピント車の企画当初の目標「重量2000ポンド以下、コスト2000ドル以下」を貫くために設計変更をしない決定をし、危険性を消費者に伏せたまま販売(1971~76年)。その後大問題となった訴訟は、同車に同乗中フォード社予想通りの大事故にあい、著しい後遺症を伴う重傷を負ったグリムショウ少年が、同社を相手に損害賠償を求めて起こしたもの(1981年評決)。
この実際の事件に関して中央大学の平野晋教授が自らのウェブ・サイトで詳細に論じておられるので、興味のある方は「フォード・ピント事件の真相」で検索してみてください。
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The father (played by Gene Hackman) is a crusading support-the-little-guy type, but he is not without his warts and particularly not without the consequences of his giant ego. Hackman is perfect in this role and gives his character the depth it deserves. Mary Elizabeth Masterantonio plays the daughter and is really the center of the film since it is her evolution more than Hackman's that drives the plot. She more than holds her own against a much more experienced actor and gives the film credibility.
There are a few witty remarks in the film but I can't say that the dialogue crackles; since this is not an action film, the dialogue is how the film moves along, so that's a shame. But the plot is enthralling and takes a few unexpected twists at the end; combined with the solid cast (this was shot so long ago that Fred Dalton Thompson was not yet a senator and Lawrence Fishbourne is listed as Larry) it makes the film engaging and certainly worth the low price of this DVD.
The DVD itself is disappointing and carries no special features to speak of (trailers for this film and other movies DO NOT count as special features, at least in my opinion). The only reason to get the DVD versus the tape is that it's easier to find and will hold up better over time.
The bottom line is that this is a solid, well acted film whose David versus Goliath, Inc theme rings even more true in the post-Enron universe than it did when the film first came out.