血と骨 通常版 [DVD]
フォーマット | ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 鈴木京香, 崔洋一, 梁石日, 鄭義信, ビートたけし, 新井浩文, 田畑智子, 松重豊, オダギリジョー |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 24 分 |
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商品の説明
Amazonより
1923年、祖国・朝鮮の斉州島を離れて日本の大阪に渡ってきた金俊平(ビートたけし)。金と色の欲に満ち、己の肉体のみを信じ、常識や道徳のかけらもないこの男は、戦前戦後と家族や町の中で君臨し続けていく…。
梁石日の自伝的大河小説を原作に鬼才・崔洋一監督が描く、暴力とエロティシズムに満ちた究極のドラマ。妻子や親戚、愛人までも踏み台にしつつ、ひたすら欲望に忠実に生き抜く主人公をビートたけしがこの上ないほどの凄みと存在感で演じきっており、また彼をめぐる女たち(鈴木京香、田畑智子、中村優子、濱田マリなど)の壮絶な人生描写も圧巻。時に目をそむけたくなるほどの凄惨さにもかかわらず、圧倒的な映像の力によって否応なく画面を直視してしまう。もはや生理的な好き嫌いを優に超越し、映画ならではの真の迫力で観る者すべてに民族と血族の意識を呼び起こさせる演出の力には、ただただひれふすのみだ。これは優れたホームドラマであり、民族の凱歌であり、私的昭和史であり、そして崔洋一監督だからこそなしえた人間ドラマの大傑作である。(的田也寸志)
レビュー
監督・脚本: 崔洋一 原作: 梁石日 脚本: 鄭義信 撮影: 浜田毅 美術: 磯見俊裕 照明: 高屋齋 出演: ビートたけし/鈴木京香/田畑智子/オダギリジョー/松重豊/中村優子/唯野未歩子/濱田マリ/塩見三省/柏原収史/伊藤淳史/北村一輝/國村隼
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83 g
- EAN : 4988013880900
- 監督 : 崔洋一
- メディア形式 : ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 24 分
- 発売日 : 2005/4/6
- 出演 : ビートたけし, 鈴木京香, 新井浩文, 田畑智子, オダギリジョー
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B0007CYVK6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 3,704位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 62位日本のアクション映画
- - 182位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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出ている役者さんたちの最高の瞬間が収められた映画だと思う。
とくに、田畑智子、オダギリジョー、新井浩文、柏原崇、松重豊、塩見省三、中村優子、北村一輝、濱田マリ、紙ちゃん、伊藤淳史、トミーズ雅、寺島進。
ひとつひとつの事柄が勉強になった。
とくに、ハナと詩人の関係は胸にくるものがあった。
詩人は太平洋戦争に召集された同胞に「ばんざい」と言えなくて「マンセー」と言ってしまう。
戦後は敵国の民主主義が受け入れらなくて、共産主義に走る。
共産主義のために交番に放火し警官を襲撃し、刑務所に入る。
拷問などがあったのかもしれないが、4年で出てくる。
その間にハナは結婚してる。
詩人はそれを知り、裏切られた気持ちだと遠回しに告げる。
ハナが夫の暴力にあってるのを知りながら自分はひとり地上の楽園い・北朝鮮へ行く。
詩人はこのような性格なら、北朝鮮に渡ってもあっという間に収容所送りになってるだろう。詩人の消息は途絶えたというのも頷ける。詩人が刑務所に入るとき「長くなりそうだ」と言ってるのは聴こえた。その後もなにか叫んでいたがきこえなかった。それが待っててほしい、だったのかもしれない。それはわからない。
ハナの方も周りにせっつかれたのか早々に結婚してしまう。
それで詩人が出所し、心が揺れる。
詩人の言動から夫はヤキモチを焼く。夫に情でも心に温もりがあるならフォローしてほしかった。
なにもせずダンマリなのが酷いと感じた。
そりゃ暴力をふるうよ、と思ってしまう。
ただこれはずっと暴力に晒されながら暮してきた女性の生き方なのだと確認する。それゆえに最後がかなしかった。周りに味方が誰もいない、という経験がない私にはわからない心情だろう。
ハナは父とは正反対のタイプを好きになった。成就できなかった。なにが足りなかったのだろうと思う。
最後にシュンペイは満足だろうが、北朝鮮に連れて行かれたリュウイチが気の毒でならない。
最後ら辺の年老いてヨボヨボになるシーン泣くシーンなのにコントみたいで笑いそうになりましたわ。
横から志村けん出てくんじゃないかと思いましたわ。
そういや映画の賞でたけしさんだけ賞取れなかったね。
納得(私は別にアンチたけしではない)。
個人的に赤井英和辺りを起用したらよかったのにと思ってしまいましたね。
彼は関西人だから大阪弁も違和感ないだろうし、元ボクサーだけあって大男感もあるしね。
まあ他の人達もおっしゃってる通りオダギリジョーが良かった!
色っぽくて光ってましたな。
そんなに出てこない(途中フェードアウト)のにインパクト大でしたわ。
最後の雨の中の乱闘シーンで泥だらけになりながら弟に
「正雄、勉強せえよ!」
は胸が熱くなった。
後、愛人役の中村優子さんがお綺麗でした。
もうひとりの愛人役の濱田マリさんの脱ぎっぷりもお見事。
言ってみればその3つ位しか見所ないかなぁ?
そんな訳で星3つ。
内容も薄かった。
あ、でも美術は割と良かったかな?(ネスカフェの瓶にキムチは芸が細かい!)
割と不評みたいだけど豚の解体シーンも良かったし、血も涙もない父親が父親らしい顔してたのもなんか良かったな…。
かといって星を増やす程でもないんだよなぁ。
なんだかんだでトータル星3。
静止画像のままです。3台のDVD再生機で確認致しましたが、
どれも、1時間11分で、静止画像になります。
DVDの交換を、お願い致します。 2022/11/2
で、朝鮮人だけになるシーン、たとえば冠婚葬祭、ここ、なんか日本人には出せないグルーブ出てんのよ。
え、どうしてっ、て。そんでもう混乱して頭回らぬじゃ。
さらに、暴力&ブルース、もうこれギャグでしょってくらい、一発、二発、暴力、暴力ッッッッツッ!!!
ギャグかっっつーーーのっ!(だっちゅーのポーズしながら、まあ、胸、ないけど)
あと、出てくるナオン、ゲキマヴなんだわ、これ。ロボトミーされた人が特に。オイオイオイ!
あと、内容的にもスカーフェイスっぽいつうか、悲しいとき、ちゃんと悲しい曲かかる(当たり前田のクラッカーてか!オイ!)
でね、不謹慎なんだけど、たけしさんだから、暴力シーン、オダギリフルぼっこ、もうこれ大爆笑なんよ。
かと思えば、キョウカ姉さん入院、匂いを気にする・・わかる、わかるよ!なかなか風呂、入れないもんなあ!
で、それに恋する松重のアニキ、好きなの公然の秘密、最後まで思い続けてさあ、オイ!わかる、わかるよ!オイ!
だって、好きなんだもん!だってさあ・・・。
まあそれはいいけど、自殺ねッ。やっぱ自殺、ダメ、ゼッタイ!(ベビメタっぽく)
オレもODやらかして閉鎖2年ブチこまれたけど、やっぱ家族泣かせたらアカン!アカン!
アカンといえば濱田マリ、こんなに演技うまかった?お笑いのイメージしかなかったけど、あんな出産シーンできるなんてさ!ヒョウタンからマリ!ってかあ?あ、これ最近一番の発見ね、オイオイオイオイ!!オラァ!濱田の姉さん、なめんなよ、コラァ!(ここで左足一閃ッ!!!)
だから、笑うは泣くは、泣くは笑うは、二時間ちょい、あ、ちょいと、トイレ挟んで二時間ちょい、まさに光陰矢の如しッ!あっというまだぁ!
・・・・ってオイ!何が言いたいんだ、オレ!よぅ!(布袋さんの仁義に出てくる岸部さんっぽく)
・・・?わかんね。I DUNNO
わかんないけど、この朝鮮グルーブ、正直羨ましいわ、だってそんな葬式、チョッパリの我が輩、感じたことナッシング
しかもマージャンまでするでしょ、寺島のアニキ
オイオイ、そんならはじめっから雀荘で葬式したほうが速いっつーの!(そんなときに限ってチーホー、神様なにやってんの!)
ん、もう!何書きたいか忘れちった!ええい、もうどうでもいいわ!とにかく、
笑った、殴った、泣いた!マヴいスケで僕のチャジがぴょこんぴょこーん!ちゅどーーーーん!(上からラムちゃん)
うまいもん喰って、マヴいスケ抱くのが人生じゃないの!それ俊平、全部やって死んだんだっつーの!
老後は孤独?そんなの関係ねえ!やり切ったんだよ!人生ってやつをさ!
だから、そんなの関係ねえ、はい、オッパッピー!!(古い、古いよ!その感性が地球を滅ぼす。それがなぜわからん!?)
・・・ってオイ、なんで逆シャア出てくんの?やるな、崔監督!さすがであります!(最々敬礼)
まあ、そういうわけよ!在日興味あるやつ、偏見なしに見ろ!偏見艦長、エマさん大好き(これレビューなの?自問自答はいつまでも続く!)
じゃあの。
しかし、私は、この映画と金俊平のリアルさに「そうその感じ」とうなずいてしまった。
私は日韓ハーフで、母親が韓国人である。
私が小さいころ、母はよく叱るときに体罰を使った。
凶暴さは違えど、その時の迫り方が金俊平と同じだった。
小さいころから死ぬほど逃げ出したかったのを思い出す。
あまり詳しく言いたくないが、腐った食べ物を平気で食うシーンも
共感できる点があった。
戦後、朝鮮は日本よりも貧しかったと思う。
そこで育った暗い伝統が金俊平という怪物を生んだのかもしれない。
(基本的に私の母は愛のある優しい人であるし、母以外の韓国の人もそうである)
私の友達に朝鮮学校に入れられた北朝鮮人がいる。
彼によると、彼の家庭環境はおかしく、父が理不尽なことで暴力をふるうらしい。
彼はその血統に反発するように、一人で生きる術を見つけながら生きている。
それが金俊平の長男に似ている気がする。
この映画を見ることで、気を悪くした上に朝鮮の人を悪い奴らだと決めつけて終わるのは、
私は浅はかなことだと思う。
(私の語彙が足りないのだが、)朝鮮の環境を背景に育った暗い伝統のようなものと、
戦争してたころの貧しさ、男尊女卑の文化が相まって、金俊平という凶悪な怪物が誕生したような気がする。
こんな私は、この映画にいろいろと共感してしまった。
また、映画って明るくて必ず明確な終わりがあるものだと思っていたが、その限りじゃないらしい。
なぜここまで深い憎しみを理解し表現できるのか。
ビートたけしさんの、危うくそういう人だと思ってしまうくらいの表現力と、この映画の存在に脱帽です。
ドキュメンタリー映画のような分類
当時の在日の方の生き方生きざまを
描いた作品かな
映画としてはあまり楽しくないが
当時のこの様な世界観が有ったのだなと
参考になります。
ただ気になるのがたけしさんが作った映画であって、それが良い悪いではなく
たけしさんが幼少の頃に見てきた風景、世界だったのかな?と言うこと。
次にこの朝鮮人の愛人になった日本人の女が朝鮮人男が体が不自由になったら、殴り倒し、すぐに別れた。
よく朝鮮人が日本人を批判する際に「冷酷だ」というのがあるが、朝鮮人は愛人の面倒見も良いのに感心した。
なお朝鮮人は「日本が強制連行して奴隷労働をさせていた」はずだが、この映画では、朝鮮人がワクワクしながら自分で日本へ来たことになっており、工場で働いていた朝鮮人女性も奴隷ではなく自由意志で働いていることになっている。なんか嘘っぽい映画のようだ。