Speak Like a Child
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曲目リスト
1 | Riot |
2 | Speak Like a Child |
3 | First Trip |
4 | Toys |
5 | Goodbye to Childhood |
6 | Sorcerer |
7 | Riot (First Alternate Take) |
8 | Riot (Second Alternate Take) |
9 | Goodbye to Childhood (Alternate Take) |
商品の説明
内容紹介
While Herbie Hancock had been recording brilliant albums for Blue Note since 1961, Speak Like A Child was made right after he left the Miles Davis Quintet and became a very powerful musical force as a bandleader. Speak Like A Child was Hancock's musical vision, the music that he had dreamed of for years. The tonalities and harmonies were achieved by voicing together the unique frontline of flugelhorn, bass trombone and alto flute, and the results are quite dreamlike. Speak Like A Child welcomes listeners to the magical musical world of Herbie Hancock, a place where catchy melodies co-exist with his adventurous and utterly unpredictable solos, where his pent-up musical desires were finally being let loose, and where the haunting atmosphere is both calming and inwardly passionate. Nothing like this had ever been heard before, in Jazz or in music.
Product Description
One of the most beautiful and unusual albums in Herbie Hancock's vast discography, this 1968 set features a trio with Ron Carter and Mickey Roker supported by an unusual horn section (Thad Jones on fluegelhorn, Peter Phillips on bass trombone and Jerry Dodgion on alto flute) that does not solo but provides inventive Gil Evans-inspired voicings. Miles Davis had recorded two of these tunes ("Riot" and "The Sorcerer") the previous year, but they take on a whole different approach here. Three alternate takes, previously available only in a Hancock box set, are included on the gorgeous Van Gelder remaster.
* bonus tracks, not part of the original LP
Recorded on March 6 (#1-3, 7, 8) and March 9 (#4-6, 9), 1968 at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, New Jersey
THAD JONES, fluegelhorn; PETER PHILLIPS, bass trombone; JERRY DODGION, alto flute; HERBIE HANCOCK, piano; RON CARTER, bass; MICKEY ROKER, drums
登録情報
- 製品サイズ : 12.4 x 14.2 x 1.19 cm; 94.12 g
- メーカー : Blue Note Records
- EAN : 0724386446824, 0072438644682
- 商品モデル番号 : 2133425
- オリジナル盤発売日 : 2005
- レーベル : Blue Note Records
- ASIN : B0007LLQ3W
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 162,100位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 39,363位輸入盤
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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まさしく〜カメレオン!である
ファンキー路線からオーケストラを操り かと思えばブラックファンクに名を連ね
またまた電気を操り JAZZから離れるかと思いや また熱いJAZZに戻る…
そんなお忙しい毎日の ホンの谷間にこの一枚は燦然と輝く!!
新主流派と言われた LEDの光の様な どこか醒めて輝く演奏ではなく
どこかメルヘン調の絵本の世界の 暖かい演奏を垣間見ることができる…
まろやかとまでは言えないけれど カドの取れたピアノの響きを聴きながら
ナカミ以上に芸術的な このジャケを眺めているだけで
誰もが優しい気持ちになれるはず!
音楽は理屈の時もあれば そうじぁない時もある
今は後者の方かな〜
別にコレに関しては 特別JAZZなんて意識しなくたって
充分そのスジは通っているはず!
『マイソング』とか)かと思って聴いたら、そうではなかったので、よくわからない作品として
自分の中にあった。しかし年月が経ち、ジャズに対する知識も増えてこのアルバムに向き合うと、
全然違う内容であることがわかってくる。
録音は1968年。『処女航海』から3年、マイルス・グループに入り5年が経っている。マイルス・グループに
入ると、各ミュージシャンたちは最大限に刺激され、持っている天分の上限超えを実現する。その間、彼らは、
ブルーノートを中心に リーダー作を吹き込み、それがまた名盤クオリティとなる。
マイルスは、黄金クインテット4部作を完成させ、次の挑戦、電化へと向かう。マイルス・コンボではボスに
厳しく締め付けられているので(精神的に)、彼らは自分のリーダー作となると、そこから離れたことをする。
『スピーク・ライク・ア・チャイルド』でのハンコックもその傾向が顕著で、鍵はホーン・アンサンブルにある。
『処女航海』でも、F・ハバードのトランペットと、ジョージ・コールマンのテナーサックスが「海の物語」に
合わせた響きを作り出していたが、『スピーク〜』ではフリューゲルホーン、トロンボーン、アルトフルートの
3管が柔らかな響きを添えている。それらは完全にアンサンブルとして記譜され、ソロを取ることは一度もない。
これは近しいところにいたギル・エヴァンスの影響下にあるし、ホーンの選択についてはマイルスに相談し、
低音部に配置しようと考えていたチューバをバス・トロンボーンに変えている。
ホーンがさし色のように鋭く入ってくるM1「ライオット」、全体を包み込む形のM2タイトル曲。
ホーンセクションがない時は、ピアノを中心とするトリオ演奏の美しさとスイング感が際立ってくる。
これらの曲想を実現するため、『処女航海』ではマイルス・コンボのリズム隊をそのままスライドさせたが、
ここではドラムスがミッキー・ローカーになっている。彼はフォリー・ジョー・ジョーンズ風のスイング感に
加えて、ビッグバンド的なドラミングもこなす、通に人気の実力派。
名盤にエピソードありで、当初「処女航海」が男性化粧品のCM音楽として作られたことはよく知られているが、
このアルバムも1枚の写真(ジャケットに使われた恋人同士の彼ら)があった。ハービーはその写真をブルー
ノートのカメラマンだったフランシス・ウォルフのところに持っていく。いつもスタジオでハードエッジな
ミュージシャン・フォトを撮っているウォルフは優しさあふれる1枚に感動し、「これはとても無垢でナイーヴだ」
と自分の感想を言った。
そこからハービーは無垢について考え、子供の純粋さというコンセプトにたどり着く。それを受けての
リズミカルなM3はロン・カーター作で、学校に通い出した自分の息子に激励の気持ちをこめて書いた曲。
これらの事柄を理解していくと、最初はよくわからなかった音楽の世界がほどけていき、収録曲とアルバムの
良さに対して耳が開かれていく。その良さがじっくりと染み込んでくる。
本日到着したものは、ちゃんとCD(DISC印あり)でした!
聴いてみて、最初のうちはレストランに流れてそうなお洒落な曲だなくらいしか思いませんでしが、
聴いていくうちに、あることに気づきました。
あら不思議、飽きない!一曲一曲聴きやすく、あっと言う間に終わってしまいました。
とてもよかったです!
も合わせて全曲素晴らしい。ハイライトは決められない。とにかく美しく、カッコよく、何度重ねてもこの音楽体験は色褪せず劇的だ。
ハンコックに影響を与えたピアニストと言えば勿論ビル・エヴァンスだろうが、内に宿る自由なフィーリングは同類でも、
すいこまれるような受動的な美学に完璧さを発揮したエヴァンスに比べ、ハンコックはより能動的、男性的なスケールの大きさが
ヒシヒシと伝わるところが魅力だろう。音色は常に美麗で完璧、プラスアルファ〈躍動〉する。
サイドマンも充実だが、特に方向性をよく解釈しているドラム奏者のミッキー・ローカーがGood Job。
ジャズファンの枠に縛られずに、音楽好き(!)なら誰にでもお薦めしたくなっちゃう。
どの曲でも透明感のあるハーモニーが繰り広げられています。本当に繊細なピアノ。
特に表題作の「Speak Like a Child」は、フルートのメロディがなんともいえない儚さを醸し出しており、ちょうどジャケットのような淡いピンク色の夕暮れ時をイメージさせます。やさしさと美しさが存分に味わえるハービーの名盤です。