「攻殻機動隊SAC」は、1stも2ndも最後の最後で、
全部をタチコマに持って行かれてしまい、
本来主人公であるべき9課の面々や
1stの笑い男や2ndの久世、合田達(人間やサイボーグ等)ですら、
完全にワキ役にまわってしまったような気がします。
それだけ「SAC」シリーズにおいて、
タチコマの存在感っていうのが大きかった、ということだと思います。
ラストシーンでは、「単座式多脚装甲車」っぽくなり、
原作と同じフチコマって名称だけど
ノーテンキさ(人間らしさ)もなく、
ただただ、登場キャラクターのバトー同様もの悲しく感じました。
「SAC 2nd」の第一話に、
タチコマはふざけて機械的な声で9課の面々を驚かせましたが、
その物語のラストでは本当に機械的な声になってしまうなんて。
その前に「♪手のひらを太陽に」の歌があっただけに、
その悲しさはいっそう増しました。
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 13 [DVD]
¥1,800 ¥1,800 税込
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 田中敦子, 神山健治, 阪脩 |
稼働時間 | 1 時間 5 分 |
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商品の説明
レビュー
監督・シリーズ構成: 神山健治 原作・協力: 士郎正宗 ストーリーコンセプト: 押井守 キャラクターデザイン: 後藤隆幸/西尾鉄也 オリジナルキャラクターデザイン: 下村一 メカニカルデザイン: 寺岡賢司/常木志伸 美術監督: 竹田悠介 美術設定: 加藤浩 3D監督: 遠藤誠 撮影監督: 田中宏侍 企画: 石川光久/渡辺繁 音響監督: 若林和弘 音楽: 菅野よう子 声の出演: 田中敦子/阪脩/大塚明夫/山寺宏一/仲野裕/大川透/小野塚貴志/山口太郎/玉川紗己子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4934569618399
- 監督 : 神山健治
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 5 分
- 発売日 : 2005/3/25
- 出演 : 田中敦子, 阪脩
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B0007N34W6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 45,991位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,088位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2005年9月29日に日本でレビュー済み
見終わった時は正直複雑な心境で…。
クゼやゴーダについては確かにどんどん尻すぼみ的にその他のキャラの一人、
という扱いになっていました。
ただ実際の世界においても悲しいかな、
事件は起こっている―起こった瞬間に騒がれるものであり、
起こした犯人は同じく最初のうちだけ注目されます。そしてすぐに忘れられてしまうのです。
それを考えるとあまり違和感は感じませんでした。
(ある意味クゼの最期は素子へのメッセージというドラマティックな終わり方をしているともとれますし…)
それよりもタチコマ達の行動は、泣けはするのですが1stから観ていると
えっ!?また!?という気がしてしまいます〜。
どんな理論や理屈をこねても、たとえ偽者だろうと作り物だろうと、
結局本人が心であると信じたならそれは心、何物にも勝るものだ―
そんなメッセージをああいう形で表現してしまうのは、
確かにわかりやすく涙は誘うものの、若干もったいないなと思いました。
とにかくいつも攻殻を観て思うのは、答えや受け止め方は全て観ている私たち次第だということでしょうか。
2ndはただの思想・政治的薀蓄ストーリーかもしれないし、色んな人の自分探しストーリーかもしれない、
ものすごい陰謀策略ストーリーと見る人もいるだろうし、
タチコマの成長ストーリーと見る人もいるかもしれない。
そして誰かにとっては究極のラブストーリーでもあるのかもしれないのです。
そういう意味でもいろんな人が観てそれぞれに考えることができれば、その数だけ答えが増える。
それはステキなことなのではないかと今は思います。
音楽は相変わらず文句なしでした!
クゼやゴーダについては確かにどんどん尻すぼみ的にその他のキャラの一人、
という扱いになっていました。
ただ実際の世界においても悲しいかな、
事件は起こっている―起こった瞬間に騒がれるものであり、
起こした犯人は同じく最初のうちだけ注目されます。そしてすぐに忘れられてしまうのです。
それを考えるとあまり違和感は感じませんでした。
(ある意味クゼの最期は素子へのメッセージというドラマティックな終わり方をしているともとれますし…)
それよりもタチコマ達の行動は、泣けはするのですが1stから観ていると
えっ!?また!?という気がしてしまいます〜。
どんな理論や理屈をこねても、たとえ偽者だろうと作り物だろうと、
結局本人が心であると信じたならそれは心、何物にも勝るものだ―
そんなメッセージをああいう形で表現してしまうのは、
確かにわかりやすく涙は誘うものの、若干もったいないなと思いました。
とにかくいつも攻殻を観て思うのは、答えや受け止め方は全て観ている私たち次第だということでしょうか。
2ndはただの思想・政治的薀蓄ストーリーかもしれないし、色んな人の自分探しストーリーかもしれない、
ものすごい陰謀策略ストーリーと見る人もいるだろうし、
タチコマの成長ストーリーと見る人もいるかもしれない。
そして誰かにとっては究極のラブストーリーでもあるのかもしれないのです。
そういう意味でもいろんな人が観てそれぞれに考えることができれば、その数だけ答えが増える。
それはステキなことなのではないかと今は思います。
音楽は相変わらず文句なしでした!
2005年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全52話終わりました。
押井守さんが参加という形での2ndシリーズ。
・1stに比べると画が大分荒くなってしまいます。
・ストーリーはやや消化不良な箇所あり。
やはり全体的な『質』を求めるなら1stシリーズが
よいと思います。
作りが細かく、視聴者の目を離さない。
画も綺麗で観てて気持ちがいいです。
ファンの方には申し訳ないんでが、押井守さんを迎えたのは
やはり失敗だったのではないだろうか?
この人は着眼点はいいのですが、まとめ方が下手なの
が難点ですね。
あとはスタッフが1stシリーズと違うのも『質』の
低下の原因なのかもしれないです。
なんでもタチコマを殺せばいいってモンじゃないぞ!!
もっと彼らの存在価値を見出して欲しかった。
上記2点をマイナスして★3つです。
・・・・やっぱどのアニメでも2作目は質が落ちますね。
でも話の創り込みと内容は1stより、細かくなっているので
観る価値はあると思います。
攻殻SACは何度観ても飽きないのがいい♪
押井守さんが参加という形での2ndシリーズ。
・1stに比べると画が大分荒くなってしまいます。
・ストーリーはやや消化不良な箇所あり。
やはり全体的な『質』を求めるなら1stシリーズが
よいと思います。
作りが細かく、視聴者の目を離さない。
画も綺麗で観てて気持ちがいいです。
ファンの方には申し訳ないんでが、押井守さんを迎えたのは
やはり失敗だったのではないだろうか?
この人は着眼点はいいのですが、まとめ方が下手なの
が難点ですね。
あとはスタッフが1stシリーズと違うのも『質』の
低下の原因なのかもしれないです。
なんでもタチコマを殺せばいいってモンじゃないぞ!!
もっと彼らの存在価値を見出して欲しかった。
上記2点をマイナスして★3つです。
・・・・やっぱどのアニメでも2作目は質が落ちますね。
でも話の創り込みと内容は1stより、細かくなっているので
観る価値はあると思います。
攻殻SACは何度観ても飽きないのがいい♪
2005年5月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
S.A.C., S.A.C.2ndGIGを経て、押井版GHOST IN THE SHELLというか「人形使い」へとつながるミッシング・リンクを埋めてくれたような感じ、といえば語弊があるだろうか。次第に変化してゆく素子を追うと、押井版GHOST IN THE SHELLの素子がなぜあのようなカタチで描かれなければならなかったのか理解できたような気がする。
よくも悪くも押井守が関わった成果なのだろうが、すべてが押井版GHOST IN THE SHELLに向けて収斂されていくような流れが描かれたのは面白いなと思う反面、S.A.C.の世界観が飲み込まれていくような気がして少し寂しく思った。
S.A.C.と比較すると爽快感が少なかったかもしれないが、ストーリー展開は2ndGIGのほうが緊密に描かれたかもしれない。特に、人とネットワークの関わりに関する考察という観点に絞ってみれば、かなり深いレベルまで考‾‾察が深化していたのが印象的だった。リアルなインターネット上で起こっているさまざまな事件(?)と対比しながら、興味深く観ることができた。
よくも悪くも押井守が関わった成果なのだろうが、すべてが押井版GHOST IN THE SHELLに向けて収斂されていくような流れが描かれたのは面白いなと思う反面、S.A.C.の世界観が飲み込まれていくような気がして少し寂しく思った。
S.A.C.と比較すると爽快感が少なかったかもしれないが、ストーリー展開は2ndGIGのほうが緊密に描かれたかもしれない。特に、人とネットワークの関わりに関する考察という観点に絞ってみれば、かなり深いレベルまで考‾‾察が深化していたのが印象的だった。リアルなインターネット上で起こっているさまざまな事件(?)と対比しながら、興味深く観ることができた。
2005年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
攻殻機動隊シリーズはとても満足できる作品でした。
自分は映画版2作品も楽しんだ人間で、神山監督は1stの1巻で映画と比べられると話してましたが正直、比べても全く劣ってません。
ゴーストインザシェルでラストの公安6課の行動は原作にも描かれていないものでビックリした記憶がありますが、それ以上の驚きがあった作品だったと思います。
あまり上手く言えないのですが、この作品は結構お金がかかって買えないなとか、後悔したくないって思う人たちがいると思いますが自分は1円もお金を損してないです。
ゲームか何かで5000円使うより、これを一つ一つ集めた方が言い方がおかしいですが、正しいお金の使い方という感じをさせます。
自分はこれ以上に欲しい物がそんなになくて、この作品を買い続けてますが、とても大事にしたくなるものだと思います。
最後にファン当然の要望ですが、続編を出してほしいです。
自分は映画版2作品も楽しんだ人間で、神山監督は1stの1巻で映画と比べられると話してましたが正直、比べても全く劣ってません。
ゴーストインザシェルでラストの公安6課の行動は原作にも描かれていないものでビックリした記憶がありますが、それ以上の驚きがあった作品だったと思います。
あまり上手く言えないのですが、この作品は結構お金がかかって買えないなとか、後悔したくないって思う人たちがいると思いますが自分は1円もお金を損してないです。
ゲームか何かで5000円使うより、これを一つ一つ集めた方が言い方がおかしいですが、正しいお金の使い方という感じをさせます。
自分はこれ以上に欲しい物がそんなになくて、この作品を買い続けてますが、とても大事にしたくなるものだと思います。
最後にファン当然の要望ですが、続編を出してほしいです。
2005年6月17日に日本でレビュー済み
1stでは「笑い男事件」(グ○コ・森○事件を思わせる)を軸に
物語が進みましたが、今回は「個別の11人」という
テロリストの存在、そして「難民解放」や「革命」といった
要素を孕んだ、複雑なストーリーでした。
少々展開について行けず、クゼの思想にも
理解に苦しみましたが、それでも見ごたえは十分でした。
九課の面々が合田の策略により、後手ごてになってしまう
ところがありますが、かえって最後の巻き返しが面白かったです。
日本初の女性総理・茅葺首相や、原作のキャラ・プロト君。
クゼや合田など、魅力的な個性をもった面々は、
時として9課のメンバー以上に強い印象を放ちます。
そして最後の最後で、自己犠牲の道を選んだタチコマたち。
素子の命令を自ら破り…ラストは…。必見です!!
(タチコマのゴーストは、ネットの海に漂っているかも?!)
星が4つなのは、"もっとじっくりとしたストーリー展開
だったらなぁ。"という点で4つにしました。
でも2nd最終巻、とうとう終わってしまった…。
最近のアニメの中で、一番のお気に入りだったのにぃ。
ガン○ム(見て無いけど)みたいに、今後もシリーズ化
して欲しいよぉ!!
物語が進みましたが、今回は「個別の11人」という
テロリストの存在、そして「難民解放」や「革命」といった
要素を孕んだ、複雑なストーリーでした。
少々展開について行けず、クゼの思想にも
理解に苦しみましたが、それでも見ごたえは十分でした。
九課の面々が合田の策略により、後手ごてになってしまう
ところがありますが、かえって最後の巻き返しが面白かったです。
日本初の女性総理・茅葺首相や、原作のキャラ・プロト君。
クゼや合田など、魅力的な個性をもった面々は、
時として9課のメンバー以上に強い印象を放ちます。
そして最後の最後で、自己犠牲の道を選んだタチコマたち。
素子の命令を自ら破り…ラストは…。必見です!!
(タチコマのゴーストは、ネットの海に漂っているかも?!)
星が4つなのは、"もっとじっくりとしたストーリー展開
だったらなぁ。"という点で4つにしました。
でも2nd最終巻、とうとう終わってしまった…。
最近のアニメの中で、一番のお気に入りだったのにぃ。
ガン○ム(見て無いけど)みたいに、今後もシリーズ化
して欲しいよぉ!!
2005年9月15日に日本でレビュー済み
全体的なクオリティーは高く、意味不明な言葉も、逆に複雑な世界観とあいまって微妙な味を出しているように思います。
ストーリー的に大風呂敷を広げたわりには、尻すぼみな感は否めないようです。
但し、タチコマの扱いにはかなり不満。
各ストーリーに頻繁に登場できるよう配慮はなされていますが、ゴースト
という重いテーマを考えた場合、単に死にキャラとしての扱いではもはや済まされないようなポジションにあるのでは…
他のメンバーが次回作(おそらく)を予定して全員残っているにもかかわらず、タチコマは形、色が違ってもとりあえず似たようなものを持ってくればよいという扱いでは、ゴースト云々で引っ張ってきた意味が非常に薄れる。
(&電脳内での活躍はそれはそれでいいですが、小型思考戦車として物理攻撃力を持った機体の活躍の場があれでは宝の持ち腐れでは)
なお、娯楽としては非常に楽しませてくれる作品にはちがいありません。次回作もたのしみです。
ストーリー的に大風呂敷を広げたわりには、尻すぼみな感は否めないようです。
但し、タチコマの扱いにはかなり不満。
各ストーリーに頻繁に登場できるよう配慮はなされていますが、ゴースト
という重いテーマを考えた場合、単に死にキャラとしての扱いではもはや済まされないようなポジションにあるのでは…
他のメンバーが次回作(おそらく)を予定して全員残っているにもかかわらず、タチコマは形、色が違ってもとりあえず似たようなものを持ってくればよいという扱いでは、ゴースト云々で引っ張ってきた意味が非常に薄れる。
(&電脳内での活躍はそれはそれでいいですが、小型思考戦車として物理攻撃力を持った機体の活躍の場があれでは宝の持ち腐れでは)
なお、娯楽としては非常に楽しませてくれる作品にはちがいありません。次回作もたのしみです。
2005年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一度見ただけでは把握できないストーリーだと思いました。
難解も難解も繰り返してみて色々な伏線等が理解できるようになっていると思います。
作画や声優さんのクオリティーはとても高いです。
ストーリーも細かいところまで作られていて大変面白いと思います。
多分年を重ねるごとにそれぞれのキャラクターの心理や思想に共感、納得、できていくような気がします。
ほのぼの桂の日常系アニメでは味わえない難解さとスリリングが楽しめるとてもよい作品だと思います。
難解も難解も繰り返してみて色々な伏線等が理解できるようになっていると思います。
作画や声優さんのクオリティーはとても高いです。
ストーリーも細かいところまで作られていて大変面白いと思います。
多分年を重ねるごとにそれぞれのキャラクターの心理や思想に共感、納得、できていくような気がします。
ほのぼの桂の日常系アニメでは味わえない難解さとスリリングが楽しめるとてもよい作品だと思います。