レンタルDVDにて鑑賞。画質は綺麗だった。よく、こんなDVDを出したものだと感心させられる。ジャック・ニコルソンが脚本を書いて、主演、製作も担当。イージー・ライダー、ファイブ・イージー・ピーセスの前の若き日のジャック・ニコルソンが初初しい。キャメロン・ミッチェルがひとり撃ち殺されたのを背に馬を進めるジャック・ニコルソン。倒れたCミッチェルを見て、見つけた男達が、「もう一人は行っちまった」とだけ。情容赦ない。
セリフが少なく、ロング・ショットが多いので、なにが画面にて起こっているのか多少分かり難い。もともとテレビで見ることを前提に作られたものではないので致し方ないが。一度目は正直、拍子抜けの印象が強かったが、見直しているうちに味が出てくる、そんな映画。ごたくを並べると、正義、運命、自由等の命題が取扱われ、その当時の公民権運動を背景になどということになるのであろうか(IMDbにてそのような書かれ方をしていた)。