内容紹介
藤原ヒロシが、自身の名義では実に10年ぶりとなるアルバムをリリース。今作では、なんとクラシックの有名曲をカバー! 作品をリリースするたびに刺激を与えてくれる彼が、またしても新世界を提示している。ゲストにエリック・クラプトンを迎えた楽曲も収録。
メディア掲載レビューほか
クラシックとダブの出会いというと、エリック・サティのジムノペディを引用したマーク・スチュワートの87年作『Stranger』が真っ先に思い出されるのだけれど、当然、その曲を知っている藤原ヒロシが4年の歳月をかけてお膳立てしたクラシックとダブの再会。バッハやシューベルト、ショパンらの有名曲をメロウにトリップ・アウトさせた作品のクオリティが高いのはもちろんのこと、そこにはきっと大切ななにかがあるはずだと思ったら、この作品はネット上にあるクラシックのミディ・データ(著作権はパブリック・ドメイン)をダウンロードし、それを加工して作ったのだそう。きわめて穏やかに時が流れる作品ではあるけれど、その背後にはあまりに鋭敏なクリエイティヴィティが横たわっていたというわけだ。唯一のゲストはエリック・クラプトン。ちなみに彼の最新作『SESSIONS FOR ROBERT J.』のDVDプロデュースを藤原ヒロシが手掛けているので、そちらもチェックしてみてほしい。 (小野田雄) --- 2005年04月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
藤原ヒロシの久しぶりのアルバムは、全曲クラシック楽曲のカヴァー。バッハやショパン、ラヴェルといったお馴染みの楽曲が、新鮮に聴ける。リーバイスのCMソングや、エリック・クラプトン参加曲も収録。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)