頭上の敵機 [DVD]
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フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ゲイリー・メリル, ポール・スチュワート, サイ・バートレット, ヒュー・マーロウ, ベアン・レイ・Jr., グレゴリー・ペック, ディーン・ジャガー, ヘンリー・キング |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 13 分 |
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商品の説明
商品紹介
第二次大戦下、戦略爆撃機に命を賭けた勇者たち!
<キャスト&スタッフ>
サベージ准将…グレゴリー・ペック
ストーバル少佐…ディーン・ジャガー
ベン・ゲートリー中佐…ヒュー・マーロウ
ダベンポート大佐…ゲイリー・メリル
カイザー大尉…ポール・スチュアート
監督:ヘンリー・キング
製作:ダリル・F・ザナック
脚本:ベアン・レイ・Jr./サイ・バートレット
撮影:レオン・シャムロイ
<ストーリー>
戦渦の激しい第二次大戦下、米第918空軍部隊の士気高揚に努力した一人の指揮官の孤軍奮闘の姿を描いた戦争映画の傑作。
<ポイント>
●1949年度アカデミー賞2部門受賞(助演男優賞/ディーン・ジャガー、録音賞受賞)
●「史上最大の作戦」の大プロデューサーであるダリル・F・ザナックが製作をつとめている。主演のグレゴリー・ペックは本作品でアカデミー主演候補となり、受賞は逃したがNY批評家協会主演男優賞を獲得。信念に生きる孤高の男を熱演しその演技力を証明した。
●戦闘シーンに米独両軍の空爆の実写フィルムを使用。迫真の空中戦も大きな見所になっている。
●日本語吹替音声計約55分収録。現存するテレビ放送当時のものを収録しております。一部吹替の音源がない部分は字幕スーパーとなっております。
Amazonより
20世紀フォックス映画の大プロデューサー、ダリル・F・ザナック製作、名匠ヘンリー・キング監督による戦争映画。第二次世界大戦下、対ドイツ戦で大量の犠牲者を出したアメリカ第918空軍部隊を指揮することになったサベージ准将(グレゴリー・ペック)の奮闘を描いていく。彼は前任者に代わり、部下を徹底的にしごくが、逆に反発をくらってしまい、ときに錯乱状態にも陥っていく。
空中戦シーンは実写フィルムを多用しており、その意味からも派手な戦闘スペクタクル映画を狙ったのではなく、あくまでもひとりの人間の心理的苦悩を描いた秀作。グレゴリー・ペックは本作の熱演でニューヨーク批評家協会主演男優賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネート。またストーバル少佐役のディーン・ジャガーがアカデミー賞助演男優賞を受賞した。(的田也寸志)
レビュー
製作: ダリル・F.ザナック 監督: ヘンリー・キング 脚本: ベアン・レイJr./サイ・バートレット 撮影: レオン・シャムロイ 音楽: アルフレッド・ニューマン 出演: グレゴリー・ペック/ディーン・ジャガー/ヒュー・マーロウ/ゲイリー・メリル/ポール・スチュワート
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 81.65 g
- EAN : 4988142271426
- 監督 : ヘンリー・キング
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 2 時間 13 分
- 発売日 : 2005/4/8
- 出演 : グレゴリー・ペック, ディーン・ジャガー, ヒュー・マーロウ, ゲイリー・メリル, ポール・スチュワート
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B0007TFB80
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 173,714位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,364位外国の戦争映画
- - 13,399位外国のアクション映画
- - 17,337位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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敵はドイツなのか、上層部なのか部下なのか、はたまた…。
派手なだけの現代映画にはない作り込まれた名作。
軍人と言うのは、奴隷が奴隷に命令しているに過ぎない。
戦争の大元は、これを笑ってぼろ儲けしているのに。
見ていて、アホくさい戦いに真剣にやっているのは、これはコメディなのか?
グレゴリー・ペックが指揮官になる前は、どうなるんかな?って面白く見ていたが、
こうバカのヒーロー堅物が主役では見る気無がくなって、途中でやめた。
今の映画って見栄えだけよくできてるのかも?映画って本来こんな感情を持たせてくれるものだった気がします。
最初の方に、胴体着陸をする爆撃機の描写があり、このカット周辺の飛行の様子や音響はリアリティがあり、戦闘場面から始めるのではなく、その帰還の困難さが示されています。此処で語られるエピソード、飛行指揮官が頭部を負傷し、錯乱した状態で作戦遂行の障害となるのです。これは後に飛行機に乗り込むペックの有り得べき姿でもあるとも解釈されます。この時の部隊の指揮官は、部下を失うプレッシャーから苦悩しています。そこでペックが登場しますが、この時点では快活な人物として登場します。この対比が有り、終盤二人のメンタルの水準は逆転します。部下は作戦の困難度が高まれば生存の確率が下がり、指揮官は部下の能力を高めれば作戦の困難度を上げる事を受け入れなくてはならない。そうした相反した力学が働いています。
この映画をリーダー論として抽出する事は可能ですが、それは同時に戦争を経済活動として解釈する事を呼び込みます。部下を一旦数字に還元するのです。ですが困難な作戦、敵国の白昼爆撃を成功させるのは、リスクを高めるどころか実体化する事なので、そのプレッシャーはストレス障害を表面化させると言う心理も抱え込む事だともなるのです。
この映画の戦闘シーンは実際の記録映像が使用されています。爆撃により地上が爆煙に包まれる俯瞰の映像が有りますが、実際にその下で市民が亡くなっている可能性は排除できません。戦争を経済活動と見るとはそうした可能性を一旦想定から排除する事になりますが、では地上の市民は、爆撃機の搭乗員の苦しみを想像することは可能なのか。この映画は戦後、機上と地上を想像上繋ぐことが可能になったと示しているように感じます。その為にはリーダーは思い出になる事が、退場する事が求められているとも感じました。「プライベート・ライアン」に先行し共通するものがある様に感ずるのです。