伝説として、語られている、初来日ライブは、見逃したが、2度目、3度目は、この目でしっかりと確かめた。グレート!
このライブ盤は、彼らの、最高期を切り取った傑作だ。特に、{天井桟敷の吟遊詩人}のイントロの、かっこよさは、他に、類を見ない。同曲は、4つのバージョンがある。イカシタ、順に、並べると、1、このライブバージョン 2、オリジナルアルバムバージョン 3、アニバーサリーコレクションに納められている編集バージョン 4、各ベストに、納められているシングルバージョン となる。1曲でけでも、こんなに、こだわって、いろいろやるのは、やはり、マーティ・ベリンとイアン・アンダーソンの並はずれた才能による。 他に、シングルのみで、リリースされた、{スウイート・ドリーム}も、このライブバージョンのほうが、遥かに、良い。実は、同じ、アレンジで、ライブバージョンのほうが、良い、といううグループは、少ないのだ。なのに、彼等の、公式ライブ盤が、この一枚しかないというのが、不思議でたまらない。そういった意味でも、このアルバムは、価値ある一枚なのだ。