モルダー&スカリーが、FBIの未解決事件簿"X-ファイル"の 真相究明に体当たりする! 史上最大のTVシリーズ、X-ファイルシーズン1、vol.2登場! <キャスト&スタッフ> フォックス・モルダー捜査官…デイビッド・ドゥカブニー(小杉十郎太) ダナ・スカリー捜査官…ジリアン・アンダーソン(相沢恵子) 製作総指揮:クリス・カーター ●字幕翻訳:森泉佳世子 ●吹替翻訳:伊原奈津子/宮川桜子 <ストーリー> ■ジャージー・デビル ニュージャージー州のアトランティック・シティーでホームレスが全身を噛み切られて死んでいた。歯形から見て人間の犯行と推測される。何十年か前に同じような事件が起きていたが、地元警察は協力を拒否。地元の森林警備隊は森の中で獣のような人間を目撃したと言う。伝説の獣人「ジャージー・デビル」の仕業と見てモルダーは捜査を開始した。 ■影 ペンシルバニア州で男性2人の変死体を発見。外傷が無いのに咽頭や食道が砕かれており死体からは静電気が放出。モルダーはサイコキネシス(心霊念力)による犯行だと疑う。また現場近くのキャッシュ・マシーンの監視カメラには、被害者が女性の鞄をひったくる映像が記録されていたが、何とその女性の側には自殺した別の男の影が映っていた。 ■機械の中のゴースト バージニア州の大手コンピューター開発会社の高層オフィスビル内で会社役員が感電死した。このビルは警備は勿論、室温調整からトイレの水量まで全てがメインコンピューターによってコントロールされている。被害者は洗面所に閉じ込められ、鍵で扉を開けようとして感電、体を2mも飛ばされていたと言うがそれはプログラム上有り得ない事だった。 ■氷 アラスカ州の北極圏、雪と氷に閉ざされた研究所で地質学者チーム全員が謎の死を遂げた。彼らが調査していたものは氷に閉じ込められた人類創世以前の地層であり、サンプル採掘に成功した矢先であった。現場には惨殺死体が散乱。唯一生き残っていたペットの体内からは1匹の寄生虫が摘出された。そして学者達の死体の体内からも発見された。 <ポイント> ●映画並みの費用と技術で製作されたSFドラマの最高峰! ●アメリカ連邦捜査局(FBI)に保管されている、常識では考えられない事件のレポート"X-ファイル"。X-ファイルは、これらのミステリアスな未解決事件を2人のFBI捜査官が再調査し、解明に挑む1時間ドラマである。 ●現代科学をもってしても解明できない超常現象や、宇宙人たちによる地球侵略計画などの難事件が、次々とモルダーやスカリーの手に委ねられていく……。 ●収録エピソード(全4話):ジャージー・デビル/影/機械の中のゴースト/氷 <特典> ●「ジャージー・デビル」:海外吹替名場面集(日本語、ドイツ語、スペイン語) ●「氷」:海外吹替名場面集(日本語、スペイン語、イタリア語)
「X-ファイル」のファースト・シーズン当時は、製作者のクリス・カーターはシリーズの将来に確固たる自信を持っておらず、各エピソードは自己完結型のサスペンスストーリーで構成され、現在のX-ファイル・ミソロジー(神話)が織りなす深遠さには到達していない。また、この後に続くシーズンで見られる自己パロディやユーモアが取り入れられてもいない。しかし、後に獲得する名声を予感させるだけの要素はすでに現われている。映画としてのプロダクションバリュー(人目を惹くパフォーマンス)と卓越したSFXの技法が盛り込まれ、バンクーバーにある撮影所の照明が荒涼とした雰囲気を醸し出し、マーク・スノーが紡ぎ出す音楽は荘厳な調べを奏で、オカルト、信仰、怪物から都市伝説、陰謀説、SFにまで幅広く題材を求めて巧妙なストーリーが組み立てられている。ファースト・シーズンのハイライトは、FBI捜査官のダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)とフォックス"スプーキー(変人)"モルダー(デイビッド・ドゥカブニー)という、2人の最も魅力的な人物の登場に尽きる。生真面目な医学博士のスカリーは、FBIで超常現象を扱う部署であるX-ファイル課に配属され、モルダーとともに勤務することになる。モルダーはニコリともせずに冗談を言いながら直感でものを考えるタイプで、超常現象の存在を強く信じており、観客が気づく前に悪者を見抜くほど頭の切れる数少ないTVシリーズの登場人物。何かと対立するが互いに惹かれあった2人の深い友情は、日常生活に奇怪さと恐怖が潜む世界に、人間的な心情をもたらしている。(Eugene Wei, Amazon.com)
製作総指揮: クリス・カーター 出演: デヴィッド・ドゥカヴニー/ジリアン・アンダーソン 声の出演: 小杉十郎太/相沢恵子 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)