モルダー&スカリーが、FBIの未解決事件簿"X-ファイル"の真相究明に体当たりする! 史上最大のTVシリーズ、X-ファイルシーズン1、vol.4登場! <キャスト&スタッフ> フォックス・モルダー捜査官…デイビッド・ドゥカブニー(小杉十郎太) ダナ・スカリー捜査官…ジリアン・アンダーソン(相沢恵子) 製作総指揮:クリス・カーター ●字幕翻訳:森泉佳世子 ●吹替翻訳:宮川桜子 <ストーリー> ■海の彼方に ノースカロライナ州で若いカップルがデート中に誘拐される。1年前に起きた殺人事件と手口が酷似している事から、人質が5日以内に殺される可能性は高い。手掛かりが掴めぬまま数日が過ぎる中で、ひとりの死刑囚が死刑中止と引き換えに犯人と人質の居場所を霊視すると約束した。果して彼はチャネリングによって犯人を捜し当てる事が出来るのか? ■性を曲げるもの マサチューセッツ州のホテルの一室で男の変死体が発見された。監視用カメラは彼が娼婦らしき小柄な女と部屋に入るのを捕らえている。しかし出てきたのは大柄な男ただひとり。部屋は地上30階、女がホテルを出た形跡はない。酷似した事件は過去半年で4件。男女2名ずつの死者が出ている。いずれも死因は動脈破裂、性交渉の最中に死亡したと思われる。 ■ラザロ メリーランドの銀行で捜査官と連続強盗犯が撃ち合い、病院に担ぎ込まれた。2人の心臓が停止してから13分後、捜査官のみが奇跡的に生き返った。数日後、遺体安置所に有った犯人の遺体から左手の指3本が切り取られる事件が有った。結婚指輪目当ての犯行だ。切断に使われた器具からは、なぜか捜査官の指紋が検出された。そして彼は行方不明に。 ■再生 メリーランド州の宝石店で殺人事件が発生。女性店員が射殺され、メッセージの筆跡、そして犯行の手口から犯人を断定。しかしその男は5年前、服役中の刑務所で死んでいる。当時、死亡診断書を発行した担当医は医師免許を剥奪された医学博士。早老症を防ぐ研究過程で若返りの治療法を発見し、人体実験を行っていた。死んだはずの囚人が実験によって生き返った事も推測される。 <ポイント> ●映画並みの費用と技術で製作されたSFドラマの最高峰! ●アメリカ連邦捜査局(FBI)に保管されている、常識では考えられない事件のレポート"X-ファイル"。X-ファイルは、これらのミステリアスな未解決事件を2人のFBI捜査官が再調査し、解明に挑む1時間ドラマである。 ●現代科学をもってしても解明できない超常現象や、宇宙人たちによる地球侵略計画などの難事件が、次々とモルダーやスカリーの手に委ねられていく……。 ●収録エピソード(全4話):海の彼方に/性を曲げるもの/ラザロ/再生 <特典> ●「海の彼方に」:海外吹替名場面集(日本語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語)
「X-ファイル」のファースト・シーズン当時は、製作者のクリス・カーターはシリーズの将来に確固たる自信を持っておらず、各エピソードは自己完結型のサスペンスストーリーで構成され、現在のX-ファイル・ミソロジー(神話)が織りなす深遠さには到達していない。また、この後に続くシーズンで見られる自己パロディやユーモアが取り入れられてもいない。しかし、後に獲得する名声を予感させるだけの要素はすでに現われている。映画としてのプロダクションバリュー(人目を惹くパフォーマンス)と卓越したSFXの技法が盛り込まれ、バンクーバーにある撮影所の照明が荒涼とした雰囲気を醸し出し、マーク・スノーが紡ぎ出す音楽は荘厳な調べを奏で、オカルト、信仰、怪物から都市伝説、陰謀説、SFにまで幅広く題材を求めて巧妙なストーリーが組み立てられている。ファースト・シーズンのハイライトは、FBI捜査官のダナ・スカリー(ジリアン・アンダーソン)とフォックス"スプーキー(変人)"モルダー(デイビッド・ドゥカブニー)という、2人の最も魅力的な人物の登場に尽きる。生真面目な医学博士のスカリーは、FBIで超常現象を扱う部署であるX-ファイル課に配属され、モルダーとともに勤務することになる。モルダーはニコリともせずに冗談を言いながら直感でものを考えるタイプで、超常現象の存在を強く信じており、観客が気づく前に悪者を見抜くほど頭の切れる数少ないTVシリーズの登場人物。何かと対立するが互いに惹かれあった2人の深い友情は、日常生活に奇怪さと恐怖が潜む世界に、人間的な心情をもたらしている。(Eugene Wei, Amazon.com)
製作総指揮: クリス・カーター 出演: デヴィッド・ドゥカヴニー/ジリアン・アンダーソン 声の出演: 小杉十郎太/相沢恵子 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)