ヒズ・ガール・フライデー [DVD]
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登録情報
- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.4 cm; 81.65 g
- EAN : 4959321250303
- メディア形式 : DVD-Video
- 発売日 : 2005/4/23
- 出演 : ケーリー・グラント
- 販売元 : ビデオメーカー
- ASIN : B0007YVXDW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,621位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,689位外国のコメディ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年12月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ロザリンド・ラッセルとケーリー・グラントによる捲し立てる会話劇で、見終わったあとは台風が過ぎ去った後の様です。冒頭の「新聞記者が殺人以外なら何でもやった古い時代」というクレジットの通り、新聞記者たちの出鱈目で当意即妙なやり取りが面白い良く出来た映画です。
2012年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界最大のインターネット映画投票サイトIMDb top250に入る名作
これほどの名作にもかかわらずTsutayaの店舗にも
TsutayaのインターネットレンタルDiscusにもないのでDVD買いました。
後述しますが内容には大満足です。
先にメディアフォーマットのことを書きます。
というのも、内容ではなく収録状態は不満でしたので、別の版で見ることをおすすめします。
公開から50年経つと著作権が消失し、こうした廉価版DVDとして誰でも販売が可能となる。
その場合マスターのフィルムでないものからDVDが作られていることが多く、今回のDVDは
画質も悪いし、音もノイズがけっこう乗ってます。
字幕に関しても“悪い”ってほどではないですが、早口で主人公たちが【掛け合い】をする
この手のコメディでは、あっというまに長い字幕が消えてしまうので意味が取りづらいです。
この手のコメディは吹き替えのほうがいいですね。
なので、別のDVDを試したほうがよいかもしれません。発売元によっては収録状態がよい
かもしれませんので。
---
コメディ映画としての完成度は非常に高いと思います。
というのも、この原作となった『フロント・ページ』というブロードウェイの戯曲は4度も映画化されてます。
その中でも、この映画は一番評価が高い。
私自身は、3度めの映画化であるビリー・ワイルダーの『フロント・ページ』は見てますが
どちらも面白かったです。
原作は男同士の話ですが、本作ではヒルディを女性にし、ウォルターの元妻としていて
ラブコメディとなっている点が魅力的です。
笑いの感覚っていうのは時代性を反映させるものっていうイメージがあり
【古い笑い=ベタで面白くない】と誤解が自分にもありましたが
こういう映画を見ると、笑いにも完成度というか笑いの文法といったようなものがあり
プロの仕事だなぁ、って思いました。
ヒロインが看守を買収するのに、『あなた、20ドル落としたわよ』と無理やりお金を受け取らせるシーン
逆に、市長が買収しようと思っているメッセンジャーは、妻の話ばかりでまったく状況を察しない、などシーンの
対比がとてもおかしい。
目的のためなら手段を選ばない主人公やヒロインは、道徳的には共感できないかもしれませんが
この映画はコメディ作品なので・・
---
こうした古い映画は版権が切れてたり、直接的な利益にはなりにくいのですが
こうしたものこそ、国が文化として守っていってほしいものです。
美術館や博物館などは維持費が高く、また集客の告知もしないといけないのですが
インターネットのパブリックドメイン映画は一度、修復したら維持費も殆どかからないし
本物の名作はAFIやIMDbなどでいつでもAll Time Bestとしてランク・インするので告知費用もなく
多くの人に届けられるので、とても良いと思います。
いかがでしょうか?
これほどの名作にもかかわらずTsutayaの店舗にも
TsutayaのインターネットレンタルDiscusにもないのでDVD買いました。
後述しますが内容には大満足です。
先にメディアフォーマットのことを書きます。
というのも、内容ではなく収録状態は不満でしたので、別の版で見ることをおすすめします。
公開から50年経つと著作権が消失し、こうした廉価版DVDとして誰でも販売が可能となる。
その場合マスターのフィルムでないものからDVDが作られていることが多く、今回のDVDは
画質も悪いし、音もノイズがけっこう乗ってます。
字幕に関しても“悪い”ってほどではないですが、早口で主人公たちが【掛け合い】をする
この手のコメディでは、あっというまに長い字幕が消えてしまうので意味が取りづらいです。
この手のコメディは吹き替えのほうがいいですね。
なので、別のDVDを試したほうがよいかもしれません。発売元によっては収録状態がよい
かもしれませんので。
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コメディ映画としての完成度は非常に高いと思います。
というのも、この原作となった『フロント・ページ』というブロードウェイの戯曲は4度も映画化されてます。
その中でも、この映画は一番評価が高い。
私自身は、3度めの映画化であるビリー・ワイルダーの『フロント・ページ』は見てますが
どちらも面白かったです。
原作は男同士の話ですが、本作ではヒルディを女性にし、ウォルターの元妻としていて
ラブコメディとなっている点が魅力的です。
笑いの感覚っていうのは時代性を反映させるものっていうイメージがあり
【古い笑い=ベタで面白くない】と誤解が自分にもありましたが
こういう映画を見ると、笑いにも完成度というか笑いの文法といったようなものがあり
プロの仕事だなぁ、って思いました。
ヒロインが看守を買収するのに、『あなた、20ドル落としたわよ』と無理やりお金を受け取らせるシーン
逆に、市長が買収しようと思っているメッセンジャーは、妻の話ばかりでまったく状況を察しない、などシーンの
対比がとてもおかしい。
目的のためなら手段を選ばない主人公やヒロインは、道徳的には共感できないかもしれませんが
この映画はコメディ作品なので・・
---
こうした古い映画は版権が切れてたり、直接的な利益にはなりにくいのですが
こうしたものこそ、国が文化として守っていってほしいものです。
美術館や博物館などは維持費が高く、また集客の告知もしないといけないのですが
インターネットのパブリックドメイン映画は一度、修復したら維持費も殆どかからないし
本物の名作はAFIやIMDbなどでいつでもAll Time Bestとしてランク・インするので告知費用もなく
多くの人に届けられるので、とても良いと思います。
いかがでしょうか?
2020年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
狂ったように台詞が多く二日酔いの朝とかに観たら間違いなく死ぬ。舞台劇の映画化で、同じのは後にビリー・ワイルダー監督が、ウォルター・マッソー、ジャック・レモン、スーザン・サランドン出演で、『フロント・ページ』(1974年)とういう題名でリメイクしていて(三度目のリメイク)、そっちの方が観やすい作品になっている。ハワード・ヒューズ監督だからか、なんとなくハードボイルド色が出てしまいすぎたように思う。
2016年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新聞記者を主人公にした軽妙なコメディの快作。原作は、本作品の脚本も担当しているベン・ヘクトとチャールズ・マッカーサー(この二人は映画の名脚本家コンビ)合作によるブロードウェイ舞台劇 ”Front Page”で、1928年に公開され、翌年にかけてロングランとなった。トーキー時代を迎えた映画界は、このヒット舞台劇を1931年にリュイス・マイルストーン監督で映画化(邦題名「犯罪都市」)、1940年、記者を女性に変え、再映画化されたものが本作である。その後、1974年にビリー・ワイルダー監督により3度目の映画化作品「フロントページ」が作られた。以上、簡略な本作品成立前後の過程である。
前段では、主人公の新聞社の辣腕編集長ウォルターと離婚したばかりの元部下の腕利き女記者ヒルディとの機関銃のような会話の応酬で占められる。男女の仲の会話というよりも、少しでも自分の会社に有利に事を運ぼうとするビジネスマンの駆け引きの攻防のように見えておかしい。中断は刑事裁判所記者室に詰める各社の記者たちのやりとりと、ヒルディが死刑囚への取材を試みる場面、後段は、ラストになるにつれ、加速度的にスピーディーな展開が続き、状況変化のおもしろさとサスペンスに引きずり込まれる。見終わった後は、騒々しくせわしない割に意外とすっきりした余韻が残る。
その要因は、原作、脚本が優れていることにある。お話しの本筋を簡素にし、それに関連した肉付けがとてもうまい。人物の会話や行動、小道具などを通じて原因、その過程、結果をしっかり描き、一つ一つの肉付けが、お互いに有機的に配置されていて、無駄なところがない。一見脱線している場面でも、後から振り返ると意味のあることに気づかされる。
もう一つは、テンポが良いことである。先に記したように前段、中断、後段とテンポに変化をつけ、早口会話の場面と場面の間にも電話のベルの音や新たな人物を登場させたりして「間」を入れ、緩急のバランスをとっている。ヒルディの婚約者で堅気のブルースが本筋の合間に登場し、コーヒーブレーク的役割を担っているのはその一例である。そのため、ストーリーを追うのではなく、テンポの良さに乗せられ、画面そのものの展開を楽しむべき性質の作品に仕上がっている。このような緩急自在な演出の呼吸はハワード・ホークスならではのものであると思う。コメディに最も大切なのはテンポのよさだということを改めて感じさせる。
この映画の見逃せない特徴の一つは、新聞業界の体質と内情、記者の気質が軽いタッチで描かれていることである。主人公の辣腕編集長とその薫陶を受けた腕利き女記者記は、コメディ映画の登場人物として相当脚色されているが、最初のタイトルで説明のある通り(取材のためなら)「殺人以外は何でもする」という言葉通り、特ダネ狙いに邁進する。一方、記者室に詰める各社の記者たちは、馴れ合いながらも牽制し合う記者クラブ的体質を感じさせる。また、編集長の子分ルイ(雰囲気は渥美清に似ている)は裏社会に通じていて、大変な暗躍ぶり、こちらもかなり脚色化されている。さらには、売らんがためについついスキャンダラス的記事を書いてしまう体質など興味深い問題が見受けられる。ただし、これらの問題はあくまでもコメディとしての線の上でさらりと描かれていて、揶揄程度にとどまっている。
しかしながら、原作者の一人であるベン・ヘクトは記者出身なので、このような新聞業界の内情をよく知っているので、軽く描かれているとはいえ、真実味を感じる。一見軽妙な笑いの中に少々毒気を感じるのは、そのためである。
正に生き馬の目を抜く世界デス。
前段では、主人公の新聞社の辣腕編集長ウォルターと離婚したばかりの元部下の腕利き女記者ヒルディとの機関銃のような会話の応酬で占められる。男女の仲の会話というよりも、少しでも自分の会社に有利に事を運ぼうとするビジネスマンの駆け引きの攻防のように見えておかしい。中断は刑事裁判所記者室に詰める各社の記者たちのやりとりと、ヒルディが死刑囚への取材を試みる場面、後段は、ラストになるにつれ、加速度的にスピーディーな展開が続き、状況変化のおもしろさとサスペンスに引きずり込まれる。見終わった後は、騒々しくせわしない割に意外とすっきりした余韻が残る。
その要因は、原作、脚本が優れていることにある。お話しの本筋を簡素にし、それに関連した肉付けがとてもうまい。人物の会話や行動、小道具などを通じて原因、その過程、結果をしっかり描き、一つ一つの肉付けが、お互いに有機的に配置されていて、無駄なところがない。一見脱線している場面でも、後から振り返ると意味のあることに気づかされる。
もう一つは、テンポが良いことである。先に記したように前段、中断、後段とテンポに変化をつけ、早口会話の場面と場面の間にも電話のベルの音や新たな人物を登場させたりして「間」を入れ、緩急のバランスをとっている。ヒルディの婚約者で堅気のブルースが本筋の合間に登場し、コーヒーブレーク的役割を担っているのはその一例である。そのため、ストーリーを追うのではなく、テンポの良さに乗せられ、画面そのものの展開を楽しむべき性質の作品に仕上がっている。このような緩急自在な演出の呼吸はハワード・ホークスならではのものであると思う。コメディに最も大切なのはテンポのよさだということを改めて感じさせる。
この映画の見逃せない特徴の一つは、新聞業界の体質と内情、記者の気質が軽いタッチで描かれていることである。主人公の辣腕編集長とその薫陶を受けた腕利き女記者記は、コメディ映画の登場人物として相当脚色されているが、最初のタイトルで説明のある通り(取材のためなら)「殺人以外は何でもする」という言葉通り、特ダネ狙いに邁進する。一方、記者室に詰める各社の記者たちは、馴れ合いながらも牽制し合う記者クラブ的体質を感じさせる。また、編集長の子分ルイ(雰囲気は渥美清に似ている)は裏社会に通じていて、大変な暗躍ぶり、こちらもかなり脚色化されている。さらには、売らんがためについついスキャンダラス的記事を書いてしまう体質など興味深い問題が見受けられる。ただし、これらの問題はあくまでもコメディとしての線の上でさらりと描かれていて、揶揄程度にとどまっている。
しかしながら、原作者の一人であるベン・ヘクトは記者出身なので、このような新聞業界の内情をよく知っているので、軽く描かれているとはいえ、真実味を感じる。一見軽妙な笑いの中に少々毒気を感じるのは、そのためである。
正に生き馬の目を抜く世界デス。
2018年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒頭から最後までずーーーとマシンガントークの掛け合いが続き疲れました。
2020年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ケーリー・グラントとロザリンド・ラッセルのスクリューボール・コメディ。
ビリー・ワイルダー顔負けの笑いを誘うテンポの良さが絶品。
H・ホークスは硬軟自在な名監督。その好調期に生まれたアメリカ映画です。
ビリー・ワイルダー顔負けの笑いを誘うテンポの良さが絶品。
H・ホークスは硬軟自在な名監督。その好調期に生まれたアメリカ映画です。
2021年12月26日に日本でレビュー済み
怒涛のスクリューボールコメディなのに無駄のない脚本。さすがのチャールズ・レデラー。
しかしラストの展開は、ちょっと強引なヤッツケ感が否めない。
元のオリジナルのブロードウェイの方が、盟友ベン・ヘクトとチャールズ・マッカーサーなので、そっちのオチの方が良かったかな?
タイトルは元の”Front Page”の方が良かった気もするが、記者をオリジナルの男性から女性に変えたというのが、当時としては一番の見所だったのだろう。
話の背景は結構ヘヴィで社会派なのに、あそこまで軽妙にコメディとして回せるのは、やはり時代かな。
BLMな今のご時世では、敢えて非現実的なまでに極端なブラックな笑い(特に市長の登場シーンなど)で毒を盛らないと難しいだろう。
というか、そもそもケーリー・グラントのアノ役をギリギリ嫌味スレスレの塩梅で出来る役者なんか、もういないか。
しかし、それにしても画質が悪かった。
昔の映画とはいえ、もっと古い作品で、もっとマシな画質は、他にも色々あるんで、リリースする以上は、もうチョットなんとかして欲しかった。
(ちなみにAmazon prime 特典の配信にて鑑賞)
しかしラストの展開は、ちょっと強引なヤッツケ感が否めない。
元のオリジナルのブロードウェイの方が、盟友ベン・ヘクトとチャールズ・マッカーサーなので、そっちのオチの方が良かったかな?
タイトルは元の”Front Page”の方が良かった気もするが、記者をオリジナルの男性から女性に変えたというのが、当時としては一番の見所だったのだろう。
話の背景は結構ヘヴィで社会派なのに、あそこまで軽妙にコメディとして回せるのは、やはり時代かな。
BLMな今のご時世では、敢えて非現実的なまでに極端なブラックな笑い(特に市長の登場シーンなど)で毒を盛らないと難しいだろう。
というか、そもそもケーリー・グラントのアノ役をギリギリ嫌味スレスレの塩梅で出来る役者なんか、もういないか。
しかし、それにしても画質が悪かった。
昔の映画とはいえ、もっと古い作品で、もっとマシな画質は、他にも色々あるんで、リリースする以上は、もうチョットなんとかして欲しかった。
(ちなみにAmazon prime 特典の配信にて鑑賞)
2014年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは私の見た映画の中で最高のランクのうちの一つです。この映画でハワードホークスの評価が上がりました。