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Spiritual Unity
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曲目リスト
1 | Ghosts: First Variation |
2 | The Wizard |
3 | Spirits |
4 | Ghosts: Second Variation |
商品の説明
内容紹介
ESP's first recording session was on July 10, 1964, in the tiny Variety Arts Recording Studio, just off Times Square. Just before 1 PM, SUNNY MURRAY arrived, a large, genial walrus, moving and speaking with an easy agility that belied his appearance. GARY PEACOCK was next, tall, thin, ascetic looking, and soft spoken, with an introspective and kindly demeanor. ALBERT AYLER was last, small, wary and laconic. The walls of the reception area were covered with Latin album jackets. The engineer quickly set up the mikes and began the session. B sat outside in the reception area with Annette Peacock, Gary\'s wife. As the music was heard through the open outer door of the control room, felt a sense of jubilation. At one point, the engineer fled the control room for a few minutes, but returned in time to change the tape for the next selection. When the session was over, B learned that it had been recorded in monaural, although he remembered requesting a stereo recording. Happily, the engineer Joe had properly miked and mixed the session, and the recording stands today as a classic of the genre. After the session, the participants sat in a coffee shop next door, while they were paid and signed recording agreements. A few days later, B saw them off on their flight to Europe from Idlewild International Airport for a European tour. DON CHERRY was with them. Albert Ayler-saxophone Gary Peacock-bass Sunny Murray-percussion.
Product Description
Pressed on 180-gram virgin vinyl. Includes digital download card. Original artwork restored. Hand-numbered limited edition of 1,000 copies. Originally recorded July 10, 1964, in the tiny Variety Arts Recording Studio.
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.5 x 14 x 0.89 cm; 56.13 g
- メーカー : Esp Disk Ltd.
- EAN : 0825481010023
- 製造元リファレンス : unknown
- オリジナル盤発売日 : 2005
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Esp Disk Ltd.
- ASIN : B0007Z9RAC
- 原産国 : アメリカ合衆国
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,240位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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これを聴いた時の印象は、”きれいな音楽だな”というもの。雑味がほとんどない。3人が別のことを
しているのに、そこに静かな広がり(水面のようなもの)がある。それぞれ異なることをしている
ようでいて、緊密に関連づけられている(これがスピリチュアル・ユニティの意味なのだろう)。
アイラーの吹くサックスは、一般的なジャズや音楽だけを愛する人からすれば、強い拒否反応を
抱くだろうし、ただのメチャクチャで、聴くに耐えないものとなるだろう。
だが、すでにコルトレーンの音楽も、この手前のところまで来ていた。トリオでそれぞれが立体的な
存在として機能するというのは、ビル・エヴァンスのトリオが演っていた。クラシック音楽とジャズは、
バトンを渡していくように、新しい世代が前の世代を乗り越えていくドラマのような展開を持つ。
アイラーのこの演奏と、その記録であるアルバムは、見事な成果、到達点としてリリースされた。
このアルバムのすごいところは、アイラーが敷いたレール(演奏上のルールと、音楽的なコンセプト)
から、一瞬もアンサンブルが外れずに、最後まで完璧に走り切るところ。その演奏能力と完成度の
高さは、達人たちによる演舞のようで、リスナーは心が充たされつつ開かれていく感覚を味わう。
M1「Ghosts: First Variation」は、アイラーの吹くサックスの朗々たるテーマから始まる。それは
海兵隊員のラッパのようなあっけらかんとした屈託のないメロディ。その後演奏は、フリーな状態に
突入するが、それら4曲の、どの部分の、どのミュージシャンの演奏を聴いても、成り立っているし、
気持ちが良い。最も素晴らしい瞬間は、M3「Spirits」の後半、アイラーが沈黙し、サニー・マレイと
ゲイリー・ピーコックだけになるところではないだろうか。
このアイラーの音楽を聴いていると、宇宙のビッグバンの後の「晴れ上がり」を思い出す。ビッグバン
直後の初期宇宙は高温で霞みがかっているが、その状態が落ち着き温度が下がると、物質密度が減少
する。すると宇宙が透明化し、光が直進する。そんなことを想わせる演奏。この一連の宇宙創成を、
抒情的にロマンチックに音楽化すると、ヴァンゲリスの「アルファ」のような曲になる。
ジョン・コルトレーンはアイラーのように吹けなかった(だからファラオ・サンダースを必要とした)
し、これほどベースとドラムスが離れて独自にプレイするというのも無理だった。
このアルバムを、キース・ジャレットはどんな顔で聴いたのか。彼はその時、どう思ったのか?
”何で俺はアルバート・アイラーじゃないんだ?!”。あるいは”自分がサックス・プレイヤーじゃ
なくてよかった”と思ったか。後にキースはこのベーシスト、ゲイリー・ピーコックとトリオを組む。
昔、日本の文学者がアイラーに傾倒して「破壊せよ、とアイラーは言った」と書いたが、アイラーは
一瞬も破壊していないし、そういうことを考えてもいない。そういう腰の浮ついた状態では、こういう
演奏は出来ない。どこまでも覚めきった意識があり、どの瞬間も、澄んでいて明るい。
1950年代半ば、西と東でオーネット・コールマンとセシル・テイラーが、それぞれジャズの
自由化を始めた。西のオーネットが1959年にNYに飛び火して大爆発が起きた。そこから5年で、
フリー・ジャズがここまで進歩した。
マイルス・デイヴィスはオーネット・コールマンの音楽は、同じステージに立つなどして自分なりに
見切ったが、セシル・テイラーと、アイラーのこの完成度には脅威を感じていたはず。そこで最強の
布陣を敷いたクインテットで、スタジオに入り、4部作でマイルスなりの返答をした。
しかしそれは勝利宣言ではなかった。だから彼はさらに先へと、地獄の電化めぐりに突入する。
それははじめから負け戦で、マイルスは特攻隊員のように玉砕する。
ただ、ここまでやってしまうと(できてしまうと)アイラーにとっても、これは壁となり、この方向
では次へ進めなくなる。E・ギターを導入し、自分で歌い、ジャズ・ファンクのような曲も演る。
それは晩年のライブ盤でも、スタジオ盤でも、素晴らしい成果とはなっているが、アイラー本人に
とっては、どうしようもないジレンマだったのだろう。それから逃れるには、恋人と自由の女神の
前で、川に飛び込むしかなかった。
それはもちろん、JAZZに限ったことではない。ロックだろうと歌謡曲だろうとそうだ。だから精確にはJAZZ「も」嫌いだ。
かと言って、泥臭さを売りにするような旧態を引きづりつづけるブルースの連中も大っ嫌いだ。
すべての音は鳴らされてしまったのかも知れないが、相変わらず人間は新しく生まれ続けていて、鳴らされた音だけでは表現されえなかった今生きている人の思いを表わす未だ見ぬ音を探している。
音楽家の使命がもしそこにあるのだとしたら、この人はものすごくまじめな人だったのだろうと思う。あるいは、ものすごい馬鹿か。
多分、馬鹿の方だったのだろうと。同世代のジャズメンがフリーだなんだと言って小難しい音楽をやっていたが、この人は浮いていた。自分がどんな音を出したいのかだけを考えていたようで、しばらくするとチンドン屋みたいな音楽まで始めた。だいたい、音楽に恥ずかしげもなく「Spiritual」などという言葉を冠させるような人だから。身の回りで、「魂」だとか「霊的」なんて言葉を臆面もなく口にする奴らはだいたいクズだと相場が決まっている。
そんなことだから、若くして死んだのだろう。
それでも、この人の音はオシャレさとは一線も二線も隔したところで鳴っていて、俺は大好きだ。
これはだから、いわゆるJAZZじゃない。けれど、今も前線で通用する音楽だと思う。
その時はだいぶフリー・ジャズ慣れしていたので(コルトレーンのメディテイションやアセンションまでなると流石に勘弁してよですが)、普通に聴けて、この曲やったのどんな奴?ということで本アルバムを聴いた。
テーマが崩れだし、アイラー節が流れてテーマに戻る。
これは本当に精神状態(タイトルはぴったり)がハイなトランス状態だったら吹けないのではないかと思う。
コルトレーンの葬儀でテナーを吹いたアイラーだけど、65年以降のメンツにもしファラオでなくアイラーだったらどうなっていたのか?
メディテイションはあれほど吠え叫ぶことはなかったかも知れない。
学生の頃、ジャズを聴き始めてしばらくしてから、このアルバムの存在を知りましたが、薄暗いジャズ喫茶の片隅で耳にした、おどろおどろしい(蛇がからみつくような)サックスの響きに、未熟な耳がしっぽを巻いて逃げ出し、数十年もの間、真正面からの対峙を避けざるを得ませんでした。
しかし、様々な形態の音楽に慣れ親しんできたこと(すなわち加齢)により、耳に耐性が備わってきたのと、Keith Jarrettのスタンダーズ・トリオなどへの参加により、その名をジャズ史に刻み込んだ名ベーシスト、Gary Peacockの参加がずっと気になっており、ゲットしました。
録音は、1964年7月10日、ニューヨークにて。トリオ編成で、ドラムスはフリー・ジャズの闘士、Sunny Murray。
John Coltraneを初めて聴いたとき以来の衝撃が、身体を突き抜けました。
魂の叫び、などという月並みな表現をあざ笑うかのように、Aylerのサックスは、時に深刻に、時にユーモアを交えて、部屋の隅々にまで響き渡ります。
Peacockの螺旋状に上昇し、また下降していくようなベースは、サックスのうねりを助長し、強靭なサウンド作りに貢献。
若い頃に感じた不気味さは全くなく、抗しがたい呪術にも似た演奏に、身動きが取れないほど魅了されました。
このアルバムには、生きることの意味を、演奏することに見出した者による、喜びと、それと同じくらいに重い苦悩が溢れ出ているように感じられます。
Aylerのあまりにも短く、劇的な生涯は、John Coltrane同様、1960年代を象徴するような神話としてこれからも語り継がれていくと思いますが、この「Spiritual Unity」は、時代を超えた普遍性を有する(例えば、新譜として聴いても何の違和感のない)傑作アルバムとして、屹立し続けるに違いありません。
コルトレーンが憧れた人でもあるが、正直に言つて前衛ジヤズとしてではなく、フリーなジヤズの演奏家としてはコルトレーンよりも凄いと思ふ。
アイラーは確かに素晴らしいが、ゲイリー・ピーコツクの縦横無尽に駆け巡るベースも本作の肝。
M1 5:12
M2 7:21
M3 6:47
M4 10:00
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Interstellar Space~John Coltrane
Repent~Charles Gayle
une musique comme j'aime en écouter pendant des heures, des jours
on ne s'en lasse pas, vraiment
It is so good it is scary. To place this album in its historical perspective of early 1964 you have to compare this with Coltrane's Crescent or Miles Davis - My Funny Valentine/Four & More. It still sounds radical today, yet over the years the inherent logic of Albert's solos have become familiar - and grow in stature as a consequence.
The quality of the remastering deserves mention too. Being a sax, bass and drums trio, the enhanced sound highlights the strong support of Sunny Murray and Gary Peacock.
Thanks ESP for having the foresight to record him in the first place and for the re-issue with the super sound.
Buy this while you can!!