日本盤はボーナス・トラックつきですが、CCCD。それに対して、このUS盤はCDです。
まず、いろんなメロディを使いながら、いいところで盛り上げてくれる曲がいいですね。加えて、自己、他者、環境をよきものとして肯定する楽観的な世界観が表れている詞もいいです。アレンジは、もちろん少しディストーションのかかったエレクトリック・ギターが使われる曲もありますが、バンド・スタイルでも、基本的にアコースティックで、アコースティック・ギター、ドラム、ベース、ピアノ、パーカッション、曲によってはタンバリン、マンダリン、バンジョー、ストリングスが加わって、適度な音数になっています。ふたりのヴォーカル・ハーモニーもいいです。テンポは基本的にミディアム以下で、ゆったりと聴けるロックです。
フィン・ブラザーズはニュージーランド出身。プロデュースは、シェリル・クロウ、ロス・ロボス、ロン・セクスミスなどを手がけてきた名プロデューサー、ミッチェル・フレームとフィン・ブラザーズ自身。オーケストレーションは、デヴィッド・ボウイのプロデュースで知られるトニー・ヴィコンティ。
歌詞つきです。

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コキクガシラコウモリ

久々の快作＋これが売れないのは悲しすぎる･･・

2004年9月8日に日本でレビュー済み

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たまたまGlenn Tilbrookの新譜”Transatlantic Ping Pong"を買おうとしたら見つけて早速購入しました。好きなプロデューサーMitchell Froomの名がクレジットされており、独特の音の質感･･･良しです。特に1･2･6･10･曲目と最後12曲目は涙もの･･･の良いメロディーだと思うのですが･･･久々の快作だと思います。ちなみに、Crowded House以降のファンで、Split Enzは聴いたことが無い者です。

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オーガニックなケロケロリン!

素晴らしすぎる！

2004年11月8日に日本でレビュー済み

個人的には現在、今年の最高傑作です。
ロン・セクススミスやジュールズ・シアー辺り好きな方、有無を言わず買いましょう、素晴らしすぎます。
元クラウデッド・ハウスフロントマンで知られるニールと兄ティムによるユニット。極上の熟したメロディーとハーモニーがこのアルバムは詰まっています。
暖かい気持ちになれます、元気が出ます、前向きになれます（笑）

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Amazon カスタマー

音楽最高❗

2020年7月1日に日本でレビュー済み

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素晴らしい兄弟です。

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naoki 7

ん～、時のながれに～・・・１stから９年が経って。

2004年9月14日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　久々のThe Finn Brothersのアルバムでしたが、う～んやっぱり気の抜けた感じがしてしまうのは私だけでしょうか？
　Split Enz、Crowded House、ソロ等今までかなり意欲的に活動を続けてきたNeil Finnでしたが、Try Whistling This以来どうも守りに入ってしまったようで少し寂しい気が・・・。特に'95年に発表したFinnはすばらしい内容で（これぞ５つ星）、荒削りの音と毒のあるメロディが見事に融合したこれぞ彼らの真骨頂と思わせたアルバムだったのに。
　まあ、とは言うものの彼らのメロディのセンスは天下一品。このアルバムでもそのセンスのよさがうかがえます。プロデューサもお決まりのMitchell Froom 。６曲目のDisembodied VoicesではなんとTony Visconti がプロデュース。傑作ではないものの、決して駄作ではありません。辛口ではありますが愛を込めて、全音楽ファンにオススメ（CCCD以外）の１枚です。

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ちょっと寄り道　[音楽の旅]

安定したクオリティの素晴らしいポップ・アルバム

2012年3月25日に日本でレビュー済み

　私の中で特別な存在のアーティストは何人かいますが、ニール・
フィンもその一人です。彼が携わったスプリット・エンズ、クラウデット・
ハウス、ソロ、フィン・ブラザース、その全てが私のフェイヴァリット
であり、エバーグリーンな輝きを放つメロディに溢れています。

　この人の書くメロディは、一聴していいと思わせるフックが
あるのですが、それが歳をとるごとにさらに良さが分かるように
なっていく、まさに大人のためのメロディなのです。聴いていると
胸が締め付けられるような切なくも、温かいメロディ。そんな
メロディを書くことの出来る希有な存在、歴史に残るメロディ・
メーカーです。そんなニール・フィンが兄のティム・フィンと
1995年に結成したのがこのフィン・ブラザーズです。

　1995年に1stアルバム『Finn』をリリースし、今回紹介させていただく
『Everyone Is Here』は2004年のリリースです。モノクロの
ジャケットに見られるように、飾りのないシンプルなポップ・ソングが
ぎっしり詰まっています。

　スタートの『Won’t Give In』からフィン・ブラザーズの
魅力全開です。まずはライトタッチのドラム。おかずもいれることなく
堅実にリズムをキープしていくのですが、気持ちよく抜ける音が曲を
しっかりと引き締めています。そしてニール・フィンのヴォーカル！
この人の声は天性の才能ですね。透き通っていて、高音まで綺麗に
でるニールの声と、彼の書く曲の相性は抜群です。そのニールの声に
絡むハーモニーをするティムの声がまたいい！兄弟ならではの抜群の
相性です。しっとり始まる前半も、盛り上がっていくサビも、ヴォーカルの
表情がしっかりと曲調に合わせて変わっていて、こういう高い技術が
必要とされることを、難なくこなしているように見せる能力がフィン・
ブラザーズの音楽をより完成度の高いものにしているのだと実感させられます。

　『Nothing Wrong With You』はピアノやストリングスが入る抑えた
部分から、力強いドラムが鳴って一気にエネルギーが増すサビへの
流れがドラマティックですね。ライヴで盛り上がるのが目に浮かびます。

　『Anything Can Happen』は始めから飛ばすロック・ナンバー。
いつもの正統派のドラムと違って、バタバタしたようなプレイが新鮮です。
ギターのリズムもグルーヴしていていいですね。唾が飛ぶくらい熱唱して
いるニール・フィンもかっこいい！

　『Disembodied Voices』は“Talking with my brother（兄と話して）”
というフレーズから始まる、フィン・ブラザーズというグループには
あまりにぴったりな曲です。相性抜群の2人のハーモニー、アコースティック・
ギターのコード、軽いタッチのドラムという非常にシンプルなバックで
構成された、フィン・ブラザーズの王道の名曲です。本当に素晴らしい
メロディと演奏が、胸に染み渡ります。これぞ大人のためのポップ・ミュージック。

　途中での熱いヴォーカルがブルース・スプリングスティーンを彷彿させる
『All God’s Children』。どっしりとしたドラムとギターの力強いストロークが
印象的な曲です。とにかく曲全体から熱いエネルギーがほとばしっていて、
ぐいぐい引き込まれてしまいます。若いバンドにはだせない、成熟した
大人のロック。

　透き通り、凛と広がっていくメロディが美しい『Eddible Flowers』、
“僕はサヨナラを告げたあの日を絶対に忘れない”という切ないフレーズから
始まり、サビでのハモりが素晴らしい『All The Colors』のどちらもニール・
フィンというメロディ・メイカー／サウンド・クリエイターの力量が存分に
発揮された佳曲です。

　もう何度このアルバムを聴いたでしょう。聴くたびにいつも新鮮な感動を
与えてくれる、魔法のようなアルバムです。本国以外では通好みのイメージが
強く、聴いているリスナーの数が限定されているのが本当に惜しい、素晴らしい
才能を持ったアーティストです。ニール・フィンの作品は必ず時代を超えて
残っていく、そう断言できるものばかりなので、未聴の方はぜひ1枚でよいので
聴いてみて下さい。

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Amazon Customer

FINN BROTHERS

2021年7月7日にカナダでレビュー済み

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LOVE YOUR VOICES MUSIC EVERYTHING ABOUT IT THANK YOU

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Cinema Show

Wunderbar melancholisches Folkrockalbum

2017年1月11日にドイツでレビュー済み

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Sämtliche Alben, an denen Neil Finn maßgeblich beteiligt ist - ob bei Crowded House, seinen Soloalben oder eben zusammen mit seinem Bruder Tim als Finn Brothers -, zeichnen sich durch Songwriting höchster Güte aus. Nicht umsonst hat ein sehr kluger Mensch unbestätigten Gerüchten zufolge einmal gesagt, dass Paul McCartney wie Neil Finn geklungen hätte, wenn er denn aus Neuseeland stammte. Dieser Satz ist aber zumindest insofern ungenau, als Neil Finn in seiner langen Karriere einen Stil gefunden hat, der einzigartig ist und der seinen Songs etwas verleiht, was man am besten mit "Wiedererkennungswert" beschreiben kann. Melodiös, eingängig, melancholisch, aber eben auch nicht simpel oder beliebig - eher im Gegenteil. Dass ebenfalls bekannte Musiker wie Jeff Tweedy von Wilco oder Eddie Vedder von Pearl Jam zu den mit Neil Finn verbundenen Künstlern zählen, sagt einiges.

"Everyone Is Here" ist das zweite Album, das Neil Finn zusammen mit seinem Bruder Tim aufgenommen hat, und das Ergebnis ist nicht weniger beeindruckend als das Erstlingswerk "Finn" von 1995. Es ist, was Melodienreichtum und Eingängigkeit anbelangt, sogar noch schöner, aber auch wesentlich melancholischer geworden. Zeichnete sich "Finn" noch durch den deutlichen Versuch aus, experimentelle Musik zu machen, auch durch Hinwendung zu traditionellen australischen Instrumenten und rhythmischen Strukturen, ist "Everyone Is Here" an der Oberfläche ein etwas konventionelleres Folkrockalbum. Die Melancholie der meisten Songs rührt offenbar von dem unmittelbar vorangegangenen Tod der gemeinsamen Mutter her, der wohl auch den Anlass bot, dass die Brüder wieder einmal gemeinsam Songs schreiben wollten.

Es ist daher vielleicht kein Zufall, dass diejenigen Songs, in denen die Familiengeschichte eine Rolle spielt, zu den stärksten des Albums zählen. Hervorzuheben sind z.B. "Won't Give In" und "Disembodied Voices". Darüber hinaus gefallen "Part Of Me, Part Of You", "Nothing Wrong With You" und "Anything Can Happen" besonders. Die warme und organische Produktion von Altmeister Mitchell Froom tut ein Übriges zu dem hervorragenden Gesamteindruck. Ein Album, das man immer wieder und auch als Ganzes hören kann und auch sollte.

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cric 76

Un trésor méconnu

2013年1月31日にフランスでレビュー済み

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Voilà un CD que j'écoute 10, 20 , 30 fois depuis mon achat et c'est toujours le même enchantement, une musique inspirée, un couple de chanteurs qui a la "pêche"!! Que de mélodies électrisantes, que de poésie dans cet album de rêve, de loin le meilleur album hors groupe "Crowded House"!!!! Courrez pour acheter ce petit miracle musical que peu de gens connaissent...

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Kevin Caffrey

Another Stellar Set from the Finn Brothers

2005年1月14日にアメリカ合衆国でレビュー済み

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Predictably, this album is amazing. As they get older, it seems that Neil & Tim Finn can do no wrong. Their first full-length collaboration in nearly a decade, _Everyone Is Here_ offers one amazing song after the next. Always compared to The Beatles, at this point, their catalog of great songs can comfortably stand aside the Fab Four's.

The collection of songs on _Everyone Is Here_ packs quite an emotional punch, as they discuss mortality, family relationships, and perseverance. The immediately catchy opener, "Won't Give In," leads into the poignant "Nothing Wrong With You," which is as uplifting a song as you'll find ("All the mud in this town/all the dirt in this world/none of it sticks on you/you shake it off/cos you're better than that/there's nothing wrong with you"). Neil Finn's voice never ceases to amaze me. Both he and his brother are in top form throughout. The production is similiar to Neil's _One Nil_. Other highlights on the album include "Anything Can Happen," "Luckiest Man Alive," and "All God's Children." "Edible Flowers," originally heard on Neil Finn's live album _7 Worlds Collide_ is given a more fleshed out treatment and remains amazing. Lastly, "Disembodied Voices" is a pure gem -- a sweet tale of sibling childhood ("Talking to each other as we wait for sleep/the angel in her detail soon arrives/spreading her wings over every memory/keeping all our hopes alive"). Do lyrics get much better than this?

Every few years a new album from Neil and Tim comes out in America to criminally little fanfare. At this point, I feel more pity than frustration. To think that there are tons of people out there who will never hear this album is really sad. If you are still deciding on buying it, do yourself a favor and order one now--you won't regret it.

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Queen Of Books

The Fantastic Finns excel this time

2006年1月18日に英国でレビュー済み

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Wow what can I say. When I first heard this CD I thought it was good.
Then I listened to it again, and I thought it was great.
Now I listen to it almost daily and I think it's FANTASTIC!
This album has got to be the Finn Brothers at their very best. Although they write great songs individually I really think they should stick to writing together as they seem to bring out the best in eachother.
The harmonies are brilliant and the songs moving but also uplifting.
Songs such as Won't Give In and Disembodied Voices are so personal they almost make you feel as if you are intruding on a very private conversation, whilst All The Colours and Luckiest Man Alive leave you feeling revitalised.
So come on Neil and Tim you must have some more of these delights up your sleeves, more please!

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Everyone Is Here (Bonus Dvd) (Chi)

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