1944年、ドイツ占領下のベルギーの田園地帯が舞台。ノルマンディー上陸の事前偵察中の米軍機が墜落、唯一生き残ったビル・パクストンがレジスタンスに匿われ怪我の手当てを受ける間に、人妻ジュリア・オーモンドと不倫関係に…2人の中を嫉妬した夫にドイツ軍へ引き渡されるが、オーモンドの身を守る為自ら虚偽の自供をして命を落としましたという話。
戦時下の許されぬ愛がメインで、レジスタンスの破壊活動や親衛隊による報復、対独協力者を親に持つ少年の葛藤などが背景として描かれるが全体に中途半端に終わってしまった…
ビル・パクストンの最終カットがあれじゃ本人もちょっと可哀そうかな…
背景に映るベルギー地方都市の石畳や古びた建物、草原に墜落したB-24残骸の空撮など、撮影はそこそこ美しいです。