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五線譜のラブレター 特別編 [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ジェイ・コックス, アーウィン・ウィンクラー, ジョナサン・ブライス, ケビン・クライン, アシュレー・ジャド |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 6 分 |
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商品の説明
商品紹介
その激しく深い愛に涙が止まらない……
<キャスト&スタッフ>
コール・ポーター…ケビン・クライン(堀 勝之祐)
リンダ・ポーター…アシュレー・ジャド(佐々木優子)
ゲイブ…ジョナサン・プライス(納谷六朗)
ジェラルド・マーフィー…ケビン・マクナリー(内田直哉)
サラ・マーフィー…サンドラ・ネルソン(塩田朋子)
監督・製作:アーウィン・ウィンクラー
脚本:ジェイ・コックス
製作:ロブ・コーワン/チャールズ・ウィンクラー
作詞・作曲:コール・ポータ
●字幕翻訳:松浦美奈 ●吹替翻訳:Kan Takashima
<ストーリー>
1920年代のパリ。この地で遊学の日々を送っていたコール・ポーターは、社交界の集まりで、<パリで最も美しい離婚女性>と謳われたリンダ・リーと運命の出会いを果たす。
デートを重ね、ウィットに富む会話を楽しむふたり。交際を始めてまもなく、ポーターは、自分の同性愛をリンダに告白するが、彼の音楽の才能と優しさに惹かれていたリンダは、そのことを少しも気にとめなかった。「独立したカップルとして、ふたりで夢をかなえましょう」。リンダの言葉に心を動かされたポーターは、彼女との結婚を決意する。
ホテル・リッツで豪華な結婚式をあげたあと、ポーターとリンダはヴェネチアに移り、新婚生活をスタートさせる。しかし、作曲活動のスランプを、バレエ・ダンサーとの情事で埋め合わせるポーター。そんなとき、リンダは人気作曲家のアーヴィング・バーリンをアメリカから招く。ポーターの天才ぶりに驚いたバーリンは、早速ブロードウェイ・ミュージカルの仕事をポーターに紹介する。
「自信がない」とためらうポーターを、「絶好のチャンスよ。人生が変わるわ」と励ますリンダ。その予言どおり、ミュージカルを大成功させたポーターは、一躍売れっ子音楽家の仲間入りを果たしたのであったが……。
<ポイント>
●「夜も昼も」「エニシング・ゴーズ」「ビギン・ザ・ビギン」など、永遠のスタンダードとして語り継がれる名曲の数々を世に送り出した、天才コール・ポーターの半生を綴った珠玉のラブ・ストーリー。
●アカデミー賞俳優ケビン・クラインがコール・ポーター役を好演、本編では13曲のポーターの名曲を聞かせ、プロ並みのピアノの腕前を披露する。彼の妻役にアシュレイ・ジャド。
●ポーターの代表曲を歌うのは、エルヴィス・コステロ、ナタリー・コール、シェリル・クロウ、アラニス・モリセット他、超豪華なアーティストたち。ゴージャスな歌の競演を堪能できる。
●2004年カンヌ映画祭クロージング作品。東京国際映画祭特別招待作品。
<特典>
●アーウィン・ウィンクラー(監督)とケビン・クライン(俳優)による音声解説
●メイキング・オブ・『五線譜のラブレター』
●ミュージック・オブ・『五線譜のラブレター』
●シーンの舞台裏――(1)ビー・ア・クラウン/(2)恋の売り物
●未公開シーン集
●"五線譜のラブレター"サウンドトラックTVスポット
●オリジナル劇場予告編
●MGMタイトル・プロモーション
レビュー
製作・監督: アーウィン・ウィンクラー 製作: ロブ・コーワン/チャールズ・ウィンクラー 脚本: ジェイ・コックス 撮影: トニー・ピアース=ロバーツ 美術: イヴ・スチュワート 出演: ケヴィン・クライン/アシュレー・ジャド/ジョナサン・プライス/アラニス・モリセット/シェリル・クロウ/ナタリー・コール/ロビー・ウィリアムス/エルヴィス・コステロ 声の出演: 堀勝之祐/佐々木優子/納屋六朗
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 19.5 x 14 x 2 cm; 158.76 g
- EAN : 4988142290823
- 監督 : アーウィン・ウィンクラー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 6 分
- 発売日 : 2005/6/3
- 出演 : ケビン・クライン, アシュレー・ジャド, ジョナサン・ブライス
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B0008EMLG4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 99,284位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 484位外国のミュージカル映画
- - 1,651位外国のラブロマンス映画
- - 9,341位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
コールポーターの伝記映画、ミュージカル仕立てになっているところや、随所に出てくるコールポーターの名曲にうっとりします。しかも、有名歌手がさりげなく登場したりして、ジャズファンにはこたえられません。
全体としては悲しいストーリーですが、見終わった後に余韻の残る名作です。
1920年代のパリ、C.ポーターは「パリで最も美しい離婚女性」と言われていたリンダと恋に落ちる。そして結婚。
才能と名声と富に美しい妻ーーこれだけだったら羨ましいだけの男になってしまうが、人生そんなにいいことばかりではない。
リンダは胸が大きくなかった。−−これは冗談。
実はポーターはバイ・セクシュアルだった。
結婚しても「男」と浮気をする夫。リンダは耐えられるのか?
リンダを演じるアシュリー・ジャッドが本当に美しく(しわまで美しい)、賢明な女性を演じて見事。
当然のことながら、ポーターの数々の名曲が全編に流れ、「ああ、これもポーターの曲だったのか」と思わせる。
In The Still of the Night
Let's Fall in Love
Night And Day
Anything Goes
I Love You
Love For Sale
Just One of Those Things -−ダイアナ・クラールが出演して歌う。
So In Love
Everytime We Say Goodbye などなど
単なる伝記映画にならなかったのは「音楽の力」が縦糸のように描かれていたからだと思う。
それから’20Sのパリやニューヨークの建築やインテリア、ファッションを見るのも楽しい。
S.フィッツジェラルドとゼルダ夫妻とイメージを重ねたのも私だけでは無いと思う。
ポーターを演じたケヴィン・クライン、ピアノを弾くシーンがたくさんあるが全てケヴィン自身の演奏を使用しているとのこと。 あちらの役者は凄いですね。
まずタイトル【五線譜のラブレター】が酷い。誰がこんな訳をしたのか知りたいものだ。同じことは字幕にも言える。
この字幕を書いた人は運命論者なのか、ただスキルが低いかのどちらかだ。「運命の人」なんて英語は一度も出てこないのにそういう訳を書いている。コールとリンダは運命のパートナーと真逆の関係としてこの映画は描いているのに、この二人の関係を運命で結びつける訳をつけるのは余りに酷いではないか。
映画は、なんと言ってもアシュレイ・ジャッドが良かった。先週初めて見た女優だが、この人は上手いし、色んな表情ができる女優だ。きっとアカデミー賞をいつか取るだろう。
そのアシュレイ・ジャッドの魅力の所為が90%あるが、リンダの魅力が光る映画だ。コール・ポーターはそもそもリンダと結婚する必要は無かったのではないか。それをミューズの役割としてリンダが人生に付き合ってくれた。リンダの愛は終始与える愛だった。それが美しい。
リンダは機知に富んだ人であることがセリフから分かる。
コールにゲイであることを告白されて、こう言う。
“Let's just say you like them more than I do.”
本当にそう言ったのか脚本家が創ったのか知らないがどちらでも良い。リンダはそういう人だったと言う事だ。
ここの字幕は「私は男に懲りたの」だが、ちょっと違う。『いいのよ、私もちょっと好きだから』にして欲しい。
仮面舞踏会でアーヴィングからの電報をリンダがコールに渡す。【これもリンダがお膳立てしたもの】
コールが初めてリンダに問いかける。
「そんなに僕を愛してるのか?」
リンダはこう言う。
“You are the rhythm of my heart”
本当にそう言ったのか脚本家が創ったのか知らないがどちらでも良い。
しかし字幕は「あなたは私のすべて」
もう、ここは真剣に怒ったね。この字幕はクビだ!
「あなたは私のハートのリズムよ」と、どうして書けないんだ?
コールが音楽家だから「リズム」という言葉を選んでいるんじゃないか。
そして、それは止まったら死ぬ、ということじゃないか。
この映画の最高にロマンチックなセリフ、それもクレオパトラの格好をしたリンダが言うセリフをこいつは台無しにしやがってしやがって。
このシーンもそうだけど、アシュレイ・ジャッドは相手の心に語り掛けたいときは首が右に倒れる。セクシーだ。
映画ではパリに始まってニューヨークに行くという順だけど、コール・ポーターって、イェール大学を出ているんだね。初めて知った。彼の歌詞って、なんか理屈っぽいと思っていたが、インテリだからなんだ。納得した。それから、彼の歌には『愛の喜びの歌』は沢山あるけれど『失恋の歌』が無いと思うんだが(ビギン・ザ・ビギンとか失恋の歌じゃないかと言われるかも知れないが、普通「失恋」の歌詞ってもっと寂しさ悲しさを詠うものなのにコール・ポーターの歌詞はそうじゃない)、この映画を観るとそれが何故だか合点がいく。彼は失恋したことが無いのだ。
それと関連してコール・ポーターのラブソングって、「愛とは何か」を問うようなよじれた歌詞ばっかりだが、この映画を観るとそれが何故だか合点がいく。男も女も愛せるような複雑な内面を持った人間を反映しているのだ。
「ナイト&デイ」を歌手が「唄えない」とゴネるシーンがあるが、あれはフレッド・アステアの持ち歌だが、実際にゴネたんだろうか。アステアに詳しい方、知ってたら教えて欲しい。
あとはもう素晴らしい歌手のパフォーマンスが山盛り。ダイアナ・クラールが喋ってるのは初めて見た。
ソー・イン・ラヴの女性はララ・ファビアンではないか。全曲唄ってるところを見たかったが特典には何にも出てこなかった。
ソー・イン・ラブと言えば『日曜洋画劇場』だが、ラフマニノフかと思うようなあの曲の音源を長いこと探していたが、先日見つけた。不思議なタイミングだ。
この映画は本当に発見が多いが、ついでに書くと、メイクアップについても特典映像で観ることができてとても納得したことがある。それは何かというと、私は女性の年齢は「首」と「手」で判断できるんだけど、アシュレイ・ジャッドの首まわりが、ちゃんと年齢と共に皺になっていくのだ。特典映像ではまさに「首から」特殊メイクをしているのを見せてくれる。感心した。
あと、最後の贅沢を言わせてもらえば、レベッカ・ルーカーに何か唄わせて欲しかった。コール・ポーターの伝記映画はもう二度と創られないだろう。そう思うとこれは惜しかったなと思う。
邦題と字幕以外、とても良い映画だった。
たくさんのミュージシャンの楽しいパフォーマンスはこの映画を創るにあたってのコール・ポーターと作品への敬意の表れと思える。主演の2人は熱さのある姿と自然に老いていく姿を美しく演じていたと思う。
私の中で妻役アシュレ-・ジャッドの懐の深さが印象的なストーリー。基本的に夫婦の”愛”がテーマやとは思うけれどそこに絞り切れない豪華な演出がプラスでもありマイナス要素もある作品であることが残念。ショーが楽しい分ストーリーが散漫になったような気がしてしまう、が私的印象。しかしながら生み出された名曲の根本にある愛を感じられたり、様々な作品への愛情が感じられたり、過去の人達へのオマージュを感じたり・・・。
五線譜にのっている愛はほんの一部、そこに乗り切らなかった献身・情熱を垣間見させてくれて心揺さぶられるストーリー。
同性愛者と知って夫婦になり、最後まで添い遂げる。
アシュレー・ジャド扮する彼の妻の深い「愛」があらゆるところから感じられました。
白黒はっきりしない、けれど決して嘘ではない
コールの妻への思いの真相は。。
ミュージカル風で華やかな雰囲気が好きな人にはお勧めです。