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風のようにうたが流れていた DVD-BOX
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他に注記がない場合、参考価格とは、製造業者、卸売業者、輸入代理店(「製造業者」)などの小売業者以外が設定した、商品のカタログなど印刷物で発表された、または製造業者が小売業者に提示する参考価格・推奨小売価格を意味します。ただし、Amazonが製造・販売するデバイスの参考価格については、他に注記が無い場合、個人のお客様向けに最近相当期間表示されていた価格を意味します(注記の内容を含む参考価格の詳細については、該当する商品詳細ページをご確認ください)。なお、割引率の表示は1%毎に行われており小数点以下は四捨五入しています。
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購入オプションとあわせ買い
フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 小田和正 |
稼働時間 | 9 時間 20 分 |
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対象商品: 風のようにうたが流れていた DVD-BOX
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | Let It Be |
2 | 朧月夜 |
3 | 赤とんぼ |
4 | 卒業式 |
5 | あめにはさかえ(※テレビ未公開映像) |
6 | Quizas,Quizas,Quizas(※テレビ未公開映像) |
7 | からたち日記 |
8 | あの頃にとどけ |
9 | 風のようにうたが流れていた |
10 | 風のようにうたが流れていた |
11 | 悲しき片想い(You Don't Know) |
12 | Happy Birthday Sweet Sixteen |
13 | Yesterday Once More |
14 | Moon River |
15 | 銀座カンカン娘 |
16 | 夢で逢いましょう |
17 | 黄昏のビギン |
18 | いつかどこかで |
19 | Your Song |
20 | Leaving On A Jet Plane |
21 | 風に吹かれて(Blowin' In The Wind) |
22 | A Soalin' |
23 | California Dreamin' |
24 | So Far Away(※テレビ未公開映像) |
25 | 水曜日の午後 |
26 | 風のようにうたが流れていた |
ディスク: 2
1 | Without You |
2 | 竹田の子守唄 |
3 | Jane,Jane |
4 | 卒業写真 |
5 | 忘れないわ(※テレビ未公開映像) |
6 | 歌を捧げて |
7 | You've Got A Friend |
8 | 風のようにうたが流れていた |
9 | 想い出の渚 |
10 | 二人だけの海 |
11 | どうにかなるさ |
12 | ノー・ノー・ボーイ |
13 | ゴロワーズを吸ったことがあるかい |
14 | バン・バン・バン |
15 | どうにかなるさ |
16 | 春夏秋冬 |
17 | 風のようにうたが流れていた |
18 | 明日に架ける橋(Bridge Over Troubled Water) |
19 | 神田川 |
20 | 心もよう |
21 | 明治ブルガリアヨーグルトCM |
22 | エメロンクリームリンスCM |
23 | あの素晴らしい愛をもう一度 |
24 | 風 |
25 | 地球はメリー・ゴーランド |
26 | 風のようにうたが流れていた |
ディスク: 3
1 | Smile |
2 | ファンキー・モンキー・ベイビー |
3 | 心の旅 |
4 | 今だから |
5 | 魔法の黄色い靴 |
6 | 人生を語らず |
7 | 風のようにうたが流れていた |
8 | Every Breath You Take (※テレビ未公開映像) |
9 | 眠れぬ夜 |
10 | さよなら |
11 | 生まれ来る子供たちのために |
12 | Yes-No |
13 | Yes-Yes-Yes |
14 | 風のようにうたが流れていた |
15 | Hotel California |
16 | いつもいつも |
17 | たそがれ |
18 | 哀しみを、そのまゝ |
19 | 君にmerry Xmas |
20 | もっと近くに |
21 | 君住む街へ |
22 | Next のテーマ-僕等がいた- |
23 | 風のようにうたが流れていた |
ディスク: 4
1 | まっ白 |
2 | Goodtimes & Badtimes |
3 | Woh Woh |
4 | 別れの街 |
5 | 私の願い |
6 | ラブ・ストーリーは突然に |
7 | キラキラ |
8 | Somewhere |
9 | Wonderful Tonight |
10 | 言葉にできない |
11 | 今夜だけきっと |
12 | 遥かな想い |
13 | 風のささやき(The Windmills Of Your Mind) (※テレビ未公開映像) |
14 | 僕の贈りもの |
15 | たしかなこと |
16 | 明日 |
17 | 風のようにうたが流れていた |
18 | キラキラ |
19 | 銀座カンカン娘 |
20 | ラブ・ストーリーは突然に |
商品の説明
レビュー
出演: 小田和正/島倉千代子/山本潤子/ムッシュかまやつ/財津和夫/鈴木雅之/スターダストレビュー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 19.8 x 14.2 x 7.2 cm; 698.54 g
- EAN : 4988027022105
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 9 時間 20 分
- 発売日 : 2005/5/25
- 出演 : 小田和正
- 販売元 : BMG JAPAN
- ASIN : B00092QSPK
- ディスク枚数 : 4
- Amazon 売れ筋ランキング: - 30,943位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,242位J-POPDVD
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テレビでの出演がこの番組だったのかと思うと懐かしく思います。歌声としてはこの頃が一番ピークではないかと思わせるような最高のライブです。ゲストも懐かしい。
2023年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピアノの弾き語りなど、聞きごたえがあります。
2022年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
遅咲きですが、最近小田和正さんのファンになりました。きっかけは、NHKのドキュメンタリーで、小田和正さんの毎日がアンコールのライブを密着していて、それを観た事がきっかけで、小田さんの歌詞や曲の素晴らしさに目覚めてしまいました。もっと小田さんを知りたいと思いDVDを探していたところ、Amazonのお薦めにこのDVDがあり購入。期待以上の作品で、色々なゲストとのコラボも、会話も本当に楽しめましたが、小田さんの歴史がわかりますますファンになりました!小田さんが選曲して演奏している数々の曲も素晴らしいです!
2022年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良いアルバムです。
2011年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大嫌いな分野だったはずのキサス・キサス・キサスとかんかん娘に殺された。
参りましたというほかはない。
オフコース時代から今日に至るまで、彼が自分の表現として作り上げてきたものは
氷山の一角で、広い水面下にはこの積み上げがあるという、文字通りこの番組のテーマを
否が応でも納得させられた。
「かくれオフコース」という言葉があった時代からついこの間まで、
オフコースのベスト集のようなカセットテープを一本だけ所有していた。
簡単に言うとジョンアンダーソンが好きだったため、その日本版を求めていたと思う。
嫌いではなかったが、いや、メロディー的にはキャッチーでセンスが良くて好きだったが、
自分が洋楽一本やりだったのでそのころの「ニューミュージック」
のカテゴリーにははいりこめなかったし、歌詞に抵抗があった。
好みの中に渋谷陽一仕込みの偽イデオロギーがあったので・・・
(ほぼタモリと同様のことを思っていた)
「あの」声と「あの」メロディーで「あの」女性のヒロイン願望を限りなく刺激する
モノローグフレーズ歌うのは反則じゃないかと。
こういうものはそろいすぎるとイヤミなのである。
(だが、どの「あの」も上手い)
それに昔はオフコースのファンというとちょっと少女趣味がかりすぎた
思い込みが激しい女性ファンが多かったのでドンビキしていた。
(実際少女マンガ雑誌にインタビューレポートが載っていた)
しかし、なんで今、ファンでもないのにこの高いdvdをいきなり買うのか?
ある日突然とりつかれたように買ってしまった。
小田和正もオフコースも常識の範囲内で知っていた。
声が自分好みなのも知っていた。
しかし、まさかdvdを買うとは!
絶対後悔すると思いつつ、自分でもわけが分からなかったが、
買ったことは正解だったと思う。
少年合唱団のような発声(裏声にならない高音)の成人男性の高音ヴォーカルを
求めて、ロック、クラシック、リベラはてはヴィタスのような色物にまで行き着いた。
が、満足できなかった。なにかが、足りない。・・・と言うより、なにか自己差別化のタメの
こびたアクとかクセのようなものをかんじた。
小田和正の声に勝る抵抗のない音色と主張しすぎない表現力に出会わなかったのだと今は思う。
長いこと同じ声がCMなどで流れているのに、そこにあるのに、本当に認識しないということは恐ろしい。
この人は発声の特徴からか、むしろ無機質なぐらい歌い方に「こぶし」がない。
(こぶしというのかどうかはしらないが、アーティストが自分らしさを出すタメとか強調みたいなもの)
まっすぐでヴィヴラートをかけないことが自己差別化と言えば言えるが。
自分に酔っているシンガーがよくやる必要以上のアレンジも引きずりもない。
とにかく、すなーおに歌っている。これはツボ。
しかし、このdvd、まじで脱帽。
正直、この人がここまで職人アーティストとは知らなかった。
彼自身のヒット曲やあの声だけを求めていたので、ゲストとのコラボとか、
洋楽や戦後歌謡曲のカバーには多分がっかりするだろうという予想を裏切られた。
なんといったって、この人にかかればどんな曲もオリジナルをしのいでしまう。
単に高音域が出ることに寄りかかった形ではなく、完璧に「うまい」。
ただ素直に歌っている様に聞こえるのに不思議だ。
原曲をリスペクトしているのにいままでその曲の良さを全く自分は
認識できなかったんだなと思わされる。
大嫌いだった楽曲が突然魅力的なものに変わる。
懐メロなど大嫌いだったし、子供の頃からの洋楽ファンで日本人アーティストが
洋楽カバーをすると虫酸が走った口だったが、その価値観も覆された。
コンサートの余興的なカバーのレベルではない。
彼が洋楽も歌謡曲も唱歌も素直に受け入れているところにメロディーメーカーたる
彼の基があるような気がした。
嫌いだった曲さえ好きになり、好きな音楽が増えていく・・・これは素晴らしい。
しかも、小田和正でこの曲はないだろうという曲も完全に自分のものにしている。
自分の声のイメージに合わせて選曲しているという感じはない。
ひょっとして歌えない曲はない?とか思ったりして。
洋楽も日本人に良くある意図して無理した発声や発音がなく、フラットで自然。
リズム感抜群。
しかも力んでいないのに驚く。
デュエットでは全体のバランス、調和を計算しているような歌い方になり、
バッキングコーラスに回ればまたバックとして完璧に溶け込む。
なんだか声自体が楽器っぽい。
円熟と言うのはこういうことか。
声と才能がひとりの人に共存することは天からのギフトのようなものだが、
この人の場合は多分努力によって声と才能を手に入れたのではないか。
(その分相当の性格だとも思ったがそれはいい)
単純な素質が熱意と努力によって才能となるというサンプルのようだ。
dvd中で言っている通り、彼は講師に向くかもしれない。
あの歌声の中の「少年」が60を過ぎた今でも少しも色あせず
健在という奇跡も天賦のものと努力の両方の結果だと思う。
なぜなら、フレディーマーキュリーもロバートプラントもジョンアンダーソンも
アートガーファンクルもクリストファークロスもロビンザンダーもついでに言えば
ポルナレフもその高音域と透明性をいつまでも維持することはできなかった。
このように年を経て衰えるどころか表現力が磨かれていくという高音ヴォーカルは
まれだと思う。もともと、普通の声で歌っても高く聞こえる声質と歌い方ではあるが
それをバランスコントロールしていつまでも自然に出せる人はすくないのでは?
声の最盛期の古い音源を聞くと、ピッチが高くパワフルな声を出しているが、
私には今の方がよくパワーコントロールされていていい。
見た目も話し声も年相応なのに、歌に入ると作り声ではなく自然に
昔からの小田和正の歌声が出るのがすごい。
全然喉に負担がかかっていない。
いったいどうなっているのだろう。
ひとつ不満があるとすれば、顰蹙を覚悟で言うが、
本物の少年少女合唱団は出さなくてもよかったんじゃなかろうか。
さすがの小田和正も子供の中で高音を張り上げることはしていないが、
彼が言うほど感動できる純粋さも感じなかった。
こういう時の子供の合唱はシングのバック程度のあまりうまくないものの方がいいと思う。
個人的に。
参りましたというほかはない。
オフコース時代から今日に至るまで、彼が自分の表現として作り上げてきたものは
氷山の一角で、広い水面下にはこの積み上げがあるという、文字通りこの番組のテーマを
否が応でも納得させられた。
「かくれオフコース」という言葉があった時代からついこの間まで、
オフコースのベスト集のようなカセットテープを一本だけ所有していた。
簡単に言うとジョンアンダーソンが好きだったため、その日本版を求めていたと思う。
嫌いではなかったが、いや、メロディー的にはキャッチーでセンスが良くて好きだったが、
自分が洋楽一本やりだったのでそのころの「ニューミュージック」
のカテゴリーにははいりこめなかったし、歌詞に抵抗があった。
好みの中に渋谷陽一仕込みの偽イデオロギーがあったので・・・
(ほぼタモリと同様のことを思っていた)
「あの」声と「あの」メロディーで「あの」女性のヒロイン願望を限りなく刺激する
モノローグフレーズ歌うのは反則じゃないかと。
こういうものはそろいすぎるとイヤミなのである。
(だが、どの「あの」も上手い)
それに昔はオフコースのファンというとちょっと少女趣味がかりすぎた
思い込みが激しい女性ファンが多かったのでドンビキしていた。
(実際少女マンガ雑誌にインタビューレポートが載っていた)
しかし、なんで今、ファンでもないのにこの高いdvdをいきなり買うのか?
ある日突然とりつかれたように買ってしまった。
小田和正もオフコースも常識の範囲内で知っていた。
声が自分好みなのも知っていた。
しかし、まさかdvdを買うとは!
絶対後悔すると思いつつ、自分でもわけが分からなかったが、
買ったことは正解だったと思う。
少年合唱団のような発声(裏声にならない高音)の成人男性の高音ヴォーカルを
求めて、ロック、クラシック、リベラはてはヴィタスのような色物にまで行き着いた。
が、満足できなかった。なにかが、足りない。・・・と言うより、なにか自己差別化のタメの
こびたアクとかクセのようなものをかんじた。
小田和正の声に勝る抵抗のない音色と主張しすぎない表現力に出会わなかったのだと今は思う。
長いこと同じ声がCMなどで流れているのに、そこにあるのに、本当に認識しないということは恐ろしい。
この人は発声の特徴からか、むしろ無機質なぐらい歌い方に「こぶし」がない。
(こぶしというのかどうかはしらないが、アーティストが自分らしさを出すタメとか強調みたいなもの)
まっすぐでヴィヴラートをかけないことが自己差別化と言えば言えるが。
自分に酔っているシンガーがよくやる必要以上のアレンジも引きずりもない。
とにかく、すなーおに歌っている。これはツボ。
しかし、このdvd、まじで脱帽。
正直、この人がここまで職人アーティストとは知らなかった。
彼自身のヒット曲やあの声だけを求めていたので、ゲストとのコラボとか、
洋楽や戦後歌謡曲のカバーには多分がっかりするだろうという予想を裏切られた。
なんといったって、この人にかかればどんな曲もオリジナルをしのいでしまう。
単に高音域が出ることに寄りかかった形ではなく、完璧に「うまい」。
ただ素直に歌っている様に聞こえるのに不思議だ。
原曲をリスペクトしているのにいままでその曲の良さを全く自分は
認識できなかったんだなと思わされる。
大嫌いだった楽曲が突然魅力的なものに変わる。
懐メロなど大嫌いだったし、子供の頃からの洋楽ファンで日本人アーティストが
洋楽カバーをすると虫酸が走った口だったが、その価値観も覆された。
コンサートの余興的なカバーのレベルではない。
彼が洋楽も歌謡曲も唱歌も素直に受け入れているところにメロディーメーカーたる
彼の基があるような気がした。
嫌いだった曲さえ好きになり、好きな音楽が増えていく・・・これは素晴らしい。
しかも、小田和正でこの曲はないだろうという曲も完全に自分のものにしている。
自分の声のイメージに合わせて選曲しているという感じはない。
ひょっとして歌えない曲はない?とか思ったりして。
洋楽も日本人に良くある意図して無理した発声や発音がなく、フラットで自然。
リズム感抜群。
しかも力んでいないのに驚く。
デュエットでは全体のバランス、調和を計算しているような歌い方になり、
バッキングコーラスに回ればまたバックとして完璧に溶け込む。
なんだか声自体が楽器っぽい。
円熟と言うのはこういうことか。
声と才能がひとりの人に共存することは天からのギフトのようなものだが、
この人の場合は多分努力によって声と才能を手に入れたのではないか。
(その分相当の性格だとも思ったがそれはいい)
単純な素質が熱意と努力によって才能となるというサンプルのようだ。
dvd中で言っている通り、彼は講師に向くかもしれない。
あの歌声の中の「少年」が60を過ぎた今でも少しも色あせず
健在という奇跡も天賦のものと努力の両方の結果だと思う。
なぜなら、フレディーマーキュリーもロバートプラントもジョンアンダーソンも
アートガーファンクルもクリストファークロスもロビンザンダーもついでに言えば
ポルナレフもその高音域と透明性をいつまでも維持することはできなかった。
このように年を経て衰えるどころか表現力が磨かれていくという高音ヴォーカルは
まれだと思う。もともと、普通の声で歌っても高く聞こえる声質と歌い方ではあるが
それをバランスコントロールしていつまでも自然に出せる人はすくないのでは?
声の最盛期の古い音源を聞くと、ピッチが高くパワフルな声を出しているが、
私には今の方がよくパワーコントロールされていていい。
見た目も話し声も年相応なのに、歌に入ると作り声ではなく自然に
昔からの小田和正の歌声が出るのがすごい。
全然喉に負担がかかっていない。
いったいどうなっているのだろう。
ひとつ不満があるとすれば、顰蹙を覚悟で言うが、
本物の少年少女合唱団は出さなくてもよかったんじゃなかろうか。
さすがの小田和正も子供の中で高音を張り上げることはしていないが、
彼が言うほど感動できる純粋さも感じなかった。
こういう時の子供の合唱はシングのバック程度のあまりうまくないものの方がいいと思う。
個人的に。
2016年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ケースはDVDサイズ。ブックレットも同サイズ。
つまり、ディスクがブルーレイになっただけ。
これって手抜きじゃないの?
つまり、ディスクがブルーレイになっただけ。
これって手抜きじゃないの?
2021年4月26日に日本でレビュー済み
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なかなか聞けない曲をたくさん小田和正さんが歌っています。トークも楽しい。じっくり何回も楽しめる作品だと思います。