注目は突然段ボール! 全7曲デビュー・アルバム未収録!
しかも、よくライヴでやっていた曲ばかりなので懐かしいのに、未だ新しい。
ダダイズムを連想させる歌詞、ヘンテコなメロディ、
フリーキーに切れ込むギター、ドスバタしたリズム隊、いい!
心より栄一お兄さんの死をお悼み申し上げます。
フリクション、ツネマツで計9曲。
PASSが如何に彼等を推していたかがあらためて解った。
フューはコニー・プランク、シューカイ、リーベツァイトの名に惹かれ、
LPを買ったが、良さが解るのに時間がかかった。
今思えば、坂本龍一と後藤美孝が関わったこのシングルを切って正解だったのだな。
グンジョーガクレヨンが気に入った方で
関西のEP-4を知らない方は、是非聞いてみて欲しい。
ア・サーテン・レイシオ、ポップ・グループ系のファンクにも共通項あり。
どっちも、スゲー、かっこいいよ。
BOYS BOYSの2曲は未聴だったのだが、
他バンドよりやや力量、バンド・コンセプトが落ちるような……
いや、早計は禁物、じっくり聞き込んでみようっと。
パンクの名盤『NO NEW YORK』と比較されそうだけど、言い得て妙。
当時、雑誌『遊』が流行らせたジャパネスクの誇りと驕りを奇しくも1枚に閉じ込めた歴史的なコンピレーション。
1979年から約2年のレーベルではあったが、
日本の音楽史に残した足跡はあまりにも巨大だと思う今日この頃。