Chavez Ravine
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曲目リスト
1 | Poor Man's Shangri-La |
2 | Onda Callejera |
3 | Don't Call Me Red |
4 | Corrido de Box Eo |
5 | Muy Fifi |
6 | Los Chucos Suaves |
7 | Chinito Chinito |
8 | 3 Cool Cats |
9 | El U.F.O. Cayo |
10 | It's Just Work For Me |
11 | In My Town |
12 | Ejercito Militar |
13 | Barrio Viejo |
14 | 3rd Base, Doger Stadium |
15 | Soy Luz Y Sombra |
商品の説明
内容紹介
Ry Cooder's Chavez Ravine is-a post-World War II-era American narrative of "cool cats," radios, UFO sightings, J.Edgar Hoover, red scares, and baseball.Using real and imagined historical characters, Cooder and friends creates an album that recollects various aspects of the poor but vibrant hillside Chicano cummunity, which was bulldozed by developed in the interest of "progress."
Amazonレビュー
ライ・クーダーはこの作品のタイトルに、ソシアル・クラブと続けたかったに違いない。『Buena Vista Social Club』で、この10年でキューバ音楽への高い人気と関心を得て、ライ・クーダーは似たようなアプローチで故郷に近づき、1940年代と50年代のロサンジェルスで花開いたメキシカン・アメリカンのカルチャーまで手を広げた。その結果、このCDはさらに野心的なものになった。DVDは劇場仕立てで、タイムマシンのようでもある。クーダーと無名のメキシコ系アメリカ人のアーティストたちが、UFO、赤狩り、政治的陰謀の時代を代表して、ロサンジェルスにブルックリン・ドジャーズを誘致するために更地にされてしまったチャヴェス・ラヴィーンのヒスパニック居住区を歌っている。よもや区画整理されるとは予想していなかったこの活気のあったコミュニティのために、クーダーはスリー・ミッドナイターズのヴォーカリスト、リトル・ウィリー・G(アルバムのハイライト「Onda Callejara」をロス・ロボスのデヴィッド・ヒダルゴと共同で書いた人物)、メキシコ系ストリート・ギャングの元祖、ドン・トスティ、ラロ・ゲレロに協力を仰いだ。ゲレロはダンスフロアで愛されている「Los Chucos Suaves」をリバイバルさせている。フラーコ・ヒメネスのアコーディオンが「Barrio Viejo」に南米の雰囲気を加えている。
アルバムを通して、クーダーは典型的な趣味の良い、地味ながら卓越した技のギターを演奏し、様々なヴォーカルを引き受けている。クールなチェット・ベイカーのオマージュとして、ピアニストのジャッキー・テラソンと「In My Town」のデュエットも。そして、社会的な文脈においても挑発している。(Don McLeese, Amazon.com)
Product Description
Ry Cooder's Chavez Ravine is-a post-World War II-era American narrative of "cool cats," radios, UFO sightings, J.Edgar Hoover, red scares, and baseball.Using real and imagined historical characters, Cooder and friends creates an album that recollects various aspects of the poor but vibrant hillside Chicano cummunity, which was bulldozed by developed in the interest of "progress."
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 15.49 x 12.9 x 1.5 cm; 155.92 g
- メーカー : Nonesuch
- EAN : 0075597987720
- 商品モデル番号 : 075597987720
- オリジナル盤発売日 : 2005
- SPARSコード : DDD
- レーベル : Nonesuch
- ASIN : B0009353IW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 140,400位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
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- - 25,869位ロック (ミュージック)
- - 33,345位輸入盤
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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この「チェベス ラヴィーン」は「BVSC」を通過したライ クーダーが自身の音楽にそれらの音楽も消化し、ライの音楽として結実させた(「ゲットリズム」以来の)ライ屈指の名盤です。今作があまりに素晴らしいため、この後のいくつかの作品は「エレクション スペシャル」が出るまでどうも物足りなさを感じてしまうものなのです。
2018年に早々とリマスタリングされたのですが、それはレコードと配信でしか入手できません(CDを出してもらいたいものです)
ライ クーダーは、社会の諸々の事情でコミュニティが壊されて行くことに憤りを感じてきている人であり、失われて行ったものをこうして音楽で蘇らせ、描き出してもみせ(きかせ)ます。
でもそこはライさんの一捻りありの音楽ですな。
音楽的濃さ、充実度が満載。
10年以上振りで聴き直したが、こんな凄いアルバムであったとは。
聴き直した甲斐ありました。
買ってからもう数年が経ちますが、ずっと愛聴しています。
癖になる、飽きない、聴くごとに新しい発見が、の三重攻撃。
すごくいいです。
こういうのを、何音楽と表現したら良いのかわかりませんけど、子供のころから、戦前のジャズが好きだった私には、すごくしっくりと来ます。
昔のジャズって、こういう、無国籍風なめちゃくちゃなラディカルさがあったんですよね。
まぁ、「チカチカブンチク」とか「チリビリビン」とかをジャズというのかどうかしだいの話ですが。
半世紀前、メキシコ系アメリカ人が住む土地・地域を
権力とブルドーザーで破壊された悲劇がこのアルバムのテーマです。
私は、歌詞の内容を分析したり、チャベス・ラヴィーンについて深く調べたりしたわけではないので、
ファンとしては無責任なのかもしれません。
しかし、音楽として私はこの音がとにかく好きです。
妙に味があります。
渋みがにじみ出ています。
ジャズやブルース、リズムアンドブルース、ゴスペルなどアメリカ発祥の音に
パワーあるメキシコ系の音を絶妙なバランスでミックス、それが独特なカッコよさを構築しています。
「ぶさカッコいい」 という表現が似合うと思います。
レイドバックしたサウンド、コンテンポラリージャズのような刺激的なサウンド、アクのあるアメリカ南部的なハーモニー、
美しくもあり非凡でもあるメロディ、陶酔するようなリズム、タイム感、すべてが渾然一体となり熟成されています!
当時のこの地での暗く悲惨な破壊による人種差別をベースに、
権力財力で封じ込められてしまう地球上の弱者プアマンの人間模様をテーマにしているのだろうが、
音の方はダイナミックなライ・クーダー節により、それはそれはドラマチックな希望に満ちた音世界シャングリラへ誘ってくれます!
ダイヤなんかよりキラキラ光るあの日の太陽の日差しが美しい。あまりの美しさに涙がでてきちゃいます。
太陽の日差しの美しさに泣けるアルバムなんてそう何枚もないよね。
しかし、アルバムアートワークがダサすぎる。
ノスタルジックなチカーノ・ミュージックに、リーバー&ストーラーの名曲や書き起こしをちりばめて、まさに映画のような世界をつくり上げている。ライはとりたてて難しいフレーズを弾くわけではないし、ヴォーカルでは、ジュリエット・コンマジェーレやエルジ・アルヴィズ、さらにはハワイから招いた旧友ブラ・パヒヌイが印象に残るが、ここには紛れもなく、ライがこだわり続けてきた彼のボーダー・ミュージックがある。
何度聴き終えてももう一度聴きたくなってしまう巻頭の「プアー・マンズ・シャングリラ」と、ブラ・パヒヌイの渋いヴォーカルが心地よい「サードベイス・ドジャース・スタジアム」が秀逸だ。
しかし、そうとは言えないこのアルバム。
個人的にはラテン/TexMex調の曲は留保なしに良いがちょっとcool過ぎるか?という感想。
正直言って悪いこともないが、最高!というわけでもない。それが今の評価。
でも、きっと十年後もたまに聞いてるんだろうな。
星五つは客観性ゼロだが私はどこまでもついてくぞ、と思わせるには十二分な人だしね。
願わくば引退同然になってさえくれなければいいんです。