荒野の決闘 [DVD]
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フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ヘンリー・フォンダ, ビクター・マチュア, ジョン・フォード, リンダ・ダーネル, スチュアート・N・レイク |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 37 分 |
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商品の説明
商品紹介
OK牧場に火花を散らす伝説の決闘!
巨匠ジョン・フォード監督の最高傑作。
<キャスト&スタッフ>
ワイアット・アープ…ヘンリー・フォンダ(小山田宗徳)
ドク・ホリデイ…ビクター・マチュア(内海賢二)
チワワ…リンダ・ダーネル(翠 準子)
クレメンタイン…キャシー・ダウンズ(武藤礼子)
ビリー・クラントン…ジョン・アイアランド(槐 柳二)
監督:ジョン・フォード
製作:サミュエル・エンジェル
脚本:サミュエル・エンジェル/ウィンストン・ミラー
原作:スチュアート・レイク
撮影:ジョー・マクドナルド
●字幕翻訳:佐藤一公 ●吹替翻訳:宇津木道子
<ストーリー>
砂塵吹く荒野の町トゥームストンにやって来た銃の名手ワイアット・アープ。彼は町の保安官となって末弟を殺した犯人を探し、ならず者クラントン一家と対決の時を迎える……。
<ポイント>
●アープ役は「黄昏」でオスカーを受賞した名優ヘンリー・フォンダが演じる。
●ラストシーンの決闘は映画史に残る名場面。
●長い間発売が望まれていた名作が2枚組でDVD化!
●2枚目には劇場公開されなかった“非公開試写版が収録!
●日本語吹替音声計約89分収録。※日本語吹替音声は、現存するテレビ放送当時のものをそのまま収録しております。そのため一部吹替の音源がない部分は字幕スーパーとなっております。
<特典>
【Disc-1】本編+映像特典
●ワイアット・アープIII世による音声解説
●オリジナル劇場予告編
【Disc-2】
●非公開試写版
●ドキュメンタリー「非公開試写版の復活」
●メイキング・シーンのフォト・ギャラリー
レビュー
製作・脚本: サミュエル・エンジェル 監督: ジョン・フォード 原作: スチュアート・レイク 脚本: ウィンストン・ミラー 撮影: ジョー・マクドナルド 出演: ヘンリー・フォンダ/ヴィクター・マチュア/リンダ・ダーネル/キャシー・ダウンズ/ジョン・アイアランド 声の出演: 小山田宗徳/内海賢二/翠準子/武藤礼子/槐柳二
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 158.76 g
- EAN : 4988142289520
- 監督 : ジョン・フォード
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 37 分
- 発売日 : 2005/6/3
- 出演 : ヘンリー・フォンダ, ビクター・マチュア, リンダ・ダーネル
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B0009A48JA
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 160,180位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 929位外国の西部劇映画
- - 12,403位外国のアクション映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
今後もこのような作品をもっと増やして欲しいです。
声質や口調が現代のドラマや映画の吹替えのため、数十年前の西部劇に似合わないのです。
出演∶ヘンリー·フォンダ、ヴィクター·マチュア、リンダ·ダーネル、キャシー·ダウンズ、ウォルター·ブレナン、ワード·ボンド、ティム·ホルト、ジョン·アイアランド、アラン·モウブレイ、ジェーン·ダーウェル、グラント·ウィザーズ、ラッセル·シンプソン、ロイ·ロバーツ、メエ·マーシュ、フランシス·フォード
監督∶ジョン·フォード
この映画、自分にとっての西部劇ベスト1です。
幼稚園の頃から、『ローン·レンジャー』『ララミー牧場』『バークレー牧場』などTV西部劇を見て育ち、映画ファンになった中学·高校時代には、TVの洋画劇場で、昔の西部劇映画をむさぼるように見た。高校生の時、自分で選んだ西部劇ベスト3が、①『荒野の決闘』②『ワイルドバンチ』③『赤い河』でした。
その後、数十年間にVHS、DVD、blu-rayで、その3本も繰り返し見たし、他の西部劇もずいぶん見たが、いまだにベスト3は変わっていない。
1881年、アリゾナ州トゥームストーン近郊。元ダッジシティの名保安官ワイアット·アープ(フォンダ)は、3人の弟とともにキャトル·ドライヴ(牛追い)で多くの牛の群れをカリフォルニアへ運ぶ旅にあった。(※劇中の墓碑には"1882年"となっていますが…)
途中出会った牧場主クラントン(ブレナン)父子が、牛の買い取りを申し出るが、提示額の安さに断る。その夜、末弟ジムを牛の番にキャンプに置いて、アープら3人の兄はトゥームストーンの町へ繰り出す。町で暴れる無法者を取り押さえたアープを見た町長から、保安官就任を依頼されるが辞退する。
だが、キャンプに戻ってみると、ジムは殺されており牛はすべて何者かに盗まれていた。アープは町に戻り、下手人を探しジムの仇を討つために、弟モーガン(ボンド)、ヴァージル(ホルト)とともに、トゥームストーンの保安官に就任するのであった。
札付きの悪徳牧場主クラントン一家が疑われたが、証拠はない。新·保安官をせせら笑うクラントンだったが、その正体が有名なワイアット·アープと知って蒼ざめるのだった。
町には、賭博を仕切る顔役ドク·ホリデイ(マチュア)がいた。ちょいワルの医者くずれだが、侠気と知性を併せ持つガンマン·ドクとアープに友情が芽生える。東部の医者だったドクは、結核を病んで職を捨て、西部に流れてきたのだ。
そんなドクを尋ねて現れる元婚約者の看護婦クレメンタイン(ダウンズ)。都会の匂いのするクレメンタインに恋心を抱くアープ。ドクにゾッコンで、クレメンタインに嫉妬の炎を燃やす酒場女チワワ(ダーネル)。心乱れるチワワに取り入ろうとするクラントンの息子ビリー(アイアランド)。そんな恋模様を絡ませながら、物語はアープ兄弟vs.クラントン一家の「OKコラルの決闘」へと突き進む……。
高校生の頃、この映画で一番好きだったのは、クライマックスの決闘や、疾走する駅馬車を早馬で追うアープのチェイス·シーンなどのアクションではない。本題とは離れた牧歌的な日曜の朝のシーンである。
教会がなく、牧師もいないトゥームストーンの町に教会を建てようとする有志たちが開いた野外·募金パーティ。床屋で散髪して、めかしこんだアープ。ドクに突き放され町を出ようとするクレメンタインを引き止めたアープは、彼女とともに野外パーティに赴く。
ダンスに誘ってほしそうな彼女をアープが広場に連れ出すと、踊っていた人々が二人のために場所を空ける。人々に囲まれて恥ずかしげに楽しげに踊る二人。亡き末弟ジムの墓参りから戻った弟モーガンとヴァージルは、そんな兄の姿に驚く……。
なんてことのない場面だが、このシーンを見た時、この映画は“自分的No.1西部劇”になりましたw
高校生の時は気づかなかったのだが、「映画(picture)=絵画」ということを、強く実感させてくれる映画だ。構図、カメラ·アングル、役者·大道具·背景などの配置。紫煙が漂い、陰影に富んだ奥行を感じさせる酒場……。色彩豊かな油彩画でもなく、枯れた山水画でもない、モノクロームの味わい深い映像……名画です。
もっともジョン・ウエインも小林昭二、納谷五郎ってこともあったしな。
史実とは大幅に違う話で、史実に範をとったというべきなのだろう。
後年、堅い人物役の多かったフォンダが女性に恋するというのが目新しいよね。
しかしドクもなんであんな美人を袖にしたのだろう、結核だからとはいえ。
オールドマン・クラントンはウォルター・ブレナンなんだ。「リオ・ブラボー」で活躍する足の悪い爺さん。
ランカスターとダグラス版の「OK牧場の決闘」とどちらが上かな?
1946年、ジョンフォードの終戦後の初作品ですが、
練り上げられた脚本と計算された場面構成、人間の暖かさなど
詩情に満ちて観るものを最後まで捉えて離しません。
その作品がBDになって最高の画質になっています。
画面の美しさでひとつ一つのシーンがより魅力的に感じられるのです。
オリジナルのフィルムに近い緻密な画面は暗いシーンのディテールも
適切に描き出して魅力を増しました。
ストーリーだけが映画の魅力ではないことを知らせてくれます。
音声も字幕も英語と日本語が選べてすごく勉強にもなります。
英語の字幕を出すと、あそこは解らなかったけどそう言ったのか、
と日本人ならではの発見もあります。
レビューを拝見すると吹き替えで楽しむ方が多いのに驚きます。
小山田宗徳さんは一緒に仕事をさせて頂きよく存じ上げていたのですが、
私の知っている日常のお声とは違うので気が付きませんでした。
おそらくだいぶ若い時の吹き替えなのでしょう。
音声レベルが低めに感じますが、私の再生機が原因か不明です。
価格も手頃なのがありがたいですね。
この作品が好きな方、未だ観ていない方は必見の名作です。
西部開拓史上もっとも有名な事件である。OK コラルの決闘が有名になったのは、
スチュアート・レークの『辺境の保安官ワイアット・アープ』が 売れに売れたか
らである。ジョン・フォードは この本を下敷きにして ワイアット・アープを辺境
におけるもっとも有能な法の守護神として描いた。ヘンリー・フォンダが物静かだ
が 毅然とした法の番人を好演している。
この映画の原題は「愛しのクレメンタイン」。クレメンタインはドク・ホリデイを
探して東部から来た元カノ。掃き溜めに舞い降りた鶴の趣がある。ドクは結核を病
んで西部に流れてきた元医師。悪名高いガンマンだが、酒場で「生きるべきか、死
ぬべきか、それが問題だ」で始まるハムレットの有名な独白を朗誦してみせた。西
部劇でシェイクスピアとは驚いた。
ワイアットはクレメンタインに一目ぼれ。ワイアットのクレメンタインに対するぎ
こちない対応が微笑ましい。ワイアットはクレメンタインの扱いをめぐってドクと
対立するが、最後にドクととともに OKコラルで牛泥棒クラントン一家と対決する。
詩情にあふれ、ほのぼのとした余韻の残る名作中の名作です。