青臭いが、オトコとは、という命題に現代感覚を交えて取り組み、
そして或る程度成功したのが本作仮面ライダー響鬼だと思う。
キャスティングされた「鬼」達は皆大人であり、ヤワなアイドル予備軍
ではない為、演技も声も落ち着いて深みすら感じる内容であった。
こういった本放映を踏まえて、このサントラを聞くと鬼達の
生き生きとした躍動、切ないやせ我慢の心持ちなども思い起こされ、
内側から静かにテンションが上がってくる。
映像をしっかり味わった上で聴くことをオススメしたい本作。
はまった私は、劇中で登場する「たちばな」の舞台となったお店につい行ってしまった。