クロッカーズ [DVD]
フォーマット | ドルビー, ワイドスクリーン, 色 |
コントリビュータ | デルロイ・リンドー, スパイク・リー, ジョン・タートゥーロ, ハーヴェイ・カイテル |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 9 分 |
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商品の説明
Amazonより
舞台はニューヨーク、ブルックリン。麻薬ディーラーのストライクに、組織のボスからレストラン支配人殺害の命令が下った。やがて事件は起き、殺人課のロッコ(ハーヴェイ・カイテル)とラリー(ジョン・タトゥーロ)が捜査に当たり、ストライクの兄である人格者のヴィクター(デルロイ・リンド)に任意同行を求めるが…。
現代アメリカの黒人問題を鋭く追及し続けるスパイク・リー監督が、麻薬問題を扱いつつ、黒人兄弟による善と悪の確執を描いた犯罪ヒューマンドラマの秀作。そもそもマーティン・スコセッシが映画化権を獲得し、彼が監督する予定だったが『シカゴ』の撮影を優先させるべく、S・リーに監督を依頼し、自身は製作に回ったといういきさつがある。(的田也寸志)
レビュー
製作・監督・脚本: スパイク・リー 製作: ジョン・キリク/マーティン・スコセッシ 脚本: リチャード・プライス 撮影: マリック・ハッサン・セイード 出演: ハーヴェイ・カイテル/ジョン・タトゥーロ/デロイ・リンド/イサイア・ワシントン/キース・デヴィッド/メキ・ファイファー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4580120511519
- 監督 : スパイク・リー
- メディア形式 : ドルビー, ワイドスクリーン, 色
- 時間 : 2 時間 9 分
- 発売日 : 2005/6/24
- 出演 : ハーヴェイ・カイテル, ジョン・タートゥーロ, デルロイ・リンドー
- 字幕: : 英語, 日本語
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B0009EP0A2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 264,207位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 26,307位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スパイク・リーは大好きな監督ですが、時々、メッセージ性が強すぎるなと感じることがあります。この作品でも、展望がなくドラッグの売人するしかないような黒人の社会が描かれていますが、物語が良いのと、登場人物がそれぞれ人間味があって、アクの強さが前面に出ていません。白人の俳優で端役でないのは、ハーヴェイ・カイテルとジョン・タトゥーロだけですが、二人共いい味が出ています。音楽も良いので、オリジナルサウンドトラックも買いました。
2018年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初の一服で 病みつきに
人種も 貧富の差も 関係なく
永遠の旅 が 始まる
家も金も 肉親も 失い
クスリの為なら 赤ん坊も 売っちまう
ムショに 入っても 止められない
中毒から抜け出すのは 墓に 入るしかない
だから ❝ヤクはやるな❞ と言っている
「★クラックにはやってもやらなくても係わってはいけない★」
そういうメッセージ
-★なのは ラストがしっくりこない
結局 ダリル・アダムスは 誰が殺ったのか?
人種も 貧富の差も 関係なく
永遠の旅 が 始まる
家も金も 肉親も 失い
クスリの為なら 赤ん坊も 売っちまう
ムショに 入っても 止められない
中毒から抜け出すのは 墓に 入るしかない
だから ❝ヤクはやるな❞ と言っている
「★クラックにはやってもやらなくても係わってはいけない★」
そういうメッセージ
-★なのは ラストがしっくりこない
結局 ダリル・アダムスは 誰が殺ったのか?
2018年2月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今見ても色褪せないブラックムービ一!
サントラも、かつこよすぎ
ドラッグ&今話題の銃規制問題とアメリカの闇を考えさせられるスパイク・リー&マーティンスコセッシ監督コラボ大作映画だと思います。
サントラも、かつこよすぎ
ドラッグ&今話題の銃規制問題とアメリカの闇を考えさせられるスパイク・リー&マーティンスコセッシ監督コラボ大作映画だと思います。
2015年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔みた映画をDVDでまた観る事ができました。
サントラとセットで購入をオススメします。
サントラとセットで購入をオススメします。
2006年3月2日に日本でレビュー済み
ブラックムービーが好きならこれは「ニュージャージードライブ」「ボーイズンザフッド」「ジュース」「カラーズ」に合わせて確実に見ておくべき。この映画では二種類のblackを描いていて一つはプロジェクトに住む若いブラック達の典型的な姿。ドラッグディーリング、白人、ポリスに対する偏見、捕まっても絶対にスニッチしない、自分の身は自分で守る、いわゆるニガー。もひとつは、真面目に生きている黒人、いわゆるブラック。主人公のストライクやそのまわりがニガーで、ストライクの兄貴がブラック。映画は、このストライクを腐った環境から逃れさせるまでを描いているけど、この映画ではやっぱり、子供たちがギャングたちにある種憧れをもっていて、そうなりたい願望があることもつたわってくるし、腐った環境から逃れたくても逃れられないとか、仲間がポリスに口をわらないように悪事はシェアしあうとか、そういうダークな部分に焦点をあてた映画。監督のスパイクリーはクルックリン、Do the right thingでもロウクラスの黒人たちをほのぼのと描いてるけど、これはそうじゃない。
心に残るのは最後ストライクがハーベイカイテル演じるポリスに「なぜ俺にそこまでしてくれるんだ?」っていうシーン。この言葉は自分以外誰も信用しない、こういった黒人にとってすごく深い意味をもった言葉だってことはブラックムービー好きな君ならわかるはずだ。
こういう下層階級の黒人を厚遇してくれる白人もいなけりゃ同じ黒人でも上、中層階級は相手にしない。そんな環境で成長して物心ついたころには周りは親ですらドラッグアディクトだったりドラッグ売ってる、そんな環境で覚えたことはタフでいること。タフでいれば周りが自分をリスペクトしてくれる。だから殺しだってする。 笑いを求めるなら、これは後回しでしょう。まったく笑える映画じゃないから。深い映画。ヒップホップ、黒人文化に興味ある人にはぜひみてほしい。成功したラッパーたちの華やかな部分だけじゃなくて、ストリートではこういうダークな若者がたくさんいるってことを改めて考えてほしい。前述した映画はストリートのこういう若者に焦点をあてた映画だからこの映画をみて興味をもったひとはこれらも見てね。
ちなみにこのクロッカーズをもっと近代化したかんじがbelly。かな。
心に残るのは最後ストライクがハーベイカイテル演じるポリスに「なぜ俺にそこまでしてくれるんだ?」っていうシーン。この言葉は自分以外誰も信用しない、こういった黒人にとってすごく深い意味をもった言葉だってことはブラックムービー好きな君ならわかるはずだ。
こういう下層階級の黒人を厚遇してくれる白人もいなけりゃ同じ黒人でも上、中層階級は相手にしない。そんな環境で成長して物心ついたころには周りは親ですらドラッグアディクトだったりドラッグ売ってる、そんな環境で覚えたことはタフでいること。タフでいれば周りが自分をリスペクトしてくれる。だから殺しだってする。 笑いを求めるなら、これは後回しでしょう。まったく笑える映画じゃないから。深い映画。ヒップホップ、黒人文化に興味ある人にはぜひみてほしい。成功したラッパーたちの華やかな部分だけじゃなくて、ストリートではこういうダークな若者がたくさんいるってことを改めて考えてほしい。前述した映画はストリートのこういう若者に焦点をあてた映画だからこの映画をみて興味をもったひとはこれらも見てね。
ちなみにこのクロッカーズをもっと近代化したかんじがbelly。かな。
2007年4月10日に日本でレビュー済み
ニューヨークの下層社会の黒人少年のドラッグディーラーを描いたこの映画、観ていて切実に思うことは、最下層のドラッグディーラーにさえ向上心があるということだ。残念ながら方向性はいささか間違っているのであるが向上心は確実にある。70年代の「スーパーフライ」とは違った世界観ではあるが結局はアメリカの抱える暗部ということにおいては実は何の変わりもないということのようだ。
2006年1月24日に日本でレビュー済み
スパイク・リーの映画がだんだん盛り上がらなくなる前のころ作られたもので、とてもよくまとまってる作品だと思う。スコセッシがプロデュースして以後疎遠になったという噂もあるけど。社会派でなおかつ映像センスの洗練度はその頃の先端だったのではと思わせる、このコンビ。黒人問題の提起も過激に飛ばす感じでないので、ドラマとして見ごたえあります。この監督ファンなら当然、社会派ものとか黒人カルチャーに興味があってもこの値段で買いでしょう。
2004年6月3日に日本でレビュー済み
ドラックや銃による殺し合いといった、アメリカの黒人たちが抱える問題を描くという、スパイク・リーの本領発揮の映画と言ってもいいだろう。彼独自のタッチやセンスに彩られた演出シーンの随所にメッセージが込められており、オープニングから、スパイク・リーの世界に入ってしまう。全体的にスリルと緊張感に満ちた映画だ。
映画はひとりの若い黒人が射殺された事件に端を発し、貧しい黒人街でのさまざまな人間模様がテンポよく展開する。この一連の事件を通して、ハーヴェイ・カイテル演ずるロッコ刑事が、黒人達の置かれている環境と境遇を見つめてゆく。デロイ・リンドが演ずる麻薬売買の元締めロドニーの演技がまた光っている。黒人たちの状況をそのまま人間で表したような役柄だが、この社会で生き抜くために必要な冷徹さと、黒人たちを正しい方向に導こうとするやさしさを兼ね備えている。
ラストは悲しく、泣けてくる。間違いなくスパイク・リーの代表傑作。
映画はひとりの若い黒人が射殺された事件に端を発し、貧しい黒人街でのさまざまな人間模様がテンポよく展開する。この一連の事件を通して、ハーヴェイ・カイテル演ずるロッコ刑事が、黒人達の置かれている環境と境遇を見つめてゆく。デロイ・リンドが演ずる麻薬売買の元締めロドニーの演技がまた光っている。黒人たちの状況をそのまま人間で表したような役柄だが、この社会で生き抜くために必要な冷徹さと、黒人たちを正しい方向に導こうとするやさしさを兼ね備えている。
ラストは悲しく、泣けてくる。間違いなくスパイク・リーの代表傑作。