最初、このCDを購入することを躊躇ってしまいました。画面には寺山修司の1974年の「田園に死す」という映画のサウンドトラック盤であるという記載が何処にも無く、J. シーザーの同名の作品なのかなと思ったのです。
私へ届いたパッケージを開けたら、大変嬉しいことに寺山修司の「田園に死す」のサントラ盤でした。
寺山作品から生まれた音楽には一癖二癖は有るので、断定的には他人には勧めませんが、収録された音楽の数々は悲しくもロマン溢れるもので、初めてお聴きになる方は多少なりとも衝撃を受けるとも想像しますが、寺山修司ファンにとってはたまらない程の感動です。