1985年 アルバム「kamakura」を引っ提げてのコンサート以降、サザンオールスターズは活動停止するーー
しかし続け様に桑田佳祐は、KUWATA BAND〜 小林武史との出会いから(KUWATA BANDの反省から)生まれる 1stソロアルバム「KEISUKE KUWATA」を制作する。
そして、小林武史とのソロを引き継いだ形で、1988年にこの ♪みんなのうた で3年ぶりのサザン復活を果たす。これはこれまでのサザンにはなかった軽快な縦ノリの、傑作ナンバー!
カップリングの ♪おいしいね〜傑作物語 は、その頃渋谷陽一がよく言っていた「産業ロック」という語彙をそのまま引き継いで歌った(それでも案外)気骨のあるナンバー
私はこの2曲を聴いて、復活したサザンには期待したものだった。
だがしかし……その後のサザンは世のバブルの波に乗り〜 それに飲まれるままに ”馬鹿騒ぎの腰つき”と化した稚拙なライヴをするようになってしまった(世間ではソコカラより受け入れられ、サザンオールスターズの人気は定着したーー私は当時、「チケットあるから一緒に行かない?」と誘われたこともあったものだが、そんなサザンは聞きたくもないので断ったくらいだ)
復活後のサザンにも良い曲は幾らもあるが、バンドとしてのサザンオールスターズはもう1985年までで終わっている(哀……また大森隆志が脱退してからは もおサザンオールスターズは崩壊している)
しかし、
「第2の傑作デビュー アルバム」は未だに作られていないサザンオールスターズなのでありまスル(激悲ーーエルヴィス コステロで言うなら、いつまでも「パンチ ザ・クロック」「グッバイ クルエル ワールド」を作り続けようとするサザンなのです。涙♪〜)