途中までは大変面白かったのですが、クライマックスを迎えると一気に気が萎えます。
凄く中途半端に物語が終わってしまうんですよね。
「ラストはプレーヤーのご想像に任せます」という物語はよくありますが、ここまで放り投げられると困惑します。
最後の戦い。
一緒に戦ってくれた沙耶と春秋。
二人はどうなったのか?
主人公の亮は?
芝浦八重は?
ていうか、邦博は?
と疑問符ばかりが浮かぶラストでした。
これがTRUE END…
かなり消化不良です。
勝手にその後を想像することは出来るんですけど、それは何か違う気がする。
個人的には、どんな物語であっても、読者ではなく製作者が結末を明確に描く、というのが作品だと思っているのですがね。
読者の自由って、その提示された結末を、自分なりに解釈することだと思ってるんですけど。
この作品は完全に結末をプレーヤーに任せちゃってますねぇ。
これもエゴかな(笑)
しかも黒幕っぽい八重は物凄いエゴイスト(苦笑)
亮や修二、沙耶、春秋といった名のある能力者たちが揃って八重の救いを拒否してるのに、まったく耳を貸さずに彼らの心を吸収しておいて「救う」と言う。
怖っ!
八重を「どこまでも拡がる虚無」と表現した亮が、なんで「溢れんばかりの光」と感じたのか意味不明。
私は修二や春秋の「ぽっかりと空いた穴」「底知れない闇」「真っ暗な湖」のような心だという表現の方がしっくりきました。
そもそも亮に共感しづらいですね。
選択肢がどれも気に入らないし、無口(寡黙じゃない)な性格にイライラされられました(苦笑)
修二たちはよかった。なんで星3つ。
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リアライズ -Panorama Luminary-
プラットフォーム : PlayStation2
ダブルポイント 詳細
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- 梱包サイズ : 19 x 13.6 x 1.6 cm; 140.62 g
- 発売日 : 2005/9/15
- ASIN : B0009IXM08
- 製造元リファレンス : SLPM66029
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- - 3,583位PS2ゲーム
- カスタマーレビュー:
商品の説明
超能力に目覚めた若者たちの戦いを描いたアダルトアドベンチャー。 一般的な恋愛アドベンチャーゲームのようにヒロインへの態度が物語を分岐させるのではなく、エゴ能力者たちの関わり合いの中で主人公がどのように意志を貫いていくかが展開を左右する。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2014年2月12日に日本でレビュー済み
わき役だが若林直美さんの演技がいい。はまり役。
それと、なぜかこのゲームをやっていたらPS2の調子が良くなった。クリーンソフト。
それと、なぜかこのゲームをやっていたらPS2の調子が良くなった。クリーンソフト。
2009年1月11日に日本でレビュー済み
ある日唐突に不思議な物体が視えるようになり、やがて同質のモノ、自らの「エゴ」を具象化する能力に目覚めた主人公。
「エゴ」は大勢いる能力者達の間では「プロキシ」とも呼ばれ、他の作品から見るなら「スタンド」や「ペルソナ」に近しい。ただしエゴ自体が直接的に可能なのは精神への介入のみ。
現実の人間関係で、当たり前に自己と他者・他者と他者のエゴがぶつかる様のメタファー、そしてその発展のごとく、一種の「超能力バトル」が展開されます。
エゴにも強さのランクがあり、相手のエゴに傷を与えただけ、自らのエゴは強くなってゆく。この法則ゆえに街ではエゴ能力者=プロキシユーザーがさながらMMORPGのような形で狩り合ったり、固定メンバーなり行きずりなりでチームを組んで各々の特性を活かした戦術を展開したり、こういった設定に酷く惹かれました。また、エゴの姿は非能力者には見えないまま精神に介入できるために、「悪用」する輩と「正義感」からそんな連中を「狩る」能力者も存在。
果たして、主人公は自らの「エゴ」をどこへ向けてゆくのか――
私はこの設定だけで本家は置いておき、二次創作したくなるだけの魅力を感じました。
正直シナリオは明らかに片手落ちなまま放置されてる要素があったり、重要そうでも背景がまるで補足されていないキャラがいたり、どのエンディングでも「?」と感じたり未完〓の感が強いです。これが最初はすごくもどかしくて、期待を裏切った「駄作」扱いしてましたが、後になってそのあたりが逆転現象を。不完全ゆえに余計「設定」を前面に引き出させる皮肉な結果になりました。
まだ先にいくらでも話を作れそうな、そんな感じですね。舞台は東京ですが、全国的にエゴ能力者が覚醒している描写もあるので、他の都市を舞台にもできますし。
キャラ萌えは皆無(あ、線路にいたあの子くらい……?)、背景画、特に夕暮れ時の美しさは一級品。音楽はバトルではトランス系、その他では落ち着いたジャズ系となかなか聞き応えのある曲揃い。
しかしここまで「設定だけ使ってみたい」まっさらな二次創作をしたいだけの「魅力的な素材」を提供してくれた作品は他にも数えるほどで、そういう意味での評価になります。
このゲーム――詰まるところシナリオそのものの評価は妄想補完できるか否かに左右され、人によってかなり異なると思われます。私なら★3くらい。
ちなみに、好きなキャラは眼鏡のオレンジ君。
「エゴ」は大勢いる能力者達の間では「プロキシ」とも呼ばれ、他の作品から見るなら「スタンド」や「ペルソナ」に近しい。ただしエゴ自体が直接的に可能なのは精神への介入のみ。
現実の人間関係で、当たり前に自己と他者・他者と他者のエゴがぶつかる様のメタファー、そしてその発展のごとく、一種の「超能力バトル」が展開されます。
エゴにも強さのランクがあり、相手のエゴに傷を与えただけ、自らのエゴは強くなってゆく。この法則ゆえに街ではエゴ能力者=プロキシユーザーがさながらMMORPGのような形で狩り合ったり、固定メンバーなり行きずりなりでチームを組んで各々の特性を活かした戦術を展開したり、こういった設定に酷く惹かれました。また、エゴの姿は非能力者には見えないまま精神に介入できるために、「悪用」する輩と「正義感」からそんな連中を「狩る」能力者も存在。
果たして、主人公は自らの「エゴ」をどこへ向けてゆくのか――
私はこの設定だけで本家は置いておき、二次創作したくなるだけの魅力を感じました。
正直シナリオは明らかに片手落ちなまま放置されてる要素があったり、重要そうでも背景がまるで補足されていないキャラがいたり、どのエンディングでも「?」と感じたり未完〓の感が強いです。これが最初はすごくもどかしくて、期待を裏切った「駄作」扱いしてましたが、後になってそのあたりが逆転現象を。不完全ゆえに余計「設定」を前面に引き出させる皮肉な結果になりました。
まだ先にいくらでも話を作れそうな、そんな感じですね。舞台は東京ですが、全国的にエゴ能力者が覚醒している描写もあるので、他の都市を舞台にもできますし。
キャラ萌えは皆無(あ、線路にいたあの子くらい……?)、背景画、特に夕暮れ時の美しさは一級品。音楽はバトルではトランス系、その他では落ち着いたジャズ系となかなか聞き応えのある曲揃い。
しかしここまで「設定だけ使ってみたい」まっさらな二次創作をしたいだけの「魅力的な素材」を提供してくれた作品は他にも数えるほどで、そういう意味での評価になります。
このゲーム――詰まるところシナリオそのものの評価は妄想補完できるか否かに左右され、人によってかなり異なると思われます。私なら★3くらい。
ちなみに、好きなキャラは眼鏡のオレンジ君。
2005年6月17日に日本でレビュー済み
インターチャネルから発売の『リアライズーPanorama Luminary-』の正体はじつは・・・“乙女ゲー?”だそうです。乙女の心をゾクゾク刺激する場面や、
PS2版だけのむふふなイベントもありだそうで楽しみですね。
期待大って事で星5つ!!
PS2版だけのむふふなイベントもありだそうで楽しみですね。
期待大って事で星5つ!!
2021年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
設定は良かったです。
ストーリーもどう決着つけるか、楽しみにしながらプレイできました。
でも中ボスぽい人や、凄い重要人物ぽい人のただいるだけ感が勿体なかったですね。
一番いいエンディングもその後を少し見たかったです。
少し物足りなく感じましたがまぁ楽しめました。
ストーリーもどう決着つけるか、楽しみにしながらプレイできました。
でも中ボスぽい人や、凄い重要人物ぽい人のただいるだけ感が勿体なかったですね。
一番いいエンディングもその後を少し見たかったです。
少し物足りなく感じましたがまぁ楽しめました。