映画として「面白い」と思います。
妖怪が主役ではなく、ストーリーを補完する役割であり、ドラマとしては妖怪の特撮が無くても成立していると思われ、うまいなぁと感じられる点が多い映画だと個人的には思われます。
妖怪百物語 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 吉田哲郎, 安田公義, 平泉征, 高田美和, 藤巻潤 |
稼働時間 | 1 時間 19 分 |
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商品の説明
Amazonより
大映が製作した妖怪時代劇の一編。江戸の豪商・但馬屋利右衛門は、寺社奉行堀田豊前守と結託し、岡場所を作る計画を強行。立ち退きを命じられた長屋の住人は、泣き寝入りするしかない。ある夜、油すまし、ろくろ首、ぬらりひょん、大首といった妖怪たちが大挙して出現。悪事の限りをつくす寺社奉行を恐怖のどん底に突き落とす。
妖怪の恐怖を全面に押し出した作品ではなく、本作は時代劇によくある、自分の立場を利用して悪事をはたらく悪徳奉行とその手足となる商人が、庶民を苦しめるといったパターンで進行する。いわば「必殺」シリーズにおける仕事人たちの役割が妖怪たちのポジションであり、その容姿で悪人たちをこらしめるくだりは、不気味なビジュアルでありながらカタルシスを感じさせる。妖怪たちとなぜか品番に遭遇してしまう、ぼんぼんの役を浪速のコメディアン・ルーキー新一が演じており、そのトホホなあわてふためきぶりが笑いを誘う。音楽は渡辺宙明で、妖怪出現シーンの楽曲は、後に東映の特撮TVシリーズにも使用された。(斉藤守彦)
レビュー
監督: 安田公義 脚本: 吉田哲郎 撮影: 竹村康和 音楽: 渡辺宙明 出演: 藤巻潤/高田美和/平泉征/坪内ミキ子/ルーキー新一/林家正蔵/神田隆
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988111281807
- 監督 : 安田公義
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 19 分
- 発売日 : 2005/7/29
- 出演 : 藤巻潤, 高田美和, 平泉征
- 販売元 : 角川エンタテインメント
- ASIN : B0009IY9GY
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 33,842位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃に映画館で見た懐かしい映画.
あの頃に帰って見ることができました。
良かったです。
あの頃に帰って見ることができました。
良かったです。
2016年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
好きなもので、書かせて戴きます。
作品は、古いからダメ的な感覚で決めるものではないと考えています。
それは、その時代だから作れるもの、作れたものがあるためで、
この大映妖怪シリーズ、大魔神シリーズなどは、まさにそれと思います。
原口さんの造形が素晴らしい「さくや妖怪伝」や平成の「妖怪大戦争」は
頑張って作り上げていますが、しかしやはり、特に、この「妖怪百物語」や、
続編の「妖怪大戦争」の凄さを超える妖怪映画は、この先にも出来はしないと感じます。
いかんせん、時代が未来になるほど、古き時代の景観や空気感、色、
時代ならではの表現などは失われて行き、作り出せる職人も居なくなっていく。
じゃあ、CGで作ればいいじゃん。というものでは無く、
こと妖怪や怪談映画については、古くさい手作り感がよく似合うのであり、
から傘が操演でピョンピョン動かされていたり、
ろくろ首シーンが上手い演出で怖さを表現していたり、
おしろい婆が闇の奥からただ歩いて来るだけだったり、
(このシーンは妖怪襲撃の始まりを表わすと解釈)
妖怪大戦争では、河童や油すましがユーモラスに活躍したり・・・
そして何より、妖怪たちの造形の素晴らしさが秀逸絶品であって、
また、フィルムの多重合成による百鬼夜行のシーンは、
妖怪たちが、なんと美しく、シュール美なシーンか。
渡辺宙明先生の、悲鳴ともいえる音がミックスされた、
王道な お化け音楽が、怖さをさらに増しています。
最後に、この映画で一番怖いのは、大首以上に、
殺生禁断の池に登場する、おじいちゃん(荒木忍さん)じゃないかと、
観るたびに思います。
(追記)
復刻ドットコムから復刻されていますが、
佐藤有文著の、ジャガーバックス「日本妖怪図鑑」内で、
妖怪の紹介ページに、大映の妖怪シリーズの写真が多用されており、
当時、佐藤有文さんのセンスの高さを感じられます。
大映妖怪シリーズがお好きな方、必携の名著と思います。
ちなみに、「世界妖怪図鑑」では、当時の洋もの怪奇映画、
歴代ドラキュラ映画やフランケン映画などの写真を多用しており、
こちらも必携の名著と思います。
長文、失礼しました。
作品は、古いからダメ的な感覚で決めるものではないと考えています。
それは、その時代だから作れるもの、作れたものがあるためで、
この大映妖怪シリーズ、大魔神シリーズなどは、まさにそれと思います。
原口さんの造形が素晴らしい「さくや妖怪伝」や平成の「妖怪大戦争」は
頑張って作り上げていますが、しかしやはり、特に、この「妖怪百物語」や、
続編の「妖怪大戦争」の凄さを超える妖怪映画は、この先にも出来はしないと感じます。
いかんせん、時代が未来になるほど、古き時代の景観や空気感、色、
時代ならではの表現などは失われて行き、作り出せる職人も居なくなっていく。
じゃあ、CGで作ればいいじゃん。というものでは無く、
こと妖怪や怪談映画については、古くさい手作り感がよく似合うのであり、
から傘が操演でピョンピョン動かされていたり、
ろくろ首シーンが上手い演出で怖さを表現していたり、
おしろい婆が闇の奥からただ歩いて来るだけだったり、
(このシーンは妖怪襲撃の始まりを表わすと解釈)
妖怪大戦争では、河童や油すましがユーモラスに活躍したり・・・
そして何より、妖怪たちの造形の素晴らしさが秀逸絶品であって、
また、フィルムの多重合成による百鬼夜行のシーンは、
妖怪たちが、なんと美しく、シュール美なシーンか。
渡辺宙明先生の、悲鳴ともいえる音がミックスされた、
王道な お化け音楽が、怖さをさらに増しています。
最後に、この映画で一番怖いのは、大首以上に、
殺生禁断の池に登場する、おじいちゃん(荒木忍さん)じゃないかと、
観るたびに思います。
(追記)
復刻ドットコムから復刻されていますが、
佐藤有文著の、ジャガーバックス「日本妖怪図鑑」内で、
妖怪の紹介ページに、大映の妖怪シリーズの写真が多用されており、
当時、佐藤有文さんのセンスの高さを感じられます。
大映妖怪シリーズがお好きな方、必携の名著と思います。
ちなみに、「世界妖怪図鑑」では、当時の洋もの怪奇映画、
歴代ドラキュラ映画やフランケン映画などの写真を多用しており、
こちらも必携の名著と思います。
長文、失礼しました。
2014年1月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大映・妖怪三部作の記念すべき第1本目。
「百物語」とは、100本のローソクの中で怖い話を1つずつしていき、それが終わる毎にローソクを1本消す。
そして、その最後が消された後に本当の怪異が起こる・・・という、古くからの言い伝えがある怪談話の会のこと。
この映画の中でその百物語の1つとして語られるのは、「土ころび」「おいてけ掘(ろくろ首)」の2つですが、
悪行をはたらいた参加者に妖怪達の裁きが下る!・・・という感じで、たくさんの日本妖怪が出てきます。
妖怪達は水木しげるの妖怪画を参考にして造られたという着ぐるみによるもので、
現代では真似しても絶対に造り得ない味があり最高に魅力的。
怖いながらもユーモアもある作品で、
時代劇ですが、子供からお年寄りまで幅広い層の方に楽しんで頂けると思います。
ラストの百鬼夜行は見物ですよ!!
評価を★★★★☆としましたが、大映・妖怪三部作で一番好きな『 妖怪大戦争 (1968年)』
との差別化の為にこの評価としました。
■■■ソフトについて■■■
2005年に同社(角川)から発売されたDVDの再発廉価版です。
マスターも同じもの(2000年に大映から発売されたDVDのHDテレシネ・ニューマスター)を使用。
メニュー画面や映像特典も同じですが、ジャケットとdiscレーベル面が変わっています。
LD BOX化の際に妖怪マニアの原口智生氏(「 さくや 妖怪伝」監督 )によって付けられた
とても面白いチャプターもそのまま移植されている点にも注目!
(チャプターシートは封入されていません)
■1968年度作品(79分) カラー
■映像:シネマスコープ
■音声:日本語(Dolby Digital 2.0chモノラル)
■字幕:字幕なし
◆映像特典
:劇場予告編(1種)
:妖怪紳士録(出演妖怪の詳細テキスト)
:ギャラリー(ポスター2種)
「百物語」とは、100本のローソクの中で怖い話を1つずつしていき、それが終わる毎にローソクを1本消す。
そして、その最後が消された後に本当の怪異が起こる・・・という、古くからの言い伝えがある怪談話の会のこと。
この映画の中でその百物語の1つとして語られるのは、「土ころび」「おいてけ掘(ろくろ首)」の2つですが、
悪行をはたらいた参加者に妖怪達の裁きが下る!・・・という感じで、たくさんの日本妖怪が出てきます。
妖怪達は水木しげるの妖怪画を参考にして造られたという着ぐるみによるもので、
現代では真似しても絶対に造り得ない味があり最高に魅力的。
怖いながらもユーモアもある作品で、
時代劇ですが、子供からお年寄りまで幅広い層の方に楽しんで頂けると思います。
ラストの百鬼夜行は見物ですよ!!
評価を★★★★☆としましたが、大映・妖怪三部作で一番好きな『 妖怪大戦争 (1968年)』
との差別化の為にこの評価としました。
■■■ソフトについて■■■
2005年に同社(角川)から発売されたDVDの再発廉価版です。
マスターも同じもの(2000年に大映から発売されたDVDのHDテレシネ・ニューマスター)を使用。
メニュー画面や映像特典も同じですが、ジャケットとdiscレーベル面が変わっています。
LD BOX化の際に妖怪マニアの原口智生氏(「 さくや 妖怪伝」監督 )によって付けられた
とても面白いチャプターもそのまま移植されている点にも注目!
(チャプターシートは封入されていません)
■1968年度作品(79分) カラー
■映像:シネマスコープ
■音声:日本語(Dolby Digital 2.0chモノラル)
■字幕:字幕なし
◆映像特典
:劇場予告編(1種)
:妖怪紳士録(出演妖怪の詳細テキスト)
:ギャラリー(ポスター2種)
2021年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の頃に怖くてドキドキしながら観た作品で、思わず懐かしくて購入しました。
やっぱりとても面白い作品でした
やっぱりとても面白い作品でした
2018年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の時分に帰ったような昭和を感じさせる懐かしい作品です。
怖いと言うよりもコミカルで微笑ましいストーリー展開です。
是非、お子さんと一緒に見て頂き昭和を堪能してください。
怖いと言うよりもコミカルで微笑ましいストーリー展開です。
是非、お子さんと一緒に見て頂き昭和を堪能してください。
2020年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容は勧善懲悪の典型的な物語で少しも面白くない。今の墨田区の錦糸堀周辺の置いてけ堀辺りが舞台。江戸時代中期以降は江戸の町が発展して隅田川の本所界隈まで町が広がったが、まだ神田周辺より新興市街地のため、堀や野原があった。百物語をテーマに色々な妖怪が出てくるが、特写技術は優秀でよくできているのが、この映画の魅力といえる。