全編アコースティックギターのみの弾き語り。そこに凄味を感じます。
やろうと思えば手兵のE・ストリートバンドを用いて、ノリノリのロックンロールや美しいバラードを演じたかもしれませんが、そこに入らずあえてシンプルな作りにしたのは、メッセージを重視しようとしたのかもしれぬ。
貧困、世代間の乖離、孤独といった社会の暗部を淡々と歌いますが、華やかなメッキをはがした鋼の地の重さを感じさせる。ブルースはこの時点で単なるロック歌手から一皮むけた存在になったというべきでしょう。
地味な作品ですが存在感はあります。
ネブラスカ(紙ジャケット仕様)
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曲目リスト
1 | ネブラスカ |
2 | アトランティック・シティ |
3 | マンション・オン・ザ・ヒル |
4 | ジョニー99 |
5 | ハイウェイ・パトロールマン |
6 | ステイト・トルーパー |
7 | ユーズド・カー |
8 | オープン・オール・ナイト |
9 | 僕の父の家 |
10 | 生きる理由 |
商品の説明
内容紹介
★解説:1982年発表。全米3位記録。アメリカが抱える普遍的な問題や身の周りで起こる出来事を淡々と語るアコースティック作品集。Eストリート・バンドと距離を置き自宅の4トラック・カセット・レコードで録音された。本作をリスペクトするアーティストは多い。
★「ネブラスカ」紙ジャケのポイント:
*オリジナルUS初版LPアートワークを再現。(QC38358)
*内袋付
*日本初版帯を復刻(25AP-2440帯)
※限定盤につき、なくなりしだい販売を終了します。ご注文はお早めに。
※その他のブルース・スプリングスティーン紙ジャケシリーズはこちら!
Product Description
Japanese Limited Edition Issue in a Deluxe LP Sleeve Replica of the Original Album Artwork.
メディア掲載レビューほか
自宅の4トラック・レコーダーに、アコースティック・ギターとハーモニカだけで吹き込んだアルバム。実在の殺人犯や社会の底辺であえぐ人々など、アメリカが抱える普遍的な問題や身の周りで起こる出来事を淡々とした語り口で真摯に綴った傑作。1982年発表。
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 13.4 x 13 x 0.6 cm; 53.01 g
- メーカー : Sony Music Direct
- EAN : 4571191052162
- 時間 : 41 分
- レーベル : Sony Music Direct
- ASIN : B0009J8GXA
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 82,361位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,236位ポップス (ミュージック)
- - 14,443位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月31日に日本でレビュー済み
90年代に発表されたDevils and Dustと同様に全編アコースティックでシンプルに綴られるアルバム。虚空に響くアコースティックギターとハーモニカが、歌の中で描かれるアメリカの社会から切り取られた1シーンを聴き手に喚起させる。下手にリマスターして欲しくないと思わせられる。#2のAtlantic Cityを筆頭にコード進行もシンプルなものが多い。彼の凄いところはDylanらと同様に知的でありながらも、親近感を持ってBossと呼ばれるような近づきやすさがあることだろう。それが一番出ているアルバムがおそらくこのNebraska。アメリカを代表するブルースシンガーとして君臨する彼の才能が凝縮された1枚。
2015年7月20日に日本でレビュー済み
あまりにも暗いアルバムです。いまさらデビュー当時に言われた「ニュー・ディラン」を気取ったわけでもないでしょうが…。生ギターとハーモニカだけで織りなされる寂しい情景たち。
タイトル曲は同州で行われた連続殺人事件を歌ったもの。犯人はさしたる動機もなく連続殺人を繰り返し、歌の締めくくりは「この世には理由もなく卑劣な行為というものがあるんだよ」という言葉。
もう一度言いますが、あまりにも暗い。このアルバムを色々擁護する意見もあるようですが、僕は、コレをちっとも良いと思えない。
以前にも書いたような気がするけど(書いてないかもしれないけど)、僕は、「歌」と言うものは「音楽」が主体で「言葉」が従、だと思っています。だから、平気でインストの曲も楽しむ。しかし、詩を読んだりすることほど退屈なことはないと感じます。「歌」は「音楽」に寄り添っているからこそ「魔法」が生まれるのです。
しかるにここでのスプリングスティーンの体たらくは何なのでしょう。なるほど言いたいことが有ったのかもしれない。しかし、ソレを音楽で表すのが音楽家ではないでしょうか。この「ネブラスカ」は、まるで、言葉を聞かせることが主で、音楽を響かせることはほとんど鑑(かんが)みられていない。僕はこんなものは音楽だと思えないし、好きになれない。
マイミクさんが「フォーク期のディランはギター一本でもロックしていた」と言っておられて、それを読んだ時、なるほど!、と、思ったんだけど、ここでのスプリングスティーンはちっともロックしていなくてつまらない。せめて、アップテンポの曲がもっと多ければよかったかと思うのですが、せいぜい“Atlantic City”“Johnny 99”“Open All Night”くらいでは…。それ以外はかったるい曲ばかりで、なんとも…。
レコード会社がよくこんなつまらないものを出すのを許したと思うけど、実のところ、次作「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」も同時期に制作されていたそうです。つまり、「売れ線の「U.S.A.」を出す代わりに「ネブラスカ」を好きなように作成させてくれ」と言う事だったらしいです。よく知らんのですけど。
今思い出したんだけど、スプリングスティーンで唯一アナログ盤持ってるのがこれでした。もちろん国内盤で。多分団地の地下倉庫を探せば出てくると思うんですけど、わざわざそうするほどの魅力のある音楽ではないように思います。アナログ盤を買ったのも、たまたま激安だったので興味本位で買ってみたとか、そういう程度だったと言う気が。
タイトル曲は同州で行われた連続殺人事件を歌ったもの。犯人はさしたる動機もなく連続殺人を繰り返し、歌の締めくくりは「この世には理由もなく卑劣な行為というものがあるんだよ」という言葉。
もう一度言いますが、あまりにも暗い。このアルバムを色々擁護する意見もあるようですが、僕は、コレをちっとも良いと思えない。
以前にも書いたような気がするけど(書いてないかもしれないけど)、僕は、「歌」と言うものは「音楽」が主体で「言葉」が従、だと思っています。だから、平気でインストの曲も楽しむ。しかし、詩を読んだりすることほど退屈なことはないと感じます。「歌」は「音楽」に寄り添っているからこそ「魔法」が生まれるのです。
しかるにここでのスプリングスティーンの体たらくは何なのでしょう。なるほど言いたいことが有ったのかもしれない。しかし、ソレを音楽で表すのが音楽家ではないでしょうか。この「ネブラスカ」は、まるで、言葉を聞かせることが主で、音楽を響かせることはほとんど鑑(かんが)みられていない。僕はこんなものは音楽だと思えないし、好きになれない。
マイミクさんが「フォーク期のディランはギター一本でもロックしていた」と言っておられて、それを読んだ時、なるほど!、と、思ったんだけど、ここでのスプリングスティーンはちっともロックしていなくてつまらない。せめて、アップテンポの曲がもっと多ければよかったかと思うのですが、せいぜい“Atlantic City”“Johnny 99”“Open All Night”くらいでは…。それ以外はかったるい曲ばかりで、なんとも…。
レコード会社がよくこんなつまらないものを出すのを許したと思うけど、実のところ、次作「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」も同時期に制作されていたそうです。つまり、「売れ線の「U.S.A.」を出す代わりに「ネブラスカ」を好きなように作成させてくれ」と言う事だったらしいです。よく知らんのですけど。
今思い出したんだけど、スプリングスティーンで唯一アナログ盤持ってるのがこれでした。もちろん国内盤で。多分団地の地下倉庫を探せば出てくると思うんですけど、わざわざそうするほどの魅力のある音楽ではないように思います。アナログ盤を買ったのも、たまたま激安だったので興味本位で買ってみたとか、そういう程度だったと言う気が。
2005年6月22日に日本でレビュー済み
リリース当時、ティアックのMTRで録音した弾き語りのデモテープを
そのままリリースしたということが賛否両論を巻き起こした
記憶がある。
後から伝え聞くところによると、‘ Born in The U.S.A. ’と同時期に
レコーディングされていたらしい。
アコースティックギターとハーモニカ以外の楽器は入っておらず、
飾り気のない歌の骨格だけがリスナーに提示される。
無駄のない表現で淡々と描かれる歌詞の世界は、精緻な筆致で描かれた
水墨画を思わせる。
そしてまた、以降の彼のソングライティングに一貫して存在する
「視点」が、このアルバムで露見しているように思えてならない。
アルバムを通してテーマとなっているのは、どうしようもない現実と
それに対峙する普通の人たち。
「連続殺人に罪の呵責を感じない殺人犯」
「どん詰まりの状況の中でかすかな希望にすがって駆け落ちする男」
「罪を犯した兄をあえて見逃す警察官の弟」etc・・・
おそらくは、商業主義のポップミュージックが「商売にならない」
という理由で取り上げないテーマばかりだ。
スプリングスティーンの場合、常に「アメリカの」という
形容詞がついてまわるが、ここに描かれていることは
世界のあちこちで起こりうる・・・、
いや、現実に起こっていることだと思う。
彼のソングライターとしての拠り所、テーマはどこにあるのかを示すと共に、
本来の歌の力とはアレンジの巧拙とは別のところにあることを示した
アルバムと言えるだろう。
ちなみに、自分のお気に入りは、後にバンドアレンジでも歌われた02.
貧富の格差を嘆くでもなく淡々と描いた 03. である。
余計なお世話かもしれないが、シンガーソングライターを名乗る人、
目指す人たち、いや、既存の音楽業界で働いている人たちにも
(まだ聴いたことがないのであれば)一度は聴いてほしいアルバムだ。
そのままリリースしたということが賛否両論を巻き起こした
記憶がある。
後から伝え聞くところによると、‘ Born in The U.S.A. ’と同時期に
レコーディングされていたらしい。
アコースティックギターとハーモニカ以外の楽器は入っておらず、
飾り気のない歌の骨格だけがリスナーに提示される。
無駄のない表現で淡々と描かれる歌詞の世界は、精緻な筆致で描かれた
水墨画を思わせる。
そしてまた、以降の彼のソングライティングに一貫して存在する
「視点」が、このアルバムで露見しているように思えてならない。
アルバムを通してテーマとなっているのは、どうしようもない現実と
それに対峙する普通の人たち。
「連続殺人に罪の呵責を感じない殺人犯」
「どん詰まりの状況の中でかすかな希望にすがって駆け落ちする男」
「罪を犯した兄をあえて見逃す警察官の弟」etc・・・
おそらくは、商業主義のポップミュージックが「商売にならない」
という理由で取り上げないテーマばかりだ。
スプリングスティーンの場合、常に「アメリカの」という
形容詞がついてまわるが、ここに描かれていることは
世界のあちこちで起こりうる・・・、
いや、現実に起こっていることだと思う。
彼のソングライターとしての拠り所、テーマはどこにあるのかを示すと共に、
本来の歌の力とはアレンジの巧拙とは別のところにあることを示した
アルバムと言えるだろう。
ちなみに、自分のお気に入りは、後にバンドアレンジでも歌われた02.
貧富の格差を嘆くでもなく淡々と描いた 03. である。
余計なお世話かもしれないが、シンガーソングライターを名乗る人、
目指す人たち、いや、既存の音楽業界で働いている人たちにも
(まだ聴いたことがないのであれば)一度は聴いてほしいアルバムだ。
2005年7月4日に日本でレビュー済み
BRUCEがEストリートバンドと録音するつもりで作ったデモテープをそのまま
作品として発売した異色作。
4トラックレコーダーなので多少のオーバーダブはされているが、
基本的にはアコギの弾き語り。
バンド演奏してみても、このデモテープ以上に作品世界に入れなかった
というのがその理由。まあ有名な話なので誰でも知っていますよね。
そういいながらこの後のツアーなどでは結構バンドアレンジで演奏されて
しまったりしてますけどね。(笑)
一曲目の「判事さんは理由を知りたがるけど、世の中にはただ卑劣というだけの
こともあるんだよ」と救いようのない台詞で終わる①を筆頭に内容はとにかく暗い。
でも彼の歌の世界は絶望だけでは終わらないところが多少あるところが救いといえば救い。
⑤はショーン・ペンによって「インディアン・ランナー」という映画になっております。
紙ジャケはシンプルなシングル・ジャケットなので特筆することはあまりない。
作品として発売した異色作。
4トラックレコーダーなので多少のオーバーダブはされているが、
基本的にはアコギの弾き語り。
バンド演奏してみても、このデモテープ以上に作品世界に入れなかった
というのがその理由。まあ有名な話なので誰でも知っていますよね。
そういいながらこの後のツアーなどでは結構バンドアレンジで演奏されて
しまったりしてますけどね。(笑)
一曲目の「判事さんは理由を知りたがるけど、世の中にはただ卑劣というだけの
こともあるんだよ」と救いようのない台詞で終わる①を筆頭に内容はとにかく暗い。
でも彼の歌の世界は絶望だけでは終わらないところが多少あるところが救いといえば救い。
⑤はショーン・ペンによって「インディアン・ランナー」という映画になっております。
紙ジャケはシンプルなシングル・ジャケットなので特筆することはあまりない。
2009年2月9日に日本でレビュー済み
貧困や犯罪など、アメリカの「闇」の部分に光を当てて、ギター1本と歌だけで描き切る様は、まるでモノクロ映画を見ているような感覚を覚えます。
報われない、救いのない主人公たちはしかし、やはり、救いのないまま物語(歌)も締めくくられていきます。
「聴き流す」ことを許さないアルバムです。映画を見るつもりで、どっしりと構えて、歌詞カードを片手に(つまりは、国内盤)対峙して聴くことをお勧めします。
ケビン・コスナー主演の映画、「パーフェクト・ワールド」を彷彿とさせます。
報われない、救いのない主人公たちはしかし、やはり、救いのないまま物語(歌)も締めくくられていきます。
「聴き流す」ことを許さないアルバムです。映画を見るつもりで、どっしりと構えて、歌詞カードを片手に(つまりは、国内盤)対峙して聴くことをお勧めします。
ケビン・コスナー主演の映画、「パーフェクト・ワールド」を彷彿とさせます。
2005年6月22日に日本でレビュー済み
80年10月の2枚組み大作「ザ・リバー」(全米で最高位1位。トリプルミリオン=300万枚=2枚組みなので 実質は150万組の売上げ_)と,
84年6月発表の国民的な人気を博した大ヒット作「ボーン・イン・ザ・USA」(全米_同第1位,1500万枚)に挟まれて,一般的には
影の薄いアルバムであるが,当時のアメリカが抱えていた重い世相を題材にした詩の世界は,とても深く,音のシンプルさがゆえに心に響きます。
深夜に一人で,ウイスキーのダブルでも舌の上に置きながら,薄暗い部屋でBGMとして聴くと,しんみりとして心に安らぎが得られます。
全米でのアルバムチャート結果(ビルボード)は,最高位3位でミリオンセラー(100万枚)獲得。日本(オリコンLPトップ100)では,
初のTOP10入り(最高位10位,11週登場,5.1万枚)を記録しています。
(ちなみに,前作の「ザ・リバー」は最高位28位-24週-5.9万枚,あの名盤の誉れ高い「明日なき暴走」は,最高位52位-8週-1.4万枚の成績です。)
84年6月発表の国民的な人気を博した大ヒット作「ボーン・イン・ザ・USA」(全米_同第1位,1500万枚)に挟まれて,一般的には
影の薄いアルバムであるが,当時のアメリカが抱えていた重い世相を題材にした詩の世界は,とても深く,音のシンプルさがゆえに心に響きます。
深夜に一人で,ウイスキーのダブルでも舌の上に置きながら,薄暗い部屋でBGMとして聴くと,しんみりとして心に安らぎが得られます。
全米でのアルバムチャート結果(ビルボード)は,最高位3位でミリオンセラー(100万枚)獲得。日本(オリコンLPトップ100)では,
初のTOP10入り(最高位10位,11週登場,5.1万枚)を記録しています。
(ちなみに,前作の「ザ・リバー」は最高位28位-24週-5.9万枚,あの名盤の誉れ高い「明日なき暴走」は,最高位52位-8週-1.4万枚の成績です。)
他の国からのトップレビュー
Colin
5つ星のうち5.0
Would recommend.
2021年7月1日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Arrived on time in good condition. Would recommend.
Sam Shrader
5つ星のうち5.0
Widely acclaimed as a super album: I agree
2017年6月7日にアメリカ合衆国でレビュー済みAmazonで購入
Great disc from great seller. Always my favorite Springsteen album when on the old cassette player. Now it's highly acclaimed by the industry leaders. The DVD is better than cassette but this is one musical package that needed the humble origins for the tone of the piece (recorded on a cassette as master tape). Trust me ; it's okay. Trust me, it's great .
Cavern Chris
5つ星のうち4.0
Springsteen bares his soul on - Nebraska.
2021年10月24日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Follow up to his eleborate double album release - The River - in october 1980; Bruce Springsteen's follow up long player - Nebraska - released two years later in September 1982; was certainly a change of direction for 'The Boss'.
It's predominantly an acoustic recording - acoustic guitar and trademark harmonica heard on (almost) every track - often giving a haunting feel to procedures.
It sees him addressing issues that must have been close to his heart around the time; anti-authority,the US penal system and the hardship of ordinary working people etc.
Opening/title track: Nebraska - is a powerful tale of a girl/boy driving off and going on a rampage,"killing everything in my path" after aquiring a sawn-off shotgun.showing no remorse,he is sentenced to death.
Along with Johnny 99; that has a similar theme - only this time,the killer is driven to murder out of desparation by drinking too much and shooting a security guard - all due to being in crippling debt.the "mean" judge sentences him to 99 years in prison and the defendant begs him to let him die,after his remorse at the crime he's commited.phew!! - powerful stuff then.
Despite the circumstances of both tales and the eventual outcomes of both cases (fictitious I'm guessing),I don't entirely agree at Bruce Sprinsteen's scathing of the US legal system."two wrongs don't make a right" you know.
This review seems to be turning into a very heavy 'talk radio' type debate,mainly because Nebraska tackles some pretty serious,even taboo subjects and issues.
Atlantic city: is no exception,another tale of debt and attracted to the lure of the mega resort of said place; gambling capital,casinos,wealthy punters etc.but terribly shallow - hence - finding no respite or relief in such a place.
Mansion on the hill: gives the old message " how must it feel to be like the folks on the hill".Billy Holiday and even John Lennon touched on such a theme in their songs'.
Other tracks on the album continue with questioning the establishment messages; Highway patrolman and State trooper - prime examples.
Open all night: is the only track on the album that 'goes electric' - with such guitar audible,and a more upbeat feel to the song.
My father's house - I find the most personal song; inspired by a dream,he visits - what he believes to be - his father's house,only to find he doesn't live their anymore - very sad and moving.
Last track on the album - Reason to believe (no,not the Tim Harding composition,hit for Rod Stewart) - but a BS original; subject matter of: always adopt a positive attitude,whatever setbacks you experience in life - hence - (find a) reason to believe.
Nebraska: is often considered an 'iconaclastic' album - one who assails cherished beliefs - and Mr Springsteen was certainly holding nothing back and making his feelings known on this l.p.
His decision to 'rest' the E-street band for Nebraska - by and large - paid off,has it must have exercised some of his demons he might have had at the time - it was worth the effort though!
Serious Springsteen students are advised to read the lyrics,whilst listening to all the tracks - of which are all included on this Japanese 'vinyl replica' 2005 release.along with excellent sound quality.
Despite my earlier reservations at the rather unsavoury subject matters on some tracks; I recommend you give Nebraska - a fair hearing (sic) - a different and very interesting Bruce Springsteen album.
P.S. not quite a classic album - 4.5 stars awarded for complete accuracy.
It's predominantly an acoustic recording - acoustic guitar and trademark harmonica heard on (almost) every track - often giving a haunting feel to procedures.
It sees him addressing issues that must have been close to his heart around the time; anti-authority,the US penal system and the hardship of ordinary working people etc.
Opening/title track: Nebraska - is a powerful tale of a girl/boy driving off and going on a rampage,"killing everything in my path" after aquiring a sawn-off shotgun.showing no remorse,he is sentenced to death.
Along with Johnny 99; that has a similar theme - only this time,the killer is driven to murder out of desparation by drinking too much and shooting a security guard - all due to being in crippling debt.the "mean" judge sentences him to 99 years in prison and the defendant begs him to let him die,after his remorse at the crime he's commited.phew!! - powerful stuff then.
Despite the circumstances of both tales and the eventual outcomes of both cases (fictitious I'm guessing),I don't entirely agree at Bruce Sprinsteen's scathing of the US legal system."two wrongs don't make a right" you know.
This review seems to be turning into a very heavy 'talk radio' type debate,mainly because Nebraska tackles some pretty serious,even taboo subjects and issues.
Atlantic city: is no exception,another tale of debt and attracted to the lure of the mega resort of said place; gambling capital,casinos,wealthy punters etc.but terribly shallow - hence - finding no respite or relief in such a place.
Mansion on the hill: gives the old message " how must it feel to be like the folks on the hill".Billy Holiday and even John Lennon touched on such a theme in their songs'.
Other tracks on the album continue with questioning the establishment messages; Highway patrolman and State trooper - prime examples.
Open all night: is the only track on the album that 'goes electric' - with such guitar audible,and a more upbeat feel to the song.
My father's house - I find the most personal song; inspired by a dream,he visits - what he believes to be - his father's house,only to find he doesn't live their anymore - very sad and moving.
Last track on the album - Reason to believe (no,not the Tim Harding composition,hit for Rod Stewart) - but a BS original; subject matter of: always adopt a positive attitude,whatever setbacks you experience in life - hence - (find a) reason to believe.
Nebraska: is often considered an 'iconaclastic' album - one who assails cherished beliefs - and Mr Springsteen was certainly holding nothing back and making his feelings known on this l.p.
His decision to 'rest' the E-street band for Nebraska - by and large - paid off,has it must have exercised some of his demons he might have had at the time - it was worth the effort though!
Serious Springsteen students are advised to read the lyrics,whilst listening to all the tracks - of which are all included on this Japanese 'vinyl replica' 2005 release.along with excellent sound quality.
Despite my earlier reservations at the rather unsavoury subject matters on some tracks; I recommend you give Nebraska - a fair hearing (sic) - a different and very interesting Bruce Springsteen album.
P.S. not quite a classic album - 4.5 stars awarded for complete accuracy.
TJ
5つ星のうち2.0
Says Vinyl but sends normal cd
2010年7月11日に英国でレビュー済みAmazonで購入
I was expecting a vinyl replica but got a normal cd which i could have bought cheaper elsewhere.