レビュー
新人発掘に力を入れるロバート・レッドフォード製作総指揮。子供嫌いの劇作家ピーター(ケネス・ブラナー)は、脚本の中で子供が上手く描けずスランプの上、妻には子作りをせがまれるという、“子供”に悩まされる毎日。そんな時、隣家にエイミーという女の子が引っ越してきた。執筆の役に立つかもと、ピーターは恐る恐る彼女と交流を深めていくが……。これが監督デビューのマイケル・カレスニコの本職は脚本家。本作でも、痴呆の義母、挙動不審な偽ピーター、横柄なインタビュアーといった噛み合わない人間関係をちりばめ、皮肉とユーモアが入り混じるやりとりが絶妙。エイミー役のスージーちゃんは、特典映像の記者会見でも大物ぶりを発揮。新たな才能の登場である。 (滝矢直) --- 2005年09月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作総指揮: ロバート・レッドフォード 監督・脚本: マイケル・カレスニコ 撮影: ヒューバート・タクザノウスキー 音楽: デヴィッド・ロビンス 出演: ケネス・ブラナー/ロビン・ライト・ペン/リン・レッドグレーヴ/スージー・ホフリヒター/ジャレッド・ハリス
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)