今回は初の覚王山さんの脚本という事で、久馬さんの持つ独自の複雑さや時事性のあるブラックさとは違ったテイストでした。
それぞれの演じるキャラが何時も以上にキャラクターっぽく、とても愛らしい方ばかりなのも覚王山さんらしさなのかと。
人間臭さが随所に溢れていて、見終わった後には何だかすごく温かく幸せな気持ちが残ります。
エンディングの感動的な展開、途中恐怖を感じながらも最後のシーンでは号泣してしまいました。
息を呑むような場面の連続。伏線もあり、とにかくハラハラして、最後まで次が気になり続けました。
特典の舞台裏も面白いですし、恒例のNGも見物です。
副音声で見ると、普通に見ていては気付かない事を教えてくれるのでより一層楽しめますよ。
特典も盛り沢山、ストーリーも大好きなものでしたので、☆5つです。