桐箱入りの京極堂BOXは、とても喜べるような代物ではありませんでした。
『画図百鬼夜行』の復刻はかなり薄く、希少性もあまりないですし、画集で見るだけで十分のような気がします。また、特製アートカードは意外に小さなものですし、「激レア」というほどのものではないでしょう。特典ディスクも長いだけで、静止画なんて別に見たいとも思いません。
そしてなにより、最悪な出来の作品。久遠寺医院のセットには金をかけたようだが、玩具の家みたいで、全く雰囲気が出ていない。
原作が素晴らしいだけに、残念でならない。
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姑獲鳥の夏 京極堂BOX (完全限定生産) [DVD]
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フォーマット | ドルビー, 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 田中麗奈, 猪爪慎一, 永瀬正敏, 阿部寛, 清水美砂, 京極夏彦, 原田知世, 堤真一, 宮迫博之, 実相寺昭雄 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 3 分 |
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商品の説明
Amazonより
昭和20年代末の東京。雑司が谷にある大病院に奇妙な噂が。なんと院長の娘が20ケ月もの間妊娠、しかも娘の夫が忽然と姿を消したという。さらにこの病院で新生児が姿を消したり、元看護婦が謎の死を遂げたりも。これらすべての事件を古本屋の店主であり陰陽師でもある京極堂が解いていくことに……。
日本らしい伝説と禍々しさが作り上げた、なんともいえない不気味さ漂うミステリー。そこに実相寺昭雄監督らしいケレン味たっぷりの劇的演出(例えば歩いていく姿にピンスポットがあたったりする)が効果的に取り入れられ、まったりとした情緒あふれる作品に仕上がっている。10代~20代の感性では古めかしく感じられるだろうが、往年の映画ファンには楽しい作品だ。また京極堂になりきった堤真一の演技も素晴らしい。(横森文)
レビュー
製作: 森隆一 プロデューサー: 小椋悟/神田裕司 監督: 実相寺昭雄 原作: 京極夏彦 脚本: 猪爪慎一 撮影: 中堀正夫 美術: 池谷仙克 企画: 遠谷信幸 照明: 牛場賢二 出演: いしだあゆみ/すまけい/阿部寛/永瀬正敏/宮迫博之/原田知世/篠原涼子/清水美砂/堤真一/田中麗奈 ラインプロデューサー: 古澤敏文 監督補: 服部光則 脚本協力: 阿部能丸 整音: 瀬川徹夫 編集: 矢船陽介 録音: 藤丸和徳 製作: 荒井善清 制作: 「姑獲鳥の夏」製作委員会
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 26.5 x 19 x 4.6 cm; 762.05 g
- EAN : 4988102187637
- 監督 : 実相寺昭雄
- メディア形式 : ドルビー, 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 3 分
- 発売日 : 2005/12/22
- 出演 : 堤真一, 永瀬正敏, 阿部寛, 宮迫博之, 原田知世
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B0009MUDUQ
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 122,702位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,195位日本のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年8月6日に日本でレビュー済み
最後の堤真一さんのキメ台詞、
謎のスポットライトに面食らった。
姑獲鳥など、同じ画の多用が、
とても安っぽく感じられた。
田中麗奈さんは、どう見ても
現代っ子。違和感が大き過ぎる。
緊張感なく、演出もつまらない。
謎解きも微妙で物足りなかった。
薄っぺらい印象が残るけど、
役者の魅力は楽しめました。
謎のスポットライトに面食らった。
姑獲鳥など、同じ画の多用が、
とても安っぽく感じられた。
田中麗奈さんは、どう見ても
現代っ子。違和感が大き過ぎる。
緊張感なく、演出もつまらない。
謎解きも微妙で物足りなかった。
薄っぺらい印象が残るけど、
役者の魅力は楽しめました。
2005年12月26日に日本でレビュー済み
まず京極堂シリーズが好きな人は、買うべきかと思われます!
DVDが三枚も付いていて、その一枚一枚の内容量はかなりすごい
です!出演者一人一人のインタビューなども。 あと映画撮影中に
京極夏彦先生のコメントも少し入っていたり!
あの分厚い本。姑獲鳥の夏を映画にするのはなかなか難しいのでしょう
が、そこは実相寺監督の腕でカバー。やはりかなり話の内容が削られ
てはいるのですが、小説を読んだ人であれば十分に分かる内容になって
おります。小説を読んだことの無い人には、是非読んでから見る事を
オススメする映画です。
あと、このBOXについてくる和綴じの妖怪の本は、映画に出てくる
ものとお揃いと言う!ファンにとっては堪らない代物です!
限定生産なので、買うなら今しかありませんっ!!
DVDが三枚も付いていて、その一枚一枚の内容量はかなりすごい
です!出演者一人一人のインタビューなども。 あと映画撮影中に
京極夏彦先生のコメントも少し入っていたり!
あの分厚い本。姑獲鳥の夏を映画にするのはなかなか難しいのでしょう
が、そこは実相寺監督の腕でカバー。やはりかなり話の内容が削られ
てはいるのですが、小説を読んだ人であれば十分に分かる内容になって
おります。小説を読んだことの無い人には、是非読んでから見る事を
オススメする映画です。
あと、このBOXについてくる和綴じの妖怪の本は、映画に出てくる
ものとお揃いと言う!ファンにとっては堪らない代物です!
限定生産なので、買うなら今しかありませんっ!!
2005年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作のイメージとかけ離れていると仰る方も多々いるようですが。
「小説」のイメージとは、読み手によってそれぞれ違うものだと
思うので、一度読んだことのある方でしたら、観ないで終わって
しまうのはもったいない作品だなと思います。
私の場合、作品の舞台である「昭和27年」を実体験していません
ので、この映画に流れる雰囲気・風景などを観ることよって、自
分の中のイメージがよりクリアになった感じです。
CGを多用する映像作品が溢れるなか、セットや撮影技法に凝っ
てみたり、舞台的な演出を取り入れてみたり…こういった手法で
「魅せる」作品はとても貴重なんではないでしょうか?
「小説」のイメージとは、読み手によってそれぞれ違うものだと
思うので、一度読んだことのある方でしたら、観ないで終わって
しまうのはもったいない作品だなと思います。
私の場合、作品の舞台である「昭和27年」を実体験していません
ので、この映画に流れる雰囲気・風景などを観ることよって、自
分の中のイメージがよりクリアになった感じです。
CGを多用する映像作品が溢れるなか、セットや撮影技法に凝っ
てみたり、舞台的な演出を取り入れてみたり…こういった手法で
「魅せる」作品はとても貴重なんではないでしょうか?
2015年9月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
DVDが読み込めず、ちゃんと視聴できなっかった。★ひとつでも多いくらいだ。
2006年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特典はステキです。箱入りってだけでついつい惹かれました。
だけど映画の内容は、ちょっと...という感じです。
原作と違ったせいで、映画だけ見たら気がつきませんが、内容が理にかなわないことになってるところがちらほら。
特撮の監督さんだとは聞いていたんですが、あまりに、手抜きかなぁ、と思うところもあり。無駄に醜い照明とか、ちゃちな映像が多すぎて、かなりガッカリしました。それから、九字を切るのにあんなにハキハキしてる、っていうのも、なんか原作のイメージとあわなくって、ここは特にガッカリです。
映画自体は星一つクライ。特典のおかげで二つ、ってところです。
ただ衣装はよかったと思います。原作に沿いすぎてなくて、かつ雰囲気によくあってましタ。
だけど映画の内容は、ちょっと...という感じです。
原作と違ったせいで、映画だけ見たら気がつきませんが、内容が理にかなわないことになってるところがちらほら。
特撮の監督さんだとは聞いていたんですが、あまりに、手抜きかなぁ、と思うところもあり。無駄に醜い照明とか、ちゃちな映像が多すぎて、かなりガッカリしました。それから、九字を切るのにあんなにハキハキしてる、っていうのも、なんか原作のイメージとあわなくって、ここは特にガッカリです。
映画自体は星一つクライ。特典のおかげで二つ、ってところです。
ただ衣装はよかったと思います。原作に沿いすぎてなくて、かつ雰囲気によくあってましタ。
2009年7月6日に日本でレビュー済み
その独特の作風から一世を風靡して、のちに一連の<妖怪シリーズ>として今につづく京極夏彦のデビュー作の映画化。
私はもちろん何年か前に原作を読んでいましたが、それでもこの映画のストーリー展開はいまひとつ要領を得ませんでした。プロットは何がなんだかわからなくて、京極堂の謎解きだけが延々とつづいた印象しか残りませんでした。
配役そのものはそれなりに原作にマッチしていると思いましたが、関口と京極堂こと中禅寺はともかく、榎木津をはじめとして、他の登場人物たちはその行動自体が原作ほど生かされていませんでした。
映像も終始暗くて、この小説の持つ“京極ワールド”の陰鬱としたおどろおどろししい雰囲気だけを強調した映画だったように思いました。
私はもちろん何年か前に原作を読んでいましたが、それでもこの映画のストーリー展開はいまひとつ要領を得ませんでした。プロットは何がなんだかわからなくて、京極堂の謎解きだけが延々とつづいた印象しか残りませんでした。
配役そのものはそれなりに原作にマッチしていると思いましたが、関口と京極堂こと中禅寺はともかく、榎木津をはじめとして、他の登場人物たちはその行動自体が原作ほど生かされていませんでした。
映像も終始暗くて、この小説の持つ“京極ワールド”の陰鬱としたおどろおどろししい雰囲気だけを強調した映画だったように思いました。
2005年7月28日に日本でレビュー済み
映像化不可能といわれていた京極夏彦の『姑獲鳥の夏』
原作の眩暈のするような雰囲気と、
京極堂の語る現実離れした「真実」は映像になどできないと読んだ人なら誰しも思ったはず。
同じ京極夏彦原作の『嗤う伊右衛門』が、監督・蜷川幸雄、主演・唐沢寿明&小雪で映画化されたが、…う~んという感じでしょうか。
たいてい、おもしろい小説の映画化というものは失敗するものです。
さて、姑獲鳥の夏の豆本が目当てで前売り券を買ったものの正直、期待もせず、
当然全く別物の『姑獲鳥の夏』になっているんだろうと恐る恐る見に行ってみれば、びっくり。
まさにあの「夏」の物語でした。
キャスティングも実際見るまでは「ない」と思っていたが(特に関口=永瀬正敏、今までの出演作を考えれば絶対に無理だと思っていた…。しかし、永瀬正敏ってすごい役者だったんだと改めて実感)、なかなかはまっていた。
圧巻は美術。眩暈坂、久遠寺医院、古本屋・京極堂など素晴らしいの一言。
さすがは、実相寺昭雄監督。江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』を原作の世界観そのままに撮った監督だからこそできたのだろう。
原作者・京極夏彦も出演(なんと、水木しげる御大役)
原作の眩暈のするような雰囲気と、
京極堂の語る現実離れした「真実」は映像になどできないと読んだ人なら誰しも思ったはず。
同じ京極夏彦原作の『嗤う伊右衛門』が、監督・蜷川幸雄、主演・唐沢寿明&小雪で映画化されたが、…う~んという感じでしょうか。
たいてい、おもしろい小説の映画化というものは失敗するものです。
さて、姑獲鳥の夏の豆本が目当てで前売り券を買ったものの正直、期待もせず、
当然全く別物の『姑獲鳥の夏』になっているんだろうと恐る恐る見に行ってみれば、びっくり。
まさにあの「夏」の物語でした。
キャスティングも実際見るまでは「ない」と思っていたが(特に関口=永瀬正敏、今までの出演作を考えれば絶対に無理だと思っていた…。しかし、永瀬正敏ってすごい役者だったんだと改めて実感)、なかなかはまっていた。
圧巻は美術。眩暈坂、久遠寺医院、古本屋・京極堂など素晴らしいの一言。
さすがは、実相寺昭雄監督。江戸川乱歩の『屋根裏の散歩者』を原作の世界観そのままに撮った監督だからこそできたのだろう。
原作者・京極夏彦も出演(なんと、水木しげる御大役)