何故このゲームをまともにシリーズ継続させなかったのか、これがわからない
ファミコンウォーズのシリーズで一番有名なのは、初代であるファミコン版のファミコンウォーズだろうが
あの初代ファミコン版は内容がまったく洗練されておらず荒削りである
そもそもAIが長考したり、長考するわりには頭の悪い行動をするのだからどうしようもない
そんなシリーズに一石を投じて根っこから作り直して一新したのが
GBAで発売されたアドバンスウォーズ1+2であり
このファミコンウォーズDSはそのGBA1+2の完全な続編、3作目に相当する
それまでのファミコンウォーズとGBA版以降のファミコンウォーズの最大の違いは
以前のシリーズまでは戦闘が同時攻撃だったのが、先攻の攻撃→後攻の反撃という仕組みになったことだ
これにより、攻撃は仕掛ける側が圧倒的に有利であり、防御側は基本的に不利となった
ゲームの流れにメリハリが生まれることは明らかだし、何よりAIの思考が整理され、待ち時間が短くなる
このゲームは前作のGBA版に足りなかった部分を解消する為にアレコレとユニットが追加されているが
ブラックボムというバランスブレイカーなユニットを用意してしまったことは明白な間違いだった
ブラックボムの使用の可否を設定で切り替え可能になっていればまだ救いがあったのだけども
残念ながらそのような設定は存在しない
プレイヤー同士で対戦するなら紳士協定を結ぶこともできるけど
AIがそんな配慮をしてくれるはずもなく
ファミコン版の再現ステージをスキル無し設定でプレイすると
AIがブラックボム量産してボコってくるのでどうあがいても勝てないですね
このファミコンウォーズDSのゲームバランスを反省した結果として
ファミコンウォーズDS・失われた光、という根っこからバランス見直した次作が存在するのですが
海外では普通に販売したのに、日本では未発売でDSi用の配信のみだったという……
もうね。その『失われた光』さえ国内で普通に販売していれば
このシリーズ普通に継続していたはずなんですよね
絶対に面白いだろうゲームを何故か販売せず
現在一般の人々がプレイできるのはニンテンドースイッチでファミコン版の初代ぐらいじゃないですか?
何を考えてこのシリーズを打ち切ってしまったのか、理解に苦しみます
ブラックボムが実質核兵器、核ミサイルというか戦術核そのものだっていうのはわかるし
実際ゲームバランス壊していて大問題になってるけども
次作の失われた光ではそのこと反省して、ブラックボムは削除したと聞いています
なのに何故国内で発売しなかったのか。ユニットとしては核兵器がなくても、世界観的にアウトだったってこと?
さすがに気にし過ぎじゃあないですかね