レイクサイド マーダーケース [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 鶴見辰吾, 柄本明, 青山真治, 薬師丸ひろ子, 役所広司 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 58 分 |
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商品の説明
Amazonより
子供の中学受験のための勉強合宿で、湖畔の別荘に集まった家族3組と家庭教師。ところがそこで殺人事件が起こる。殺されたのは若い女性。彼女は参加した家族3組のうちの一組、並木家の父親の愛人だった。そして「私が殺したの」と妻の美菜子は告白するが。『EUREKA』などの作品で国際的にも評価の高い青山真治監督が、東野圭吾の小説『レイクサイド』を映画化。役所広司、薬師丸ひろ子、杉田かおる、柄本明、豊川悦司など、個性派の役者陣が、勉強合宿の裏のドロドロとした人間関係を重厚な芝居で見せる。特にのらりくらりと振る舞いながらも、毒気たっぷりの柄本明がすごい。本格的推理ドラマを期待すると、謎解き要素は薄く、少々物足りないかもしれないが、真実が明らかになる瞬間はやはり気味悪く、ゾッとすること間違いなしだ。(斎藤 香)
レビュー
エグゼクティヴプロデューサー: 亀山千広/宅間秋史/小岩井宏悦 プロデューサー: 仙頭武則 監督・脚本: 青山真治 原作: 東野圭吾 脚本: 深沢正樹 撮影: たむらまさき/池内義浩 美術: 清水剛 音楽プロデューサー: 松尾潔 音楽: 長嶌寛幸 出演: 役所広司/薬師丸ひろ子/柄本明/鶴見辰吾/杉田かおる/黒田福美/眞野裕子/牧野有紗/村田将平/馬場誠/豊川悦司
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- EAN : 4988632501422
- 監督 : 青山真治
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 58 分
- 発売日 : 2005/7/29
- 出演 : 役所広司, 薬師丸ひろ子, 柄本明, 鶴見辰吾
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Stereo), 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B0009NW5A6
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 90,578位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 945位日本のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
この映画の難点としては、主人公夫婦以外の家族の事情とか人格とか、あまり堀り下げられていないところ。子供たちもそうだけど。ま、薬師丸と役所でおなかいっぱいって気もするけどね。
追記:おまけのインタビュー動画が入っていて得した気になります。薬師丸さん、インタビューは打って変わって、くつろいだすっぴん?みたいな、ほっとする普段着の表情で、実に良かった。この映画や監督、共演者、現場の様子をざっくばらんに語っていて、聡明で思いやりのある人だと思った。それに映画や演技に意欲的ですね。このころは、宮藤官九郎とのテレビも始まって、第二期の全盛期(今に続く)のスタート期だったんだな。
この映画、非常にチグハグな印象を受ける。画面はつねに学生の自主映画的で安っぽい。
青い文字で大きく入るタイトル画面もセンスがない。冒頭からカメラマン役で出てくる女優は
演技力がなく、画面から浮いていて、見ていてつらい。不甲斐ない男を演じる役所広司も
脚本のせいか、うわすべり。パーマをかけて軽薄さを出そうとしているのだが、これだったら
いっそのこと、天パーの大泉洋が演った方がドタバタ感も出てよかった。
薬師丸ひろ子演じる主人公の妻(並木美菜子)が、浮気をしているダメ夫に殺意を抱く時、目が
赤く発光する。死体を湖に沈めた後、水面がぶくぶく泡立ち、不気味が音楽がかかる。子供が虫を
踏みつけて、スリッパの底を上げると虫の体液が粘着してくっつくチープさなど。こういうB級演出が、
ことあるごとに出てくる。これは狙いなのか、単に下手なだけなのか。
サスペンス的な描写もあるのだが(夜道を横切る人影、無くなる吸い殻)、それらは全く回収
されない。極め付けはラストで、殺された女性が空を飛び、微笑むと、湖に沈められた死体の
俯瞰撮影になり、それが腐敗して白骨化する。目玉のところに「SN」とイニシャルが入った
ライターが埋め込まれている。この時も音楽がただの盛り上げで、『氷の微笑』的なラストを
狙ったのかもしれないが、すさまじい空振り。つまらない映画というものは多いが、明らかな
失敗作というのはそれほど多くない。昔に見た、橋本忍のラストの作品『幻の湖』を思い出した、
そういう1本。
とりあえず、薬師丸ひろ子の怪演と、柄本明の安定した存在感、それと演劇人らしい豊川悦司の
抑えた演技で、映画がかろうじて崩壊せずに保たれているような代物。
映像も印象的。
ただボートを漕ぐシーンは全く進んでるように見えず安っぽかったです。
あと奥さんの特殊能力の描写はいらなかったと思います。
東野圭吾原作 青山真治監督2005。
設定は荒唐無稽なので言わないが、まあ、湖の近くの別荘で女性が死に、3人で死体を沈めることになる。
で、指紋と顔と歯形を消さないといけないということで柄本明さんが女の顔を岩で何度もなぐり、グチャッ グチャッ グチャッと音がしてから 柄本明さんが 女性の顔にかぶせていたシートをめくる→ 女性の顔はきれいなまま。。いやいやいや!なんでやねん!
で、柄本明さんが「まだ足りない」と思ったのか、もう一度シートをかぶせてグチャッ グチャッ グチャッ → まだまだ顔きれい。→柄本明「ようし、これでいいぞ} 、、、あのね、もうツッコミませんよ。
と、謎のオモロさもあるんだが、
「子どもが自然なふるまいを出来てるのは名監督のあかし」法則にのっとり 娘役が自然だし、
音楽は良いし、
なによりも、シークエンスの接続部分がとてもナメラカ。
そこなのよね。
テンポと言い換えてもよい。
つぎつぎに話が動き、しかもその移り変わりが生理的に気持ちいいから、最後まで楽しんで見れる。内容が何であれ。
だから、山田詠美さんとか京極夏彦さんの小説みたいなもので、文体が気持ちいいからズンズン読めるっていう。
こうゆうナメラカ映画に名前をつけておこう。「最後まで見れる映画」。
そんなこんなで、設定と展開はやたら暗いが、いちおう最後まで見れるので、ヒマすぎて死にそうな方は 一度みてみなさい命令形
だからどうしても、母目線、親目線でこの映画を観ました。
もし、子供を授かる前に観たのなら、感想は180度変わっていた
かもしれません。
役所広司が、ラストシーン直前に大きな決断をします。
彼自身のポリシーや、生き方をも曲げる大きな決断です。
それは、娘に対する愛情のためだと信じてする決断です。
しかし、ラストシーンは、全てが発覚し、公になる
であろう予感を感じさせるものです。
決断は、結局は無駄だったのだろうか・・・?
と、ホッとしたような、何かもの悲しいような気持ちさえします。
柄本明が、ねばっこい演技を見せています。
『例え我が子が罪を犯したとわかっていても、それでも
我が子はかわいいんだ!
罪を償わせることが愛情だ、なんて言うのは間違っている!
親なら、我が子が世間のさらし者になることから、守って
やりたい!そう思うのが、愛情だ。』
というようなセリフを、髪の毛を振り乱しながら叫びます。
・・・・・・本当に、そうでしょうか??
そうかもしれない、と思う自分と、いや、そうでは無い、と思う自分。
私の中で、結論は出ていません。
ただ、やはり我が子には、人様を傷つけることの愚かさを、
教えていきたいと思う。
それらをやっていなかったから、このような展開になったのでは
ないだろうか?この物語は。
物語中に、やたらと『親が正しいレールを敷いてやれば、子供は
成功する。』という主張が出てくるのだが、それには
反対である。
あまりにも、子供を信用していない考え方だ。
そんなに子供は弱くない。
子供に失礼である。
実際は、中学受験のための勉強合宿で集まった家族が三組、もうここからどんでん返し。
どんだけ〜って思わないでくださいね(^^;その他のどんでん返しが気になった方は、見て確かめてください。たぶん僕の印象とさして差違はないと思うので。
主人公は並木家の父親、彼の愛人関係にあった女性が別荘を訪ねてきたことから悲劇が始まる。証拠隠滅のために取った行動が思わず眉をひそめました。
受験戦争の陰、親が子を愛する心理、子供の本心、これらが複雑に絡み合う。集まった人間すべてに落度があったからこそ、成り立ったマーダーケースです。
ただ、薬師丸ひろ子役の未来が見えるってのはいらなかったんじゃないかな。確かに映像作品として表現された場面はすばらしいのだけども、それが無くとも物語は十分成立すると思うし、流れからすると、不自然だった気が。
キャストが豪華なので期待していたのですが、
原作とは全く違う作品でしたし、内容もぐっと薄められていて残念・・