マーラーの全集については、ベルティーニの日本語での解説が欲しかったので購入しました。
良かったと思っています。
マーラー:交響曲全集
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曲目リスト
ディスク: 1
1 | 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第1楽章 : ゆっくりとひきずるように (自然の響きのように) - くつろいで |
2 | 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第2楽章 : 力強く、しかし速過ぎず |
3 | 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第3楽章 : 厳かに節度をもって、引きずることなく |
4 | 交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」 第4楽章 : 嵐のように運動的に |
5 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第1楽章 : アレグロマエストーソ - たいへんまじめに、厳かな表現で |
ディスク: 2
1 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第2楽章 : アンダンテ・モデラート - たいへんのんびりと、急がずに |
2 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第3楽章 : 静かに流れるような動きをもって |
3 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第4楽章 : 原始の光 《原光》 「子供の不思議な角笛」 から、たいへんおごそかに、しかし素朴に (コラール風に) |
4 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_スケルツォのテンポで、荒々しく飛び出すように |
5 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_ふたたびきわめて明るく |
6 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_きわめて急速に速度をゆるめる。荘厳に |
7 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_ふたたび控え目に |
8 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_ゆっくりと神秘的に |
9 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_やや動きをもって |
10 | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 第5楽章 : 《復活》 フィナーレ (拡大されたソナタ形式)_高揚して、しかし急がずに |
ディスク: 3
1 | 交響曲 第3番 ニ短調 第1楽章 : 力強く決然と |
2 | 交響曲 第3番 ニ短調 第2楽章 : テンポ・ディ・メヌエット |
3 | 交響曲 第3番 ニ短調 第3楽章 : コモド、スケルツァンド、急がずに |
4 | 交響曲 第3番 ニ短調 第4楽章 : きわめてゆるやかに (神秘的に - 一貫してppp) |
ディスク: 4
1 | 交響曲 第3番 ニ短調 第5楽章 : 活発な速度で、表出は大胆に (歌詞:「子供の魔法の角笛」より) |
2 | 交響曲 第3番 ニ短調 第6楽章 : ゆるやかに (平静に - 感情をこめて) |
3 | 交響曲 第4番 ト長調 第1楽章 : 慎重に、急がず。 |
4 | 交響曲 第4番 ト長調 第2楽章 : ゆったりした動きで、あわてずに。 |
5 | 交響曲 第4番 ト長調 第3楽章 : 平穏に。 |
ディスク: 5
1 | 交響曲 第4番 ト長調 第4楽章 : くつろいで。 |
2 | 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第1楽章 : 葬送行進曲 (正確な歩みで、厳格に、葬列のように) |
3 | 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第2楽章 : 嵐のようにはげしく、いっそう大きなはげしさをもって |
4 | 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第3楽章 : スケルツォ (力強く、速すぎず) |
5 | 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第4楽章 : アダージェット |
6 | 交響曲 第5番 嬰ハ短調 第5楽章 : ロンド (アレグロ) |
ディスク: 6
1 | 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第1楽章 : ゆるやかに - アレグロ |
2 | 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第2楽章 : 夜の歌 I |
3 | 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第3楽章 : スケルツォ |
4 | 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第4楽章 : 夜の歌 II |
5 | 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第5楽章 : ロンド - フィナーレ |
ディスク: 7
1 | 交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」 第1楽章 : アレグロ・エネルジーコ、マ・ノン・トロッポ |
2 | 交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」 第2楽章 : スケルツォ |
3 | 交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」 第3楽章 : アンダンテ・モデラート |
ディスク: 8
1 | 交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」 第4楽章 : 終曲、ソステヌート - アレグロ・モデラート |
2 | 交響曲 第9番 ニ長調 第1楽章 : アンダンテ・コーモド ニ長調 4分の4拍子 |
3 | 交響曲 第9番 ニ長調 第2楽章 : ゆるやかなレントラー風のテンポで - いくぶん歩くようにそしてきわめて粗野に |
ディスク: 9
1 | 交響曲 第9番 ニ長調 第3楽章 : ロンド・ブルレスケ : アレグロ・アッサイ、きわめて反抗的に イ短調 2分の2拍子 |
2 | 交響曲 第9番 ニ長調 第4楽章 : アダージョ : ひじょうに遅く、だが自制をもって 変ニ長調 4分の4拍子 |
3 | 交響曲 第10番 嬰ヘ長調 アダージョ |
ディスク: 10
1 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第1部 来たれ、創造の主なる聖霊よ (ヴォーカル) |
2 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第1部 いと高きにある慈悲で満たさせたまえ (ヴォーカル) |
3 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第1部 われらの肉体の弱さに (ヴォーカル) |
4 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第1部 その光をもってわれらの感官を高め (ヴォーカル) |
5 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第1部 来たれ、創造の主なる聖霊よ (ヴォーカル) |
6 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第1部 父なる主に栄光あれ (ヴォーカル) |
7 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 ポコ・アダージョ : 森はゆらいでなびき (ヴォーカル) |
8 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 永遠の法悦の炎 (ヴォーカル) |
9 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 私の足もとで断崖絶壁が (ヴォーカル) |
10 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 霊界の気高い一員が (ヴォーカル) |
11 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 地上の残りかすを運ぶのは (ヴォーカル) |
12 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 ここは見晴しがひらけていて (ヴォーカル) |
13 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 世を支配する最高の女王よ (ヴォーカル) |
14 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 触れることのできぬあなたにも (ヴォーカル) |
15 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 パリサイ人のあざけりにもかかわらず (ヴォーカル) |
16 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 たぐいない御方、光り輝く御方 (ヴォーカル) |
17 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 すべて懺悔の気のある情深い人々よ (ヴォーカル) |
18 | 交響曲 第8番 変ホ長調 「千人の交響曲」_第2部 はかなきものはすべて (ヴォーカル) |
ディスク: 11
1 | 大地の歌 第1楽章 : 大地の悲しみに寄せる酒の歌 |
2 | 大地の歌 第2楽章 : 秋にさびしきもの |
3 | 大地の歌 第3楽章 : 青春について |
4 | 大地の歌 第4楽章 : 美について |
5 | 大地の歌 第5楽章 : 春に酔えるもの |
6 | 大地の歌 第6楽章 : 別れ |
商品の説明
メディア掲載レビューほか
ガリー・ベルティーニ指揮、ケルン放送交響楽団他による1984~91年録音盤。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.6 x 13.4 x 7.6 cm; 739.37 g
- メーカー : EMIミュージック・ジャパン
- EAN : 4988006832213
- 時間 : 13 時間 4 分
- レーベル : EMIミュージック・ジャパン
- ASIN : B0009OATXK
- ディスク枚数 : 11
- Amazon 売れ筋ランキング: - 312,921位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 16,724位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
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-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしいマーラー全集。以前の国内盤から、HQCDの全集に買い換えた。
また、音をiTunesにWAVでエラー訂正にチェックを入れてから取り込み、iPodをカーステレオにつないで聴いている。CDプレーヤーで聴くより、はるかに良い音で聴くことができた(Yoshii9のページで教わったもの。感謝しています!)。
1番の華麗でいて引き締まった響きの美しさ。緻密さに唖然とする2番。今なお筆頭の録音と私は思う第3番。ポップの素晴らしい歌声が聴ける美しい第4番など、素晴らしさを書き込むときりがないほどだ。特にびっくりしたのは後期の演奏の素晴らしさだ。
9番がこんなに良い演奏だったのだと、久しぶりに聴いてびっくりした。大地の歌はことによるとデジタル録音では最良の盤かと。
そして偉大な第8番。許氏が書いていた、時間が停止するような感覚。こんな演奏を日本で成し遂げていたとは!なんと素晴らしい。
2013年9月の段階で、この全集でピンとこない(私の琴線に響かない)のは、第5番のみ。時間をかけて楽しんでいくと、また印象は変わっていくことだろう。人の感性はどんどん揺らぐ。以前もそうだったのだから。
また、音をiTunesにWAVでエラー訂正にチェックを入れてから取り込み、iPodをカーステレオにつないで聴いている。CDプレーヤーで聴くより、はるかに良い音で聴くことができた(Yoshii9のページで教わったもの。感謝しています!)。
1番の華麗でいて引き締まった響きの美しさ。緻密さに唖然とする2番。今なお筆頭の録音と私は思う第3番。ポップの素晴らしい歌声が聴ける美しい第4番など、素晴らしさを書き込むときりがないほどだ。特にびっくりしたのは後期の演奏の素晴らしさだ。
9番がこんなに良い演奏だったのだと、久しぶりに聴いてびっくりした。大地の歌はことによるとデジタル録音では最良の盤かと。
そして偉大な第8番。許氏が書いていた、時間が停止するような感覚。こんな演奏を日本で成し遂げていたとは!なんと素晴らしい。
2013年9月の段階で、この全集でピンとこない(私の琴線に響かない)のは、第5番のみ。時間をかけて楽しんでいくと、また印象は変わっていくことだろう。人の感性はどんどん揺らぐ。以前もそうだったのだから。
2010年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マーラーを聴くリファレンス的演奏だと思います。オーディオ的にも録音が素晴らしいです。EMIの録音は全般的にバランスの良い録音が多いですが、絶品だと評価したいです。演奏の方ですが、いつ聴いても心が満たされ素直に受け入れることができるマーラーだと感じます。マーラーは生と死を見つめながら作曲をしていたと聞きましたが、彼の心情が演奏でどう表現されているかということも大事かもしれませんが、もっと大事なのは聴き手の心情ではないでしょうか。マーラーを聴きどう解釈しようと聴き手の自由だと私は思っております。(評論家の解説にあてはめながら聴く必要は無い!)時にはバーンスタインやバルビローリを求めることもあり、冷静に見つめるインバルを求めることもあります。そういった様々なマーラーの中でベルティーニのマーラーはこちらがどのような状況であれ、ぐっと心に入ってくる。という名演だと思います。また、ケルン放送響も素晴らしい!
2014年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意外とベルティーニ という点で選んでは見たが
これと言って特記することもなく
悪い点しかないかな ほぼ、
これ買うんだったら
コレクション程度かなと
おもいますね
ショルティ シカゴ
レニングラード とかの方が好き
これと言って特記することもなく
悪い点しかないかな ほぼ、
これ買うんだったら
コレクション程度かなと
おもいますね
ショルティ シカゴ
レニングラード とかの方が好き
2010年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マーラー1番「巨人」をN響の演奏でMDにとり繰り返し聞いたのがクラッシックを本格的に聞き始めたきっかけです。ワルター指揮コロンビア交響楽団「巨人」のCDを買いました。N響の第2楽章のワルツ調のゆったり感が好きです。落ち込んでいたときで、チャリを漕いで家路に着くとき涙が出ちゃいましたね。さてマーラー6番がいいとのことでブーレーズのウイーンフィルのCDコピーをもらったりしました。決して安直に全集を求めず、1曲ずつアマゾンでカスタマーレビューを参考にして、気に入ったものをそろえて行きました。その時の気分でしょうね。交響曲から集めだし、歌曲へと移って行きました。復活 大地の歌 千人の交響曲へと。このたびアマゾンからダイレクトメールが来て、ベルティー二のマーラー全曲が9800円で入手できるなら、こんな容易なことはないと思いましたね。個別に買って7番など普段ショップで売ってませんからね。1枚690円と間違っていたこともあるのですが(16枚?)。今回のは1995年ごろのリメイクみたいで過去にレビューがあり結構評判がよかったので。でも専門家はバーンスタインがマーラー、ワルターと脈々とつながるいい演奏ってことになってますね。お金に余裕があればバーンスタインのマーラー全集を買ったらいい。コストパフォーマンスでマーラー全集をそろえるのなら、ベルティーニのマーラー全集がいい。演奏法がわかって聞くレベルを持っていませんが、自分なりに持っているCDと1曲ずつ比較して楽しんでいます。9番これはやや重々しい。サイモン・ラトルのベルリンフィルの方がメリハリがあって軽快でいい。8番これの歌唱がよい。ブーレーズのベルリン国立歌劇場楽団よりよい。7番普段めったに演奏会で聞けませんね。全集ならではの聞きものでした。2楽章はペルシャ風リズムで好きです。3楽章でこのグリッサンドはショルティのシカゴ響より上手でした。6番ややテンポが遅いがブラスがいい。大植の大フィルもよくどっこいどっこい。5番これはすばらしい。唯一バーンシュタインのウィーンフィルを持ってますが、ベルティーニの方がよい。3番これとサロネンのロサンゼルス響とどっこいですね。これからも4番カラヤンのベルリンフィル、2番メータのウイーンフィル 1番ワルターのコロンビアフィルと聞き比べますよ。マーラーの曲はどれをとっても神経質なんでしょうが、いろんなフレーズがあり、曲想が全く違い、ソナタ形式でなく即興的で詩的だから好みですね。
2006年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毎日交響曲一曲ずつ聴ききっています。
マーラーの交響曲は長いので、もたついたりダレたりするケースもありますが、このベルティーニの全集はそんなことないです。
素晴らしい!!インバルの全集、バーンスタイン新盤などいくつか聴いてきましたが、それらとも明らかに違う。
クラシック全般を聴いていたが、どうも自分の中のクラシック熱が停滞していた。
今度のCDもあまり期待はしていなかった。そこそこの期待。
マーラーいままで集めてきたし、ベルティーニの追悼版だし、インバルと対極的な演奏だっていうし、なくならないうちに買ットコ。
でもそれは違いました。比較の問題でもなかったです。とてもとても良い。押してきます。くらっときます。10年前にクラシックを本格的に聴き始めたときの新鮮味を思い出しています。物語がこの次どうなるのだろうという気持ち!物語にマーラーはこうだという観念を持った頭がノックアウトされる。
またクラシック熱再燃です。
マーラーの交響曲は長いので、もたついたりダレたりするケースもありますが、このベルティーニの全集はそんなことないです。
素晴らしい!!インバルの全集、バーンスタイン新盤などいくつか聴いてきましたが、それらとも明らかに違う。
クラシック全般を聴いていたが、どうも自分の中のクラシック熱が停滞していた。
今度のCDもあまり期待はしていなかった。そこそこの期待。
マーラーいままで集めてきたし、ベルティーニの追悼版だし、インバルと対極的な演奏だっていうし、なくならないうちに買ットコ。
でもそれは違いました。比較の問題でもなかったです。とてもとても良い。押してきます。くらっときます。10年前にクラシックを本格的に聴き始めたときの新鮮味を思い出しています。物語がこの次どうなるのだろうという気持ち!物語にマーラーはこうだという観念を持った頭がノックアウトされる。
またクラシック熱再燃です。
2006年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全体を通して言えることは、マーラーの交響曲に対する深い理解と表現力を兼ね備えた、ベルティーニの音楽性である。
以前、ベルティーニのマーラーを生で聴いたが、そのタクトから放たれる音楽は、決してマーラーの音楽を誇張したものでもなければ、押し付けがましいものでもない。つまり、そこにはマーラー本来の音楽哲学のすばらしさ、またメロディーの美しさ、和声の整合性を極限に高めた一つの空間芸術を身をもって感じることができた。このCDも、そのすばらしさが随所に散りばめられている事は言うまでもない。
さらに、ベルティーニの要求に忠実に応えているのが、オーケストラである。いままでベルリンフィル、フランクフルト等一流のオーケストラのマーラーを聴いてきたが、全てわざとらしくお祭り騒ぎにしかすぎなかった。
しかし、このオーケストラは違う。無作の音楽とはまさにこのオーケストラに値するだろう。つまり、派手すぎず、弱すぎず、つくろわない。自然でいて力強い。特にコントロールされつくした金管セクションには、ただブラボー!!の一言。金管セクションの抜けがいまひとつという意見もあるが、聴けばそんなことはない。金管セクションの音のダイナミクスのコントロールは見事である。また最大音量は世界でも5本の指に入るだろう。ただ吹き散らすだけのオーケストラは山ほどあれど響きで聴かすオーケストラはなかなかないのが残念である。
これは、最高におすすめです!
以前、ベルティーニのマーラーを生で聴いたが、そのタクトから放たれる音楽は、決してマーラーの音楽を誇張したものでもなければ、押し付けがましいものでもない。つまり、そこにはマーラー本来の音楽哲学のすばらしさ、またメロディーの美しさ、和声の整合性を極限に高めた一つの空間芸術を身をもって感じることができた。このCDも、そのすばらしさが随所に散りばめられている事は言うまでもない。
さらに、ベルティーニの要求に忠実に応えているのが、オーケストラである。いままでベルリンフィル、フランクフルト等一流のオーケストラのマーラーを聴いてきたが、全てわざとらしくお祭り騒ぎにしかすぎなかった。
しかし、このオーケストラは違う。無作の音楽とはまさにこのオーケストラに値するだろう。つまり、派手すぎず、弱すぎず、つくろわない。自然でいて力強い。特にコントロールされつくした金管セクションには、ただブラボー!!の一言。金管セクションの抜けがいまひとつという意見もあるが、聴けばそんなことはない。金管セクションの音のダイナミクスのコントロールは見事である。また最大音量は世界でも5本の指に入るだろう。ただ吹き散らすだけのオーケストラは山ほどあれど響きで聴かすオーケストラはなかなかないのが残念である。
これは、最高におすすめです!
2005年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
常に明るくはっきりとした演奏。暗かったり、重かったり、激しかったりした演奏にあきあきというときに良いのでは。曲の持つ本来の姿が見えてきます。かといって乾燥した演奏ではなく、音楽に対する思いが感じられる演奏です。マーラーはとっつきにくいと言う方、初心者にもおすすめです。