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154

4.7 5つ星のうち4.7 12個の評価

仕様
価格
新品 中古品
CD, 2003/2/26 1枚組
¥900
CD, 限定版, 2005/7/6 限定版
¥1,289

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曲目リスト

1 アイ・シュッド・ハヴ・ノウン・ベター
2 トゥー・ピープル・イン・ア・ルーム
3 15日 (ジャコバンの暴動)
4 アザー・ウィンドウ
5 シングルKO
6 ア・タッチング・ディスプレイ
7 オン・リターニング
8 ア・ミューチュアル・フレンド
9 ブレスト・ステイト
10 ワンス・イズ・イナフ

商品の説明

内容紹介

1979年発表のワイヤーの3作目にして彼らの傑作アルバム! 今、再び評価されるパンク・ロックの名盤!
ボーナス・トラック入り。

メディア掲載レビューほか

キャピトル/ヴァージンのカタログから1960~90年に発表の楽曲をセレクトした“ROCK YOU 1500”シリーズ、2005年7月度発売分(全50タイトル)。ワイヤーの1979年に発表したサード・アルバム。 (C)RS

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 108.86 g
  • メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • EAN ‏ : ‎ 4988006831858
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 3 分
  • レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B0009OAUKW
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 12個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
12グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年10月11日に日本でレビュー済み
 1979年、初期ワイヤーのラストを飾る3rdアルバム。
 オリジナルの英国アナログ盤を、確か高田馬場OPUS-ONEにて購入。
 当時、よくあった商法で、クラッシュやスウェル・マップスもやっていたが、アルバムの中に7インチ・シングルがオマケで入っていて、スゲー得したような気分になった憶い出がある。

 手許のCD盤は、1995年に東芝から出た廉価盤。
 オリジナル13曲に、ボーナス・トラック11曲追加して計24曲収録。

 昔は、不気味で美しい傑作2ndばかり聴いていたが、本作を改めて聴き直すと、匹敵するようなデキではないか。
 基本的には前作の延長上のバンド・サウンドではあるのだが、3枚目ともなれば、洗練化も進み、美メロも生まれれば、ポップ・センスも身につき始め、楽器演奏もいくらかは上達し、表現範囲が拡大する。
 通常、上手くなったり、ポップになると、大方つまらないものになりがちだが、ワイヤーはキャヴァレー・ヴォルテール、スロッビング・グリッスル等、英国インダストリアル勢との共振も窺え、深く、暗く、変化に富む内容。

 3曲目「15日 (ジャコバンの暴動)」は、勿論、フランスのジャコバン党のことだろうが、暗喩を含む短い歌詞が意味深で、悲痛さが漂うメロディが美しい。
 4曲目の「アザー・ウィンドウ」は、シュールなポエトリー・リーディングで始まる2分余りのナンバーだが、不安を煽るバックとマッチングし、静謐でドラマティックな6「ア・タッチング・ディスプレイ」から比較的キャッチーな7「オン・リターニング」への流れに豊かな物語性を感じる。

 追加トラックでは、20~24のデモ集より、実験性が高い14~19の方が個人的に興味深かった。
 各媒体から初期ピンク・フロイドとの類似を指摘され、辟易していた彼等だが、『原子心母』B面「アランのサイケデリック・ブレックファスト」を連想してしまった、ははは・・・ 
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1979年発表。3枚目にして突き抜けたポストパンク/ニューウェーブ、後のオルタナティブのとなるジャンルの先駆けである名盤。アルバム全体を通してインダストリアルな面とポップな面が絶妙の均衡を保ちバンドの唯一無二のスタイルが確立されたといえるが、この均衡は程なく崩れてバンドはそれぞれの方向に分裂する。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月24日に日本でレビュー済み
新作『チェンジ・ビカムス・アス』を聴いたら、この『154』を聴かずにはいられなかった。
硬質で性急なビート(ファースト・アルバム)と直接的な曲作り(セカンド・アルバム)に、心象を抉り出す暗黒も加えたこのサード・アルバムは、カタルシスとカタストロフィに満ちている。

パンキッシュでカッコイイD2「トゥー・ピープル・イン・ア・ルーム」、D3「15日(ジャコバンの暴動)」、D7「オン・リターニング」、D10「ワンス・イズ・イナフ」。
後のドームの方向性の発芽、D4「アナザー・ウィンドウ」、D6「ア・タッチング・ディスプレイ」。
そしてドラマチックでポップなメロが止めを刺すD11「北緯41度西経93度」!(最高!!)

コリン・ニューマンとグレアム・ルイスの方向性は、正反対を向き緊張は極限だったのかもしれないが、そこで生み出された音楽は、こんなにも激しくも美しいのだ。
このスタイルの多様性に耐え切れず、この後分裂・解散するワイアーであったが、この『154』はロックの極北の暗雲で輝き続ける傑作だ。
私が最も聴いたパンクのアルバムであり、個人的に破格の音であり続けている。

ボートラ不要。(2枚組みにして別ディスクにしてくれ)
出来ればアナログを大音量で浴びて欲しいが・・・。

お前の言うとおり「ロックは死んだ」のか?
己れのロックが死なない限りロックは死んじゃいないんだろうさ、世間一般ではどうか知らんが。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年8月30日に日本でレビュー済み
パンク・バンドとしてデビューしながら、1stの時点で既にポスト・パンク的なアプローチにシフトしていたワイアーが、既成観念に囚われない実験精神を最も端的に感じられる3rdアルバム(1979年作)。

実験精神というと、小難しく思えるかもしれないが、ここでかき鳴らされる音楽は、かなりポップで、聴いた瞬間これは良いと思わされるくらいのインパクトを持ち合わせている。

彼らが新しかったのは、当初からパンクが次第に紋切り型の形式重視になっていくことを予感しており、常に新しい衝動を始点に表現していこうという姿勢を貫いていたからに他ならない。なので、難解な表現をやることにその目的はなく、あくまで先進性を持つカッコイイ音を提示していこうとしたということだ。その辺の感覚が、もう少し浸透していけば、日本でももっと多くのポピュラリティを得ていくだろう。とにかく聴いてみると、ディス・ヒートやキャバレー・ヴォルテールなどがやっていた音楽とは、本質的に違うということを、認識できると思う。

この3rd後、バンドは、ワイヤーでやるべき表現を全て完了したとして、ここで一度解散している。その後、ソニックユースなど数多くのオルタナ、ニューウェイヴバンドに多大な影響を与えていることは、やはりサウンドを聴けば一聴瞭然である。まずはいろいろなイメージよりも、聴いてみることというのが、このバンドの場合は即効性があると思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年4月30日に日本でレビュー済み
 オリジナル・パンクとポスト・パンクの橋渡し的なグループだったWire。この3枚目の音は、Joy Divisionやバンシーズのデビューと同時期だけあり、こういったバンドの持っていたのと同じヒヤっとした質感がある。「新しいこと」に命をかけたバンドだっただけあり、パンク以降、ポジ・パン世代の10年間の音をキッチリ予見したこのアルバムで第一期Wireは解散する。

 再発盤はUS盤も全17曲とボーナス・トラックが多いのだが、日本盤は更に1曲多い。また、なんと原爆オナニーズ(!)のタイロウが、当時の英国でWireのライブを目撃した思い出を振り返るインタビュー・コメントを寄せているが、これが結構面白い。(食パンを一気食いするパフォーマンスをやりながら演奏してたそうな。。アートスクール出身らしいエピソードである。)以上の理由で、僕は国内EMI盤を推薦します。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年8月21日に日本でレビュー済み
パンク好きなので
気になるグループではあったんですけど
なかなか買えずにいました
で、
この度、お安くなったので買ってみました
で、
これも・・・当たりぃ~♪
ソニックユースが後にやってることを
ワイヤーはもうここでやってしまってる・・・
不協和音系の心地好いダラーンとした曲
とてもよいです
さらにボーナストラックで5曲もついていてお得
といっての微妙なものばかりで
ボーナストラック一曲目14.ソング1は
インストと書いてあるが
ボーカル入れてないだけに聞こえるし・・・
残りもソニックユースがチコーネユース名義で出したアルバムのように
さらに実験的な曲ばかり
面白いけど、ちょっと一般ウケはしない感じです
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2009年5月19日に日本でレビュー済み
ワイヤーは、XTCと並んで、階級闘争の具としてのパンクがもはや色あせ、マスコミによって喧伝された、ニュー・ウエーブという名前の新しい音楽スタイルへのカテゴライズが急速に進行するさなかに現れた、ポップ・ミュージックへの無垢な実験精神にあふれたバンドである。ワイヤーはこの作品を最後に解散し、XTCの方はその後も生き延び、雲の上の職人集団ように、ポップの探求を続けることになる。当時ワイヤーは、初期のピンク・フロイドと比較されるくらい、楽曲センスが良かった。彼らこそ、キンクスやビートルズ、フーの末弟に連なる者である。私は、はっきり言ってジョイ・ディヴィジョンよりもワイヤーの曲が好きだし、もっと再評価されるべきバンドだと思っている。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2003年7月7日に日本でレビュー済み
1979年にリリースされた3枚目のアルバムです。前の2枚でパンクとニュー・ウェーヴの橋渡し的な存在となった彼らですが、そんなパブリック・イメージを嫌ってか、今作は完全にパンク/ニュー・ウェーヴを超越したサウンド、彼らの有名な発言「ロックでなければなんでもいい」を完璧に具現化したアルバムとなっています。すっかりお馴染みとなったMike Throneのプロデュースとシンセサイザーのエレクトロニカルでクールな手触りのサウンドと、奇妙にひしゃげ、様々な試みを体現するギター・サウンド、そしてテープ・ループや、採録された奇妙なノイズの断片をちりばめ、しかしとっちらかった印象は無くて、むしろサウンド・アンサンブルはピークに達しているのではと思える程に完成され、さらにポップなメロディ・ラインとヴォーカル・パートまでをも活かし切った無類の傑作アルバムと言えるでしょうか。このアルバムによって自らのピークと限界を感じたか、あるいは興味を失ったのか、全てをやりつくしたと感じたのか、初期Wireはこのアルバムを最後に、惜しまれつつピリオドを打つこととなります。所属レコード会社「EMI」との緊張もピークに達した彼らは契約!を破棄、1980年にロンドンの「Electric Ballroom」にて伝説の破壊的実験ライヴを敢行したあと、正式に解散を表明し、たった4年間の活動にピリオドを打ちました。そして再結成するまで5年間、個々のソロ・ワークを始めることとなります。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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