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お早よう [DVD]

4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

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フォーマット 色, ドルビー
コントリビュータ 杉村春子, 小津安二郎, 野田高梧, 三宅邦子, 笠智衆, 佐田啓二, 高橋とよ子, 久我美子, 設楽幸嗣, 島津雅彦
稼働時間 1 時間 34 分

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メーカーによる説明

  
あの頃映画 松竹DVDコレクション「お早よう」 お早よう [DVD]
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.2
73
5つ星のうち4.2
73
価格 ¥2,473
製品仕様 DVD DVD
発売日 2013/07/06 2005/08/27

商品の説明

Amazonより

戦後の小津安二郎監督作品の中でもっとも軽妙コミカルな作品。何せ主役は父でも嫁ぐ娘でもない、下町の子どもたちなのだ。10件ほどの家が並ぶ住宅街の人々の日常が、子どもたちを主軸に捉えられていく。
各家の大人たち(佐田啓二、久我美子、笠智衆など)の交流や葛藤といったドラマもあるにはあるが、ほかの作品群に比べるとサラリと流されており、やはり子どもたちのわんぱくな言動の数々によって、市井の平和な日常の素晴らしさが淡々とほのぼのと醸し出されていく。小津監督は、松竹伝統の長屋ものを戦後復興してきた当時の新興住宅街に置き換えることで、昔も今も変わらない人々の温もりを描きたかったようだ。フラフープやテレビなど、当時流行のアイテムがさりげないユーモアのために機能しているあたりも、さすがの貫禄であった。(的田也寸志)

レビュー

監督: 小津安二郎 出演: 佐田啓二/久我美子/笠智衆/三宅邦子/高橋とよ/杉村春子/設楽幸嗣/長岡輝子/島津雅彦
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988105027503
  • 監督 ‏ : ‎ 小津安二郎
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 34 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/27
  • 出演 ‏ : ‎ 佐田啓二, 久我美子, 笠智衆, 三宅邦子, 杉村春子
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ 松竹
  • ASIN ‏ : ‎ B0009RQXIW
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 73個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
73グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年6月19日に日本でレビュー済み
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「お早よう」という挨拶が、はたまた大人たちが日常的に交わす言葉に意味があるのかないのか、コミュニーションの多様性に着眼した作品ともいえる。子供たちが優劣を競う「おなら遊び」、ジェスチャー、英語学習、近所同士のひそひそ話、新しいメディアとしてのテレビ……。すべてコミュニケーションの一部なのだが、あれは良くてこれはいけないと、はたして言えるものなのかどうか。言葉を話すことが即ちお互いの理解に繋がるとはいえない場面もあり、あいさつなどの一見意味のない言葉が気持ちを伝えるときもある。
そんな「コミュニケーション図鑑」みたいな様々なシーケンスをうまくつなげて、コメディー風に仕上げながらジワリと考えさせる内容になっている。
映画のスジになっているのは、テレビを勝ってほしくて口を利かなくなってしまう子どもたちと、主婦たちのちょっとした誤解による近所とのギスギスした関係。希薄なコミュニケーションと過剰なコミュニケーション(というか、考え過ぎ)がどちらも困ったことになると同時に、その対比が面白い。
今作でも小津は直近の話題を丁寧に盛り込んでいる。TV番組『ジェスチャー』、「一億総白痴化」、押し売り(僕の小さい頃には、実際に強面の押し売りが家に来たことがある)、電化製品、月賦。高度経済成長直前の都会の暮らしを描いている。一方で、物の貸し借りや隣の家がまるで自分の家とつながっているかのような近さが、それまでの重役級の夫のいる家庭とはまったく異なるドラマを生み出している。今のように隣とはほとんど話もしない状況は、当時と比べてコミュニケーション的にどうなのだろうか、とも思う。
笠智衆は、まだ大きくない二人の子供を持つ父だが、同時に定年の心配も始めているという、いったい何歳なのかと思うような設定になっている。当時の定年は55歳か58歳。50歳くらいとして、少し遅い子供だとすると計算が合うか。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年6月20日に日本でレビュー済み
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封切り当時に劇場で観た人は大笑いしたであろうことは想像にしくない。
しかし、今の感覚で観ると微妙な感じですね。
悪くはないけど、失笑の域を出ません。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筋らしい筋がないようでいて、非常に引き込まれる作品。
映像もとても美しい。
子供たち(特に弟)が可愛い。
若い男女の距離感が微笑ましい。
ご近所同士のうわさ話や陰口に思わず笑ってしまう。
いかにも日本的な、懐かしい雰囲気。
ストーリーも綺麗にまとまっている。
さりげないが、小津監督の傑作の一つだと思う。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年6月19日に日本でレビュー済み
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英国映画協会発行の「サイト・アンド・サウンド」誌が発表した、世界の映画監督358人が投票で決める最も優れた映画に、小津安二郎監督の「東京物語」(1953年)が選ばれたが、他の作品を観たことがなかったので、まずはこの映画から観てみた。

 ストーリーは子供の間で、おでこを押すとオナラをすることが流行っていて、失敗してパンツを汚す子供がいたり、多摩川沿いの長屋の中での町内会の会費に関する噂話など、私が生まれた1959年のありふれた日本の日常が舞台になる。ちょうどその頃は三種の神器として、テレビ、冷蔵庫、洗濯機を月賦で購入する家庭が出だした頃で、この映画の主人公と思われる兄弟が、英語の勉強と称してTVのある家に訪問する習慣があった。

 しかし、TVを見に行かないように母親に注意されると、二人の兄弟はTVを買って欲しいと頼み込む。1億総白痴化だと信じる父親はそれを反対し、余計ものはいらんと注意。すると売り言葉に買い言葉で、大人の挨拶も雑談も無駄ではないかと口論になり、喋り過ぎを注意する父親に対し、ならば口をきかない、2日でも3日でも100日でも、ということとなり、子供たちは挨拶も学校でも口をきかなくなってしまった。給食費ですら母親に頼むことがでくなってしまったが、それでも口をきかない。

 二人の兄弟の姉の知人の青年曰く、「余計なことがなくなったら味もそっけもない、無駄があるからいいんじゃないか、無駄が潤滑油だ」というセリフがこの映画のテーマなのだろうが、とうとう白痴化を推進する無駄なTVを買うことを父親は決断し、それを喜んだ子供は大喜びし、オナラをしながら学校に通う、という物語だ。

 1959年のカラー作品だが、日本の日常の光景から人間が生きていくために必要な無駄を喜劇として映画き出している。イラン人監督のキアロスタミの描き出すイランの日常は、まさに小津安二郎の世界で、両者とも超ドメスティックな日常なのに、世界的普遍性を持っているのが面白い。きっとこの映画は外人が観ても笑える映画なのだろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月2日に日本でレビュー済み
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テレビで放送をVHSで撮ったけれど、そのビデオデッキはない。
そのくらいの久しぶり、当時は小津もユーモアのある映画あったんだと感心してたが
今回久しぶりに観ると、フランス映画ジャック・タチのような雰囲気があった。
東京物語、秋刀魚の味は良いけれど、こんな大笑いする小津映画もいい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年3月17日に日本でレビュー済み
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昔の子供、家族、恋愛、社会などが描かれていていつの時代も普遍なものを感じました。
今のような情報化社会の前の生活で、どのように情報が伝わっていくのか、いかないのか。
みたいなものも含めて楽しめました。この後に「長屋紳士録」も拝見しましてそちらも味わい深い映画でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月14日に日本でレビュー済み
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内容が面白い。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年6月22日に日本でレビュー済み
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神格化も映画評論ぶりする器量も特にないですが、おもしろおかしく拝見させて頂きました。
全体的に滑稽でコーディングされているので何をやらしても滑稽に映る出来栄えで一つの理想郷で
和みます。単純な構成でありますが、ゆーもぁの真髄を垣間見させてくれて昭和は良かったなと
思わせてくれる逸品です。現代の空気感と全く違ってほのぼのしています。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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