この作品は「R-18」指定。その中身見たさで観たことを認める。強烈なアニメと、強烈なアダルトサイト、更には主人公がホテルで観るアダルトビデオなどにびっくり。
ニコラス・ケイジの「8mm」で、この世にスナッフフィルムなるものの存在に大いに驚愕させられたが、今回もそれに似た驚きがあった。しかし「8mm」の心温まるエンディングと異なり、こちらは最後まで別世界の話であり、後味の悪さだけが残った。
「R-18」部分があってこそ、人目を惹いた作品だったのではなかろうか。これを差し引くと、ただの産業スパイの話。作品自体のストーリーに、魅力はまるで感じなかった。