Inventions & Dimensions
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 1999/12/22
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
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| ¥4,226 | ¥1,000 |
CD, 限定版, 2019/2/13
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| ¥5,800 | ¥1,550 |
CD, CD, 2008/10/22
"もう一度試してください。" | CD |
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| — | ¥693 |
CD, インポート, 1989/1/17
"もう一度試してください。" | インポート |
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| — | ¥754 |
CD, 1994/8/31
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥880 |
CD, 限定版, 2010/4/21
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥990 |
CD, 追加トラック, オリジナルレコーディングのリマスター, 2005/7/19
"もう一度試してください。" | 追加トラック, オリジナルレコーディングのリマスター |
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| — | ¥2,200 |
CD, 限定版, 2006/1/25
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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| — | ¥1,527 |
CD, インポート, 2005/6/10
"もう一度試してください。" | インポート |
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| — | ¥4,450 |
CD, インポート, 1999/8/16
"もう一度試してください。" | インポート |
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| — | ¥6,187 |
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曲目リスト
1 | Succotash |
2 | Triangle |
3 | Jack Rabbit |
4 | Mimosa |
5 | A Jump Ahead |
6 | Mimosa (Alternate Take) |
商品の説明
内容紹介
For his third album, Herbie Hancock chose a very rhythmic setting for his improvised compositions. Supported only by bassist Paul Chambers and percussionists Willie Bobo and Osvaldo Martinez, the pianist creates each tune from scratch and the results are astonishing. The bonus track, an alternate take of 'Mimosa', has previously only been available as part of a box set. Rudy Van Gelder remastered edition. Blue Note. 2005.
Product Description
For his third album, Herbie Hancock chose a very rhythmic setting for his improvised compositions. Supported only by bassist Paul Chambers and percussionists Willie Bobo and Osvaldo Martinez, the pianist creates each tune from scratch and the results are astonishing. The alternate take of "Mimosa" has previously only been available as part of box set.
*bonus tracks, not part of the original LP
HERBIE HANCOCK, piano
PAUL CHAMBERS, bass
WILLIE BOBO, drums, timbales
OSVALDO "CHIHUAHUA" MARTINEZ, congas, bongos, guiro, finger cymbals
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 12.5 x 14.2 x 1.19 cm; 87.88 g
- メーカー : Blue Note Records
- EAN : 0724356379824
- 商品モデル番号 : 2128724
- オリジナル盤発売日 : 2005
- レーベル : Blue Note Records
- ASIN : B0009VNCAK
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 137,770位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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但し、別テイクも収められている"MIMOSA"はちょっと異質です。曲調、楽想がマーチン・デニー風のエキゾチックなもので、南の楽園を思わせます。ここではフロントでありながらすごくリラックスした演奏を聴かせてくれます。ハンコックの間口の広さを感じさせてくれる一曲です。
比較的地味な存在になっている。それはジャズの王道のピアノトリオ系編成であるにもかかわらず、ハービーが
やや難解で硬派なプレイを行っているから。アルバム・ジャケットこそ、フランシス・ウォルフの写真に、
リード・マイルスのデザインで、ブルーノート的に決まっているが、聴いてみると不思議な世界になっている。
しかしこのアルバムの流れや制作背景を整理して聴いてみると、聴くごとにその魅力が感じられるようになる。
かたくなにピアノ・ソロとピアノトリオを拒否するハンコック。彼のアルバム歴をたどっていくと、それらは
ほとんどない。ピアノ・ソロは、来日したときに特別にセッティングしたダイレクト録音だけ。このアルバムも
素直にピアノトリオにすればいいのに、パーカッションが加わった4人編成。しかもパーカッションとドラムスは、
左右のチャンネルに明確に分けられて定位され、パーカッションの自立性が強調されている。
このアルバムは、不思議な実験作のような内容になっている。まず、ジャムセッション的な録音を嫌う
プロデューサー=アルフレッド・ライオンは、事前にリハーサルを重ねて演奏を練り上げてから録音するスタイル。
しかしこのアルバムでハービーは、メンバーには簡単なメモ的を提示しただけで、ほとんど即興演奏に近い。
また、このアルバムでは、「ミモザ」以外の曲には明確なテーマもないし、はっきりとしたコードチェンジも
ない。それに上記の呪術的なパーカッションが加わり、右脳刺激に満ち、聴いているとバリのガムラン音楽の
ようなトランス性を発揮する。これは後のマイルスの『アガルタ』『パンゲア』を先取りしたような独特世界。
どうしてこういう内容の音楽を演ることになったのか。このアルバムは、ハービーがマイルスバンドに入って
数ヶ月後の吹き込み。マイルスバンドに加わることで、ハービーはロンとトニーを加えたリズム隊3人で、
よく検討会議みたいなものを持った。テーマは、それまでのコード進行に基づき3者が一つの軸上で演奏を
まとめ上げていくようなジャズではなく、モードを使って開かれた系となった今、各人が各様に演奏しながら
まとまりを与えていく方向性をどうマイルスバンドのサウンドとして仕上げていくか。そこに当時交流していた
フリージャズの要素が加わってくる。重要な言葉は「自発能動性(スポンテーニアス)」だった。
ブルーノートはフリージャズにも積極的だったから、ハービーはここで、ホーンを抜いて、3人のリズム隊
(ベース+パーカッション2)の上で、自分がどこまで自発的に開かれた音楽ができるかを試すことにした。
そしてハービーは録音に際して、マイルスにアドヴァイスを求めている。マイルスは、ベーシストにポール・
チェンバースを推薦したり、2人の打楽器奏者を入れることなどを含めてハンコックに助言を与えている。
ここまで整理された耳で、このアルバムを聴いてみると、ハンコックのピアノと演奏の全体が見えてくる。
M1のイントロはパーカッションとベースが導くもので、そこにハービーのブロックコードが入ってくる。
それはジャングルの中をハンコックのピアノが探るように進んでいくような情景。途中、パーカッションだけ
になる箇所があり、その後ピアノリフがまた参加する。それは「ウォーターメロンマン」などで示したポップな
ファンキーさを持ったものではなく、一貫してスティーブ・ライヒのミニマム・ミュージックのよう。
M2は最も長い10分以上の演奏時間を持つ。タイトル名は、4ビートのジャズパートの間にアフロキューバ・
パートが入ることで3つに分かれているから来ている。左右のチャンネルのパーカッションは、同じリズム
パターンを繰り返していく。これがドラマーだと、どうしてもジャズ・イディオムが出てきてしまうし、
曲としての完成度やまとまりがつきまとう。だがこの編成だと、そういう方向性とは関係がきれる。
同時に音楽には、アフリカンミュージックが持っていた始原性が表れてくる。
M3は冒頭から、速いスピードで4ビートジャズのトリオ演奏が繰り広げられる。この曲のテンポから曲名は
「Jack Rabbit」となった。右チャンネルにはシンバル、左チャンネルにはコンガ、ベースはオスティナートを
維持。3分過ぎにはカルロス・サンタナを思わせるラテン・パーカッションのみのパートがあり、その後
ハービーのフリーに近いピアノ演奏があり、曲は彼のブロックコードと共にフェイドアウトする。
M4は、美麗なピアノサウンドと鈴の音がイントロ。その後、パーカッションがラテンのリズムを叩き出す。
この曲は、アルバム中唯一かなりはっきりした曲の構成があり、事前にハービーがそれをメンバーに伝えたもの。
そのコードパターンは、マイルス・ディヴィスとの共作だという。ハービーは作曲しながら、異国の花を連想し、「ミモザ」という可憐な曲名となった。
ハンコックは、レコーディングについて、こう話している。「私はどの曲でもテンポを数えながら演奏しなかった。
それはとてもいい経験となったし、演奏していて楽しかった。驚きに満ちていた。バンドメンバに一言だけ伝えた
のは、起きていることに耳を澄ます、それだけだった」
フリー・ジャズが若干、入りますが、pianoとpercussionのやり取りを楽しむ1曲です。
「A jump ahead」
アルバム唯一のハードバップ演奏です。
他の国からのトップレビュー
I recommend this one definitely !