舛成孝二(監督)、倉田英之(脚本)、羽音たらく(キャラ原案)という、あの「R.O.D」のスタッフが再集結。今夏の新作アニメのなかでも、注目の一作です。
R.O.DのDVDコメンタリーでも、古い映画やアニメのパロディ満載な内容・シチュエーションに「これって30禁だよねぇ・・・」と、若年層を切り捨てるような発言(笑)をした倉田氏。
本作では更にその傾向は強まり、ノスタルジー溢れる音楽や、尾道という舞台設定など、オールドファンが喜ぶことは必死です。
というより、彼ら中核スタッフが年をとって、自分たちの作りたいモノの方向性が、オヤジっぽくなったのでしょうね。
ホラ、若い頃に「コナン」や「カリ城」でブイブイ言わせてた宮崎さんが、年を重ねて「トトロ」を作るようなものですよ。
従って、ヒロインを始め登場人物の多くが中学生ですが、そのキャラクター達に注がれる視線はとても穏やかで慈愛に満ちており、子供の成長を見守る親のようにも感じます。
さて、この第1巻ではまだ物語はプロローグに過ぎませんが、その時点での印象だと、ヒロインである「一橋ゆりえ」のキャラ造形がなかなかにステキです。
どんくさい・ちっこい・体かたい、と、「ダメっ子好き」の皆様には、非常に琴線に触れるキャラとなっております。声優初挑戦であるMAKOの声も、天然っぽいトロさが見事にマッチしており、抜擢したスタッフの慧眼を感じます。
「八百万の神様のいる世界」という事で、魚、鳥、風、木など様々なタイプの神様が登場するため、ビジュアル的にも見所いっぱいです。
作画や美術は、TVシリーズとしては極めて良好。というかOVA並みと言っても良いかも。
あらゆる意味で日本的な作品で、キャラの丁寧や仕草や、美しい風景を見事に表現しているので、見るときっと心が安らぐと思いますよ。30代以上ならなおさら、ね(笑
かみちゅ! 1 [DVD]
55パーセントの割引で¥2,467 -55% ¥2,467 税込
参考価格: ¥5,500 参考価格: ¥5,500¥5,500
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フォーマット | 色 |
コントリビュータ | 森永理科, 野中藍, 舛成孝二, 峯香織, 倉田英之, MAKO |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 50 分 |
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商品の説明
レビュー
監督: 舛成孝二 原作: ベサメムーチョ 脚本: 倉田英之 キャラクター原案: 羽音たらく キャラクターデザイン: 千葉崇洋 美術: 渋谷幸弘 撮影: 月岡敦夫 色彩設計: 歌川律子 音響監督: 菊田浩巳 音楽: 池頼広 声の出演: MAKO/森永理科/峯香織/野中藍/宮崎一成/岡野浩介/斎藤千和
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.8 x 14.2 x 1.2 cm; 140.62 g
- EAN : 4534530010322
- 監督 : 舛成孝二
- メディア形式 : 色
- 時間 : 50 分
- 発売日 : 2005/8/24
- 出演 : MAKO, 森永理科, 峯香織, 野中藍
- 販売元 : アニプレックス
- ASIN : B0009X59MW
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 189,696位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 33,357位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年7月13日に日本でレビュー済み
2016年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に視聴した時は面白いかな・・・程度でなにか物足りなかった。
再び視聴すると、とても面白く楽しめる。
スタッフもコメンタリーで話してますがジブリが好きな人なら楽しめます。
予算は0が3つ少ないとも言ってましたが言い過ぎでしょう、でも0が1つは少ないでしょう。
背景も綺麗で丁寧にキャラも動かしている感じがします。
時代背景がバブル前の1980年代で携帯電話もない世界。
八百万の神様も存在するジブリのような世界観です。
そんな世界で突然中学生が神様になったらしいIFの世界。
尾道での普通の中学生が描かれてます、スタッフ曰く中学生日記、でも一人は神様。
神様だけど、どんな能力があるのかも何をすれば良いのかも不明。
それだけが少し普通と異なるだけの物語。
全話にコメンタリーが付いているらしく、それも面白い。
OPでのR・O・Dらしいおしゃれなクレジット表記も楽しい。
もっと評価されも良い作品だと思う。
再び視聴すると、とても面白く楽しめる。
スタッフもコメンタリーで話してますがジブリが好きな人なら楽しめます。
予算は0が3つ少ないとも言ってましたが言い過ぎでしょう、でも0が1つは少ないでしょう。
背景も綺麗で丁寧にキャラも動かしている感じがします。
時代背景がバブル前の1980年代で携帯電話もない世界。
八百万の神様も存在するジブリのような世界観です。
そんな世界で突然中学生が神様になったらしいIFの世界。
尾道での普通の中学生が描かれてます、スタッフ曰く中学生日記、でも一人は神様。
神様だけど、どんな能力があるのかも何をすれば良いのかも不明。
それだけが少し普通と異なるだけの物語。
全話にコメンタリーが付いているらしく、それも面白い。
OPでのR・O・Dらしいおしゃれなクレジット表記も楽しい。
もっと評価されも良い作品だと思う。
2006年7月15日に日本でレビュー済み
爆笑できるギャグものじゃない、格好良いアクションものじゃない、ハラハラするサスペンスでもない…。じゃあ何なんだ?と言われたら、……「癒し系」アニメ?
ある日、突然神様となった中学生の女の子「一橋ゆりえ」の神様としての日常を淡々(ほのぼの?)と描いてると言うか…ただ、それだけ。それに笑えたり、泣けたり、ハラハラしたり…といった面白さがあれば良かったんだけど……自分には感じられなかった…。
確かに絵の動き、背景といい、作画のクオリティは物凄いです。…でも、そのクオリティが凄ければ凄いほど面白いと思えない事が申し訳なくて…。あと、キャラクターデザイン。羽音さんキャラ原案の萌えキャラをリアルに描こうとして失敗しちゃってる。萌え無しのリアルキャラを描きたいなら最初から羽音さんじゃない人にデザイン頼めばいいのに…。萌えなら萌え!リアルならリアル!ハッキリして欲しかった。何て言うか…和洋折衷に失敗した家のような違和感を感じた…。瞬きの仕草とかが気持ち悪いんですよ…。でもEDの歌はノリがいいので好きです。だから星2つ(笑)。
とにかく、この「かみちゅ!」。アニメを観て癒されたい、和みたい人にはオススメです。癒しを求めていない人は、観ても眠くなるだけなのでオススメしません。
ある日、突然神様となった中学生の女の子「一橋ゆりえ」の神様としての日常を淡々(ほのぼの?)と描いてると言うか…ただ、それだけ。それに笑えたり、泣けたり、ハラハラしたり…といった面白さがあれば良かったんだけど……自分には感じられなかった…。
確かに絵の動き、背景といい、作画のクオリティは物凄いです。…でも、そのクオリティが凄ければ凄いほど面白いと思えない事が申し訳なくて…。あと、キャラクターデザイン。羽音さんキャラ原案の萌えキャラをリアルに描こうとして失敗しちゃってる。萌え無しのリアルキャラを描きたいなら最初から羽音さんじゃない人にデザイン頼めばいいのに…。萌えなら萌え!リアルならリアル!ハッキリして欲しかった。何て言うか…和洋折衷に失敗した家のような違和感を感じた…。瞬きの仕草とかが気持ち悪いんですよ…。でもEDの歌はノリがいいので好きです。だから星2つ(笑)。
とにかく、この「かみちゅ!」。アニメを観て癒されたい、和みたい人にはオススメです。癒しを求めていない人は、観ても眠くなるだけなのでオススメしません。
2005年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
背景やキャラクターの動きは確かにすばらしい。きれい。
ただ視聴者の一方的な「ジブリっぽい」「老若男女誰もが楽しめる」といった「対象の世代を厭いません」的なある意味高評価に反して、DVDのコメンタリー内での監督・脚本の思惑というのがどうも「女子中学生ハァハァ」といわんばかりで、何かと「オタク的趣向によって製作されたアニメ」というのをアピールしてきてゲンナリしてしまう。
監督と脚本のコメンタリーによって「かみちゅ!」に少なからず下賤な印象を受けてしまうのは否めず、「ああ、そうか・・・所詮オタクさんの妄想だったんだな・・・」と、なんだかもう言い知れないガッカリ感が全身を駆け巡るわけです。引きこもりだったことを自明しているのにも「もうそれ以上いわないで」でしたが。
製作者の思いというのは作品の印象をガラリと変えてしまう大きな大きな要因の一つだと思うのでね。
嫌なのはコメンタリーと、なぜこんなに値が張るのかということだけです。
あとはまあいいアニメなので。うん。ただ、ほんと高い。
ただ視聴者の一方的な「ジブリっぽい」「老若男女誰もが楽しめる」といった「対象の世代を厭いません」的なある意味高評価に反して、DVDのコメンタリー内での監督・脚本の思惑というのがどうも「女子中学生ハァハァ」といわんばかりで、何かと「オタク的趣向によって製作されたアニメ」というのをアピールしてきてゲンナリしてしまう。
監督と脚本のコメンタリーによって「かみちゅ!」に少なからず下賤な印象を受けてしまうのは否めず、「ああ、そうか・・・所詮オタクさんの妄想だったんだな・・・」と、なんだかもう言い知れないガッカリ感が全身を駆け巡るわけです。引きこもりだったことを自明しているのにも「もうそれ以上いわないで」でしたが。
製作者の思いというのは作品の印象をガラリと変えてしまう大きな大きな要因の一つだと思うのでね。
嫌なのはコメンタリーと、なぜこんなに値が張るのかということだけです。
あとはまあいいアニメなので。うん。ただ、ほんと高い。
2006年3月27日に日本でレビュー済み
とにかく、作品全体に流れるのんびりとした雰囲気がイイ!
ロボットアニメやシリアスアニメで疲れた頭に、たまにはこんなアニメもいいなあと思ってしまった。
”神様”という精神的なものが現実としてふつうに受け入れられてしまうそんな世界がステキです。
でも、なによりキャラがいい!
カワイイし(萌えといわれてしまうとそれまでだけど)、なんかいやな感じはしない。
ただ、DVDがちょっと高めです。
ロボットアニメやシリアスアニメで疲れた頭に、たまにはこんなアニメもいいなあと思ってしまった。
”神様”という精神的なものが現実としてふつうに受け入れられてしまうそんな世界がステキです。
でも、なによりキャラがいい!
カワイイし(萌えといわれてしまうとそれまでだけど)、なんかいやな感じはしない。
ただ、DVDがちょっと高めです。
2015年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作品は偶然出会った意義深い作品で忘れられない一品である。
まだ深夜アニメを見始めたころ、一話の柔らかさ、温かさに惹かれて夢中で追いだしてしまった今作は、萌えとは簡単な記号ではないことや、コメンタリーの楽しさを教えられた。
そしてDVDの最終回での素晴らしい完結ぶりには、他には無い充実感を味わえることができた佳作である。
クオリティーのばらつきはあるが、作画の良い回は一見の価値あり。
まだ深夜アニメを見始めたころ、一話の柔らかさ、温かさに惹かれて夢中で追いだしてしまった今作は、萌えとは簡単な記号ではないことや、コメンタリーの楽しさを教えられた。
そしてDVDの最終回での素晴らしい完結ぶりには、他には無い充実感を味わえることができた佳作である。
クオリティーのばらつきはあるが、作画の良い回は一見の価値あり。
2010年2月9日に日本でレビュー済み
今更ですがあちこちで高評なので見てみた。思った事を色々。
世界観の説明のような物もなく、いきなり始まって状況が飲み込めず着いて行けなかった。
1話でも何度か「うわ...見るのやめようかな」と思うくらい「ゾゾゾ」とする場面がいくつか。
コメンタリーを少し見て、「ゾゾゾ」としたのは気のせいではないと確信。
でも2話を見る頃には世界観も少しずつ掴めてきて普通におもしろいアニメだと思えた。
とは言ってもやっぱり、誰にでも見れるアニメではないと思う。
特にアニメに対して抵抗が無い自分ですら寒気がしてしまう場面が少なからずあった。
アニメに抵抗がある人にはとてもじゃないけど薦められるものではないと思う。
薦めやすいアニメは他にたくさんある。
背景は評価に違わずとても綺麗だった。
作画は、所謂「良く動く作画」なんだろうけど、1話の冒頭は無駄な動きが多い気がした。
動かないよりは良いとはいえただ動かせば良い、という事でもないと思う。
2話は、アニメ的なオーバーリアクションの多用が特に目立たなかったので、作画のバランスは自分好みだった。
上記の事で星を2つ引いたけど、エンディングには部分的に星5つを付けたい。
本編が微妙に盛り上がらなかっただけにエンディングが個人的に一番盛り上がった。
明るくポップでかわいい曲調に、適当な感じのアニメが妙にツボだった。
世界観の説明のような物もなく、いきなり始まって状況が飲み込めず着いて行けなかった。
1話でも何度か「うわ...見るのやめようかな」と思うくらい「ゾゾゾ」とする場面がいくつか。
コメンタリーを少し見て、「ゾゾゾ」としたのは気のせいではないと確信。
でも2話を見る頃には世界観も少しずつ掴めてきて普通におもしろいアニメだと思えた。
とは言ってもやっぱり、誰にでも見れるアニメではないと思う。
特にアニメに対して抵抗が無い自分ですら寒気がしてしまう場面が少なからずあった。
アニメに抵抗がある人にはとてもじゃないけど薦められるものではないと思う。
薦めやすいアニメは他にたくさんある。
背景は評価に違わずとても綺麗だった。
作画は、所謂「良く動く作画」なんだろうけど、1話の冒頭は無駄な動きが多い気がした。
動かないよりは良いとはいえただ動かせば良い、という事でもないと思う。
2話は、アニメ的なオーバーリアクションの多用が特に目立たなかったので、作画のバランスは自分好みだった。
上記の事で星を2つ引いたけど、エンディングには部分的に星5つを付けたい。
本編が微妙に盛り上がらなかっただけにエンディングが個人的に一番盛り上がった。
明るくポップでかわいい曲調に、適当な感じのアニメが妙にツボだった。
2005年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある日イキナリ神様になっちゃった中学生、
導入には理屈もなにもなく、なんとなくのんびりと
神様になっちゃった…と始まるあたり八百万の神様がいる、
日本ならではの設定なのかも知れません、
理由も能力もわからないまま、神様になったと言うことで色々と試す辺りが
主人公のゆりえっぽくてかわいいです、
TVシリーズでは余り味わえない緻密で奥深さのある
美しい背景は、瀬戸内のあたたかくのんびりした雰囲気を伝えてくれて
作品に重みを持たせてくれます、
背景だけ眺めていると「ジブリ作品?」とか思うかも知れません
各キャラクターも仕草や動作が細やかで、とても自然です、
ついなんとなくとってしまう動作や仕草がとてもリアルです、
動きのみならず背景と並んで、絵のクオリティも高いです、
特にプールに落ちたゆりえの肌に張り付く服の描写が秀逸です。
本人達は意識していないが、も神様という最上段に構えながらも、
まったりとした日常とメリハリのあるトラブル…
中学生だから、学校生活もあるし、日常生活もあるし、恋愛もあります、
そう言う何気ない中学生の生活に「神様」と言う本来目にすることがない
要素をある意味無理矢理、ある意味無留無く押し込んだのがこの作品
安心して楽しんでみていられます。
まったりのんびりと楽しいアニメを見たい方にはオススメかも知れません
内容には直接関係ないですが
DVDケースがソフトタイプではなくハードタイプですね
導入には理屈もなにもなく、なんとなくのんびりと
神様になっちゃった…と始まるあたり八百万の神様がいる、
日本ならではの設定なのかも知れません、
理由も能力もわからないまま、神様になったと言うことで色々と試す辺りが
主人公のゆりえっぽくてかわいいです、
TVシリーズでは余り味わえない緻密で奥深さのある
美しい背景は、瀬戸内のあたたかくのんびりした雰囲気を伝えてくれて
作品に重みを持たせてくれます、
背景だけ眺めていると「ジブリ作品?」とか思うかも知れません
各キャラクターも仕草や動作が細やかで、とても自然です、
ついなんとなくとってしまう動作や仕草がとてもリアルです、
動きのみならず背景と並んで、絵のクオリティも高いです、
特にプールに落ちたゆりえの肌に張り付く服の描写が秀逸です。
本人達は意識していないが、も神様という最上段に構えながらも、
まったりとした日常とメリハリのあるトラブル…
中学生だから、学校生活もあるし、日常生活もあるし、恋愛もあります、
そう言う何気ない中学生の生活に「神様」と言う本来目にすることがない
要素をある意味無理矢理、ある意味無留無く押し込んだのがこの作品
安心して楽しんでみていられます。
まったりのんびりと楽しいアニメを見たい方にはオススメかも知れません
内容には直接関係ないですが
DVDケースがソフトタイプではなくハードタイプですね