タイトル通りのいい加減な物語だが、まじめにコツコツやっていても報われない人には逆に胸がすく思いがするだろう。
何せ調子よく、それでも何とかなってしまうのである。しかし、よく考えると主人公はメゲていないものの、けっこう失敗している。しかも終わりの方ではクビになって、責任を取らされる。
しかし、ラストにはまた大逆転がある。その経緯は現実的ではないが、無理やりハッピーエンドにしたとも言える。
見習うべきは主人公の思考の柔軟さと、局面が変わった時の切り替えの速さだ。深刻な責任感を持たないのでそれが可能なのだ。それでいて、失敗した時にはあっさりクビを受け入れる。この辺りの覚悟も見習うべきかもしれない。だがら、設定はあくまでも独身である。
女性関係も華麗でモテはするが深い関係にはならない。さりとて利用するだけではなく、見返りも与える。
こうしたところも、兎角セクハラの指摘を受ける向きには参考にすべきである。
Wikiによると、大島渚監督はこの作品と土井シリーズの別作品を見て、「どうしてこんなに面白いのだろうか」と感嘆したらしい。
ふざけた映画のように見えるが、コメディとして一流なのだ。もちろん現代では通用しない部分もあるが、気分爽快になることは間違いない。おすすめである。
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ニッポン無責任野郎 [DVD]
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 田波靖男, 藤山陽子, クレージー・キャッツ, 古澤憲吾, 団令子, 草笛光子 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 26 分 |
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ニッポン無責任野郎 [DVD] | ニッポン無責任時代 [DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.5
91
|
5つ星のうち4.5
91
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価格 | ¥4,464¥4,464 | ¥4,318¥4,318 |
製品仕様 | DVD | DVD |
発売日 | 2005/9/30 | 2005/9/30 |
商品の説明
商品紹介
前作「ニッポン無責任時代」の大ヒットを受け、本作で無責任男=植木等が定着し、唄にギャグにパワー炸裂!
加えて鬼才・古澤憲吾のハチャメチャ演出が面白さを加速!植木+古澤、そしてクレージーキャッツと、
もう誰にも止められない、無敵のヒットメーカー軍団が誕生した。
【収録内容】
●本編89分
●予告編
●オーディオコメンタリー
●解説書
《監督》古澤憲吾
《脚本》田波靖男/松木ひろし
《出演》植木等/ハナ肇/谷啓/クレージーキャッツ/団令子/藤山陽子/中真千子/草笛光子ほか
レビュー
監督: 古澤憲吾 脚本: 松木ひろし/田波靖男 出演: 植木等/ハナ肇/谷啓/クレージーキャッツ/団令子/藤山陽子/中真千子/草笛光子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988104033055
- 監督 : 古澤憲吾
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 26 分
- 発売日 : 2005/9/30
- 出演 : クレージー・キャッツ, 団令子, 藤山陽子, 草笛光子
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B0009Y294M
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 81,939位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このような映画はいま撮りにくい。ここには男女の区別、社会的属性が断固として存在しており「ジェンダー」なるポリコレから忌避されるであろうから。ここでは社会的本能ともいえる人々の活動への肯定感が満ちている。
映画が社会批判につながるときそれが時代的にどのくらいの射程を持つかで作品の価値は定まる。その意味で日本映画史に刻まれるべき作品である。
残念ながら各種「ベストランキング」のようなものにこの作品が列するのを見たことがないが、同時代に高評価され歴代名作に列挙される定番の作品の多くが今では陳腐化している。それに対してこの作品がなお生き生きしているのは批判が日本の風土(現実)に根差したものであり太い筆による確かな言葉で語っているからだ。委縮した知性から無縁自由な表現。それが時代を超えた遺産とした。
クレージー作品には二通りある。古澤憲吾のものとそうでないものと。古澤作品の躍動的な画面とユーモア、歯切れのいい展開は植木等らのパフォーマンスを全開にする。
タバコ、紙ヒコーキ、和服と下着のギャグはとくに面白い。この時代の女優に共通する性的表現力が全編に活かされている。
映画が社会批判につながるときそれが時代的にどのくらいの射程を持つかで作品の価値は定まる。その意味で日本映画史に刻まれるべき作品である。
残念ながら各種「ベストランキング」のようなものにこの作品が列するのを見たことがないが、同時代に高評価され歴代名作に列挙される定番の作品の多くが今では陳腐化している。それに対してこの作品がなお生き生きしているのは批判が日本の風土(現実)に根差したものであり太い筆による確かな言葉で語っているからだ。委縮した知性から無縁自由な表現。それが時代を超えた遺産とした。
クレージー作品には二通りある。古澤憲吾のものとそうでないものと。古澤作品の躍動的な画面とユーモア、歯切れのいい展開は植木等らのパフォーマンスを全開にする。
タバコ、紙ヒコーキ、和服と下着のギャグはとくに面白い。この時代の女優に共通する性的表現力が全編に活かされている。
2022年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画を見ると仕事や人間関係の悩みもばからしくなって笑い飛ばせるのです。クレージーの楽曲はとても秀逸で、何回も口ずさんでしまいます。当時の言葉使いやカルチャーも古いものが、かえって新鮮に感じます。
2020年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一年に一度は観る気が楽になる映画。高度成長期は良かったが、これからは高度衰退期を迎える。無責任シリーズは20作近くあると思うが、残りもプライムビデオで観られるように要望したいが、アマゾンは実行しないだろう。無責任シリーズも植木等もクレージーキャッツもAmazonの購入担当者は興味がないだろうから。DVDを買うしかないか。これもAmazon商法だ。儲からないものは仕入れない。
2023年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和時代の町並みやサラリーマン生活など、亡き父親を偲ぶ事ができる破天荒で元気が出る映画です。やっぱり日本人は、いいなあ、と今更ながら思うDVDです。
2020年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今のお笑いは、人を中傷するものが多いが、高度成長期の笑いは、心から笑える。
2018年7月31日に日本でレビュー済み
嘘を重ねて調子よく会社に入った男が、その調子の良さのまま会社内で出世街道を走ろうとするが。。。
あまりに有名な植木等の代表作。
かなり無茶苦茶で犯罪まがいな感じだが、サラリーマンという枠の中にいるのが今の視点で見ると不思議な感じがする。
話は滅茶苦茶だが、植木等の歌はサラリーマンの悲哀も少し隠れてる。あと、歌がめっちゃうまい。
荒唐無稽に見えて、当時のサラリーマンの夢も透けて見える。
あまりに有名な植木等の代表作。
かなり無茶苦茶で犯罪まがいな感じだが、サラリーマンという枠の中にいるのが今の視点で見ると不思議な感じがする。
話は滅茶苦茶だが、植木等の歌はサラリーマンの悲哀も少し隠れてる。あと、歌がめっちゃうまい。
荒唐無稽に見えて、当時のサラリーマンの夢も透けて見える。