私は日本語の字幕や吹き替えのこの作品はまだ見ていません。
しかし、オリジナルのDVDと英語字幕で数え切れないほど何度も観ました。
もとは香港で放送されたテレビドラマで、非常に長い作品を映画用に短縮したものです。
テレビドラマでは、チョー・ユンファットの主演だったそうです。
映画版・DVDでは、アンディー・ラオがチョー・ユンファットに替わり、レスリー・チャンとの共演で、美男二人の競演になっています。
極貧の男が暗黒界でのし上がって行くのと、政治運動家として命をねらわれている男との出会いと友情、そして、一人のチャーミングな女性が絡んだ読み応え、いや、見応えのある最高の作品だと、私は思います。香港映画の神髄です。
レスリー・チャン 上海グランド [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | アンディ・ラウ, レスリー・チャン, ニン・チン, プーン・マンキ |
言語 | 日本語, 中国語 |
稼働時間 | 1 時間 36 分 |
商品の説明
Amazonより
レスリー・チャンのキャリアのなかでも、本作の役は、やや異質だと言える。台湾反日同盟の闘士で、捕らえられた日本軍から拷問を受け、護送中の船から飛び降り、上海に流れ着く男。強い意志を内面でたぎらすマンキョン役に、レスリーの新たな一面を発見できるのだ。助けてくれたチンピラのリクと意気投合したマンキョンは、暗黒街で頭角を現していく。チョウ・ユンファが主演したテレビドラマの映画版でもある。
1930年代の異国情緒たっぷりの上海を背景にした、口ヒゲ&黒のスーツ姿のレスリーとアンディ・ラウの2ショットには、つねに男の色香が立ちこめている。美女の登場によって2人の友情は狂い始めるが、男同士のダンスシーンなど、要所に友情を超えた何かを感じさせる本作。あくまでもヒロインは媒介であり、2人の男の微妙な「愛」が存在するという裏読みが可能だ。その意味では、レスリーは適役だったのかも。アクション場面も、なかなかに壮絶。その後、韓国のトップ俳優となったチョン・ウソンも顔を見せている。(斉藤博昭)
レビュー
製作: ツイ・ハーク 監督・脚本: プーン・マンキ 脚本: サンディ・ショウ 撮影: プーン・ハンサン 音楽: ウー・ワイラップ 出演: レスリー・チャン/アンディ・ラウ/ニン・チン/ウー・シンクオ/アマンダ・リー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 日本語, 中国語
- 梱包サイズ : 19 x 14 x 2 cm; 117.94 g
- EAN : 4988135561046
- 監督 : プーン・マンキ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 36 分
- 発売日 : 2005/9/2
- 出演 : レスリー・チャン, アンディ・ラウ, ニン・チン
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 2.0 Surround), 中国語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : ワーナー・ホーム・ビデオ
- ASIN : B0009Z1B36
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,303位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 774位アジアンアクション映画
- - 14,478位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年10月20日に日本でレビュー済み
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笑っちゃうくらい前時代の演技のむかしの大作といった感じ。
大仰さにあははと笑いながらレスリーとアンディのまだ未熟な魅力を楽しむために。
大仰さにあははと笑いながらレスリーとアンディのまだ未熟な魅力を楽しむために。
2004年10月1日に日本でレビュー済み
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70年代に香港で大ヒットした(聞くところによると視聴率60%とか?!)テレビドラマのリメイク版だそうです。
見たことないのでオリジナルと比べてどうこうと言えないのですが、よく出来た作品だと思います。
加えてアンディ・ラウとレスリー・チャンという花形スター(すみません。古臭い言い方しかできなくて・・・)を配して
どこまでもカッコいい男たちを演じているわけですよ。これがキャーキャー言わずにいられましょうか。
言ってくれる台詞が…そんじょそこいらのポッと出の役者なんかが言おうものなら「ケッ」ってなるところですが、
この二人の口から出ると「くぅぅぅっ」ってなります。まるで宝石です。
と、こんなコトばかり言ってますが、真面目にストーリーを追って十分楽しめる作品です。
まずストーリーの軸が3人の生き様にしぼられているので感情移入して見られます。
「ディン・リク」「ファン・ティン・ティン」「ホイ・マンキョン」という3つの目線から物語が構成されていますが、
きちんとまとめられているので複雑さはなく、3本の流れが1本になり最終的に海に繋がるという感じでしょうか。
愛と友情に生きた男たちの哀しくも美しい物語です。
見たことないのでオリジナルと比べてどうこうと言えないのですが、よく出来た作品だと思います。
加えてアンディ・ラウとレスリー・チャンという花形スター(すみません。古臭い言い方しかできなくて・・・)を配して
どこまでもカッコいい男たちを演じているわけですよ。これがキャーキャー言わずにいられましょうか。
言ってくれる台詞が…そんじょそこいらのポッと出の役者なんかが言おうものなら「ケッ」ってなるところですが、
この二人の口から出ると「くぅぅぅっ」ってなります。まるで宝石です。
と、こんなコトばかり言ってますが、真面目にストーリーを追って十分楽しめる作品です。
まずストーリーの軸が3人の生き様にしぼられているので感情移入して見られます。
「ディン・リク」「ファン・ティン・ティン」「ホイ・マンキョン」という3つの目線から物語が構成されていますが、
きちんとまとめられているので複雑さはなく、3本の流れが1本になり最終的に海に繋がるという感じでしょうか。
愛と友情に生きた男たちの哀しくも美しい物語です。
2013年1月13日に日本でレビュー済み
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中国や香港で日本の(おしん)的な人気があったTV番組の映画版と聞いて期待しました。やはり時代的なずれを感じさせます。
2007年2月9日に日本でレビュー済み
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魔都と呼ばれた頃の上海に惹かれた私にとって、この作品はド・ストライクでした。ストーリー自体はお決まりのもので、呆気ないのですが、アンディ・ラウが髭を生やして葉巻をくわえる姿、ヒロインの雰囲気、建築物など、まるで1930年代に行ったかのような気持ちにさせてくれます。
そしてレスリーの影のある色気が物語に艶を与えています。エンディングの曲も上海灘エリアの映像と相俟ってロマンを感じさせてくれます。あの時代、魔都上海に夢と命を賭けた男たちの毒を帯びた魅力に☆五つ!
そしてレスリーの影のある色気が物語に艶を与えています。エンディングの曲も上海灘エリアの映像と相俟ってロマンを感じさせてくれます。あの時代、魔都上海に夢と命を賭けた男たちの毒を帯びた魅力に☆五つ!
2015年2月15日に日本でレビュー済み
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「新上海グランド」を光テレビで見たので、古い映画をぜひ見たくなりました。「新上海グランド」は主役が美男美女で筋はともかくおもしろかったので。この映画もほのぼのしていてそれなりによい映画だと思いました。「新」の方はフランス租界のフランス人が悪役ででてくるのですが、こちらは出てきませんでした。残念なことに、そのかわり日本人の得体のしれない女性がでてきて、蛇女みたいで、やたらに悪役なのがなんか単純すぎてやはり居心地の悪い映画ではあります。「海の沈黙」みたいに良心的な敵というのはなかなか善悪を振り分けた映画には出てこないものですね。
2003年5月1日に日本でレビュー済み
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単なるマフィアの抗争物語かと思いきや、実は戦時下の抗日脱走兵と敵対する上海マフィアの戦い~という重くなりがちな内容を、アンディの爽やかさとレスリーの甘い雰囲気と上海が上手くマッチして、悲劇的な終わり方をしたにもかかわらず、見終わった後に優しさを残してくれました。前半の印象的なシーンは、燃え盛る炎の中からマンキョン(レスリー)がリク(アンディ)の母親を救い出すシーン。そこから2人の友情が始まりました。立場の違いから、敵対するようになってしまっても2人の固い絆は永遠だという事を、最後の最後に知ることになります。互いを思いやる友情に泣けるラストシーンでした。
ヒロインのティンティンの美しさも際立っていて、物語に華を添えました。
ヒロインのティンティンの美しさも際立っていて、物語に華を添えました。