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マンハッタンの二人の男 [DVD]

3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥2,380 ¥1,978
DVD 通常版
¥1,210
フォーマット ドルビー, ブラック&ホワイト
コントリビュータ ジャン=ピエール・メルヴィル, ピエール・グラッセ, アレクサンドラ・スチュワルト
言語 フランス語
稼働時間 1 時間 24 分

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商品の説明

商品紹介

IMAGICA+紀伊國屋書店の新シリーズ
フィルム・ノワール セレクション 第1回リリース
犯罪を匿う闇の世界-殺人、争い、そして運命の女。
スタイリッシュでダーク、魅惑的な映画の数々。
純粋なフィルム・ノワールから様々な展開までを促える、ファン待望のライン!

【特典】
ポスター型ライナーノーツ封入、ピクチャーディスク仕様

【スタッフ・キャスト】
監督・脚本・撮影:ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影:ニコラ・エイエ
音楽:クリスチャン・シュヴァリエ、マルシャル・ソラル
出演:ピエール・グラッセ、ジャン=ピエール・メルヴィル、C・コード、アレクサンドラ・スチュワルト

レビュー

監督・脚本・撮影・出演: ジャン=ピエール・メルヴィル 撮影: ニコラ・エイエ 音楽: クリスチャン・シュヴァリエ/マルシャル・ソラル 出演: ピエール・グラッセ/C.コード/アレクサンドラ・スチュワルト
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4523215015233
  • 監督 ‏ : ‎ ジャン=ピエール・メルヴィル
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, ブラック&ホワイト
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 24 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/30
  • 出演 ‏ : ‎ ピエール・グラッセ, ジャン=ピエール・メルヴィル, アレクサンドラ・スチュワルト
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ 紀伊國屋書店
  • ASIN ‏ : ‎ B000A0K5M8
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
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50年代のN.Y. がモノクロで閉じ込められている、メルヴィル監督・主演作。2005年邦盤DVDレビュー
4 星
50年代のN.Y. がモノクロで閉じ込められている、メルヴィル監督・主演作。2005年邦盤DVDレビュー
仕様も生産国もメディアも異なる商品頁のレビューが共有されているがASIN:B000A0K5M8、JAN:4523215015233(2005年紀伊國屋邦盤DVD)のレビュー。ご注意ください。原題:Deux Hommes dans Manhattan, 1959年、仏、モノクロ、84分、ジャン=ピエール・メルヴィル監督・主演。ピエール・グラッセ出演。オリジナルデータ、簡単な商品仕様は文末にあります。50年代、ニューヨーク。フランスの国連代表が重要議決に連絡なく不参加。新聞社は1人の記者モローへ大使捜索を命じる。彼が相棒に選んだのは女好きで酒好きの友人のカメラマン、デルマス。二人は夜から朝へ掛けて大都会を奔走する・・。と書けばヒッチコック作品のような、あるいは謀略政治サスペンスのようだ。しかし本作はまったくそれらとは異なる空気をまとい、映画は微妙に横へ反れている。伏線、オチ、必然性といった不純物から軽やかに逃れるメルヴィルの語り口。「コツ」と「ツボ」だけを押さえた「コツツボ」作品を垂れ流している現在の聖林大手スタジオ作品が泣けてくる(進んで、コツもツボも押さえ切れていないのだが)。疾走した大使の情婦たちを訪ねて深夜のニューヨークを駆け巡る一夜。謎解きや真相解明もそこそこに、劇的な物語を期待する観客の予想をことごとくするりと裏切る。映画のジャンル分けにはあまり意味はないが、わかりやすくいうとスリラーでもサスペンスでもない。夜のニューヨークをゲリラ的に撮影したフレンチ・ハードボイルドか。40~50年代米ノワール(ホークス、フラー、レイ、ラング、ダッシン、ヒューストン監督ら)への返礼とも挨拶ともとれる。解説書によれば、撮影にあたりメルヴィルと はヒューストンの「アスファルト・ジャングル」を何回も観たらしい)。まさにノワールの映画といってもいいが、非情な運命や噴出するヴァイオレンス、命のやりとりはない。ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」などのような虚無・消失感、ヒリヒリする焦燥もあえて薄い。主人公2人の確執や意地が描かれ、仏レジスタンスも重要なモチーフになっている点は見逃せないが、この描写や2人の内面に重きを置かない。登場人物の背景の描き方は最小限に留められている。饒舌な映画はときとしてうるさいものだ。抑えられた人物造形は(商品の解説書にあるとおり)それを含めた後のヌーベルヴァーグ(例えばトリュフォーの「ピアニストを撃て」)やカサベテス作品の匂いがする。来た、見た、撮ったというような力みなさと、無作為という作為。モローを演じるのは監督でもあるメルヴィル本人。デルマスにピエール・グラッセ。どちらも疲れたような、過剰でない気怠さをまとっていて、特にグラッセのキャラは妙な存在感がある。解説書によれば「ホモ・ソーシャル」と呼ばれているらしい関係の萌芽があるということだ。例えば「さらば友よ」「仁義」(そしてダッシンの「男の争い」や小説「長いお別れ」等も)など。ホモセクシャルとは異なる、友情だけでは片づけられない固い結びつき・強い絆。50年代、米以上にジャズを愛し、ジャズマンが活路を見出した仏からのこれまた返礼・オマージュともいえる、マルシャル・ソラルのジャズがニューヨークの夜景にバシバシ流れて痺れる。音楽と並んで本作の一番の魅力といってよいモノクロ撮影はマイク・シュレイヤー(メルヴィルが映らないシーンはメルヴィル本人がカメラを廻している)。室内シーンはパリでのセット撮影で(これが個人的には惜しい)、「いぬ」ロメールの「獅子座」にも関与したニコラ・エイエが担当。屋外でのコントラストの強いローキーの撮影。この時代のジャズレーベル「プレスティッジ」「リヴァーサイド」の(動く)アルバムジャケのよう(例えば「After Hours」)。仏代表、その娘、情婦たちの思いに触れながら、それらを呑みこんで何事もない顔の乾いた大都市ニューヨークの夜そのもの。街灯、ヘッドライト、ネオン。そこを離れらない人々。そこを泳ぐストレンジャー2人。これこそが彼の撮りたかったことかも知れない。★オリジナルデータ:Deux Hommes dans Manhattan、(英題Two Men in Manhattan1959)、FR, オリジナル・アスペクト比(=劇場上映画面比)1.37:1。59年配給Columbia Films、90年リバイバルGaumont。84min. B&W、Mono、NegativeFormat &Printed Film Format(35mm)★このレビューのコードのDVDについて(ASIN:B000A0K5M8、JAN:4523215015233(2005年紀伊國屋邦盤DVD):既存フッテージ部分(景色等)やゲリラ撮影と思われるシーンはやや粗く傷がちらほら。全体では傷・ノイズ、滲み・甘味等少なく、相対的には製作年代を考えれば秀。諧調は良く出ていると思う。リージョン2対応、NTSC プレス盤映像仕様は4:3、画面アスペクト比:スタンダード(オリジナル・アスペクト(=劇場公開比)どおり)片面 1層、84min、B&W. MPEG2音声:仏語(モノラル、Dolby Digital)字幕:日本語、On ・Off 可メインメニュー、チャプターメニューあり、ピクチャーディスク〇映像特典:仏予告編(4:3、モノクロ、約3分半、字幕なし。画質は本編に劣る)〇音声特典:― 〇付属物:20ページリーフレット。解説や写真(モノクロ)が充実。発売:イマジカ。販売:紀伊國屋書店、2005年 KKDS249★本サイトで買える他の商品:2010年に紀伊國屋から廉価盤DVD再発。2015年にIVC社から発売(DVD, 初BD。初HDマスター化、と本サイト頁に書かれている。特段のレストア情報はない)Import BDは略。
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上位レビュー、対象国: 日本

2018年5月8日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち4.0 50年代のN.Y. がモノクロで閉じ込められている、メルヴィル監督・主演作。2005年邦盤DVDレビュー
2018年5月8日に日本でレビュー済み
仕様も生産国もメディアも異なる商品頁のレビューが共有されているがASIN:B000A0K5M8、JAN:4523215015233(2005年紀伊國屋邦盤DVD)のレビュー。ご注意ください。
原題:Deux Hommes dans Manhattan, 1959年、仏、モノクロ、84分、ジャン=ピエール・メルヴィル監督・主演。ピエール・グラッセ出演。オリジナルデータ、簡単な商品仕様は文末にあります。

50年代、ニューヨーク。フランスの国連代表が重要議決に連絡なく不参加。新聞社は1人の記者モローへ大使捜索を命じる。彼が相棒に選んだのは女好きで酒好きの友人のカメラマン、デルマス。二人は夜から朝へ掛けて大都会を奔走する・・。と書けばヒッチコック作品のような、あるいは謀略政治サスペンスのようだ。しかし本作はまったくそれらとは異なる空気をまとい、映画は微妙に横へ反れている。伏線、オチ、必然性といった不純物から軽やかに逃れるメルヴィルの語り口。「コツ」と「ツボ」だけを押さえた「コツツボ」作品を垂れ流している現在の聖林大手スタジオ作品が泣けてくる(進んで、コツもツボも押さえ切れていないのだが)。

疾走した大使の情婦たちを訪ねて深夜のニューヨークを駆け巡る一夜。謎解きや真相解明もそこそこに、劇的な物語を期待する観客の予想をことごとくするりと裏切る。映画のジャンル分けにはあまり意味はないが、わかりやすくいうとスリラーでもサスペンスでもない。夜のニューヨークをゲリラ的に撮影したフレンチ・ハードボイルドか。40~50年代米ノワール(ホークス、フラー、レイ、ラング、ダッシン、ヒューストン監督ら)への返礼とも挨拶ともとれる。解説書によれば、撮影にあたりメルヴィルと はヒューストンの「アスファルト・ジャングル」を何回も観たらしい)。まさにノワールの映画といってもいいが、非情な運命や噴出するヴァイオレンス、命のやりとりはない。ルイ・マルの「死刑台のエレベーター」などのような虚無・消失感、ヒリヒリする焦燥もあえて薄い。

主人公2人の確執や意地が描かれ、仏レジスタンスも重要なモチーフになっている点は見逃せないが、この描写や2人の内面に重きを置かない。登場人物の背景の描き方は最小限に留められている。饒舌な映画はときとしてうるさいものだ。抑えられた人物造形は(商品の解説書にあるとおり)それを含めた後のヌーベルヴァーグ(例えばトリュフォーの「ピアニストを撃て」)やカサベテス作品の匂いがする。来た、見た、撮ったというような力みなさと、無作為という作為。

モローを演じるのは監督でもあるメルヴィル本人。デルマスにピエール・グラッセ。どちらも疲れたような、過剰でない気怠さをまとっていて、特にグラッセのキャラは妙な存在感がある。解説書によれば「ホモ・ソーシャル」と呼ばれているらしい関係の萌芽があるということだ。例えば「さらば友よ」「仁義」(そしてダッシンの「男の争い」や小説「長いお別れ」等も)など。ホモセクシャルとは異なる、友情だけでは片づけられない固い結びつき・強い絆。
50年代、米以上にジャズを愛し、ジャズマンが活路を見出した仏からのこれまた返礼・オマージュともいえる、マルシャル・ソラルのジャズがニューヨークの夜景にバシバシ流れて痺れる。音楽と並んで本作の一番の魅力といってよいモノクロ撮影はマイク・シュレイヤー(メルヴィルが映らないシーンはメルヴィル本人がカメラを廻している)。室内シーンはパリでのセット撮影で(これが個人的には惜しい)、「いぬ」ロメールの「獅子座」にも関与したニコラ・エイエが担当。屋外でのコントラストの強いローキーの撮影。この時代のジャズレーベル「プレスティッジ」「リヴァーサイド」の(動く)アルバムジャケのよう(例えば「After Hours」)。
仏代表、その娘、情婦たちの思いに触れながら、それらを呑みこんで何事もない顔の乾いた大都市ニューヨークの夜そのもの。街灯、ヘッドライト、ネオン。そこを離れらない人々。そこを泳ぐストレンジャー2人。これこそが彼の撮りたかったことかも知れない。

★オリジナルデータ:
Deux Hommes dans Manhattan、(英題Two Men in Manhattan1959)、FR, オリジナル・アスペクト比(=劇場上映画面比)1.37:1。59年配給Columbia Films、90年リバイバルGaumont。84min. B&W、Mono、NegativeFormat &Printed Film Format(35mm)

★このレビューのコードのDVDについて(ASIN:B000A0K5M8、JAN:4523215015233(2005年紀伊國屋邦盤DVD):
既存フッテージ部分(景色等)やゲリラ撮影と思われるシーンはやや粗く傷がちらほら。全体では傷・ノイズ、滲み・甘味等少なく、相対的には製作年代を考えれば秀。諧調は良く出ていると思う。

リージョン2対応、NTSC プレス盤
映像仕様は4:3、画面アスペクト比:スタンダード(オリジナル・アスペクト(=劇場公開比)どおり)
片面 1層、84min、B&W. MPEG2
音声:仏語(モノラル、Dolby Digital)
字幕:日本語、On ・Off 可
メインメニュー、チャプターメニューあり、ピクチャーディスク
〇映像特典:仏予告編(4:3、モノクロ、約3分半、字幕なし。画質は本編に劣る)
〇音声特典:― 〇付属物:20ページリーフレット。解説や写真(モノクロ)が充実。
発売:イマジカ。販売:紀伊國屋書店、2005年 KKDS249
★本サイトで買える他の商品:
2010年に紀伊國屋から廉価盤DVD再発。2015年にIVC社から発売(DVD, 初BD。初HDマスター化、と本サイト頁に書かれている。特段のレストア情報はない)Import BDは略。
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2011年1月3日に日本でレビュー済み
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2008年2月24日に日本でレビュー済み
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