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南米のエリザベス・テーラー

3.6 5つ星のうち3.6 15個の評価

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新品 中古品
CD, 2005/5/2 1枚組
¥3,000 ¥100
CD, 2005/5/2 1枚組
¥3,125
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曲目リスト

1 ラウンジ・タイム#1
2 京マチ子の夜
3 The Loo of Love
4 ホルヘ・ルイス・ボルヘス
5 パリのエリザベス・テイラー (存在しない)
6 南米のエリザベス・テイラー
7 ラウンジタイム#2
8 ラウンジタイム#3
9 コルコヴァード
10 ルペ・ベレスの葬儀
11 クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
12 南米のエリザベス・テイラーの歌

商品の説明

前作『デギュスタシオン・ア・ジャズ』から約1年ぶりとなる菊地成孔のセカンド・ソロ・アルバムは、旅先のブエノスアイレスから帰国後、完成させた妄想系エキゾチック・ジャズ。カヒミ・カリイをフィーチャーした『恋の面影』、『クレイジー・ヒー・コールズ・ミー』、内田也哉子がポエトリー・リーディングで参加した『パリのエリザベス・テイラー』、バンドネオンにパーカッションを加えたフェイク仕様のタンゴ『ルペ・ヴェレスの葬儀』など、「官能と憂鬱」そして「ラテン」をテーマに、東京・パリで録音された全12曲。

【アーティストについて】
1963年生まれ。音楽家、著述家。双子座のAB型。85年にサキソフォン奏者としてプロデビュー後、山下洋輔グループ、ティポグラフィカなどに在籍。現在、「デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン」「スパンクハッピー」という2つのバンドを主宰。坪口昌恭とのユニット「東京ザヴィヌルバッハ」でも活動している。2004年、「放蕩息子の帰還」を自ら宣言し、初のジャズ・リーダー・アルバム『デギュスタシオン・ア・ジャズ』(ewe)を発表。その発表にあわせ、ダブ・ミックス担当メンバーを擁するリーダー・バンド「菊地成孔クインテット・ライヴ・ダブ」を結成。著述家としては、2003年にエッセイ集『スペインの宇宙食』(小学館)、2004年に『歌舞伎町のミッドナイト・フットボール』(小学館)、音楽理論書『官能と憂鬱を教えた学校』(河出書房新社)を上梓。私塾「ペンギン大学」でサックスと理論を教えるほか、2000年からは映画美学校音楽美学講座主任講師を、2004年4月からは東京大学教養学部非常勤講師を務める。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 13.8 x 13.6 x 0.8 cm; 58.97 g
  • メーカー ‏ : ‎ イーストワークスエンタテインメント
  • EAN ‏ : ‎ 4535926002457
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 2 分
  • レーベル ‏ : ‎ イーストワークスエンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B000A13812
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 15個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
15グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2008年5月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名前だけは以前から知っていたのですが、初めて菊地成孔氏の音楽を聞いてみました。・・・かなりイイです。なんでもっと早く聴かなかったんだろう。全然難解でもないし、スッと入ってくる感じでした。ちょっと最初から馴染みすぎかな。でも非常に綺麗な音楽です。とてもカッコいい!徹夜明けの疲れた頭と体やちょっと疲れた感じの心にも・・・うーん、きっと癒されます。テキストの官能と憂鬱って表現は如何にも的を得てますね。他のCDも欲しくなってます。夜のパリに行きたくなります。行けないけどね。想像するだけ・・・。
菊地氏曰く「南米のエリザベス・テイラーというのは、象徴であり、具体、存在したかもしれない女優の悲劇という妄想であると同時に、各々無関係なBPMで演奏されるラテン・リズム・フィギュアの事。」だそうです。JAZZには南米のエリザベス・テイラーが潜んでいる・・・。
不協和音って慣れると心地よいんですよね。昔JAPANってUKバンドがありましたよね。私にとってはたぶんあれが最初でしたね、心地よくなったのは。懐かしい。
色んな事を感じさせてくれます。しばらくハマリそうです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イマイチ。期待してほどの内容ではなかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
京マチ子にひかれて買いましたが、普段聴くのはそれだけです。
クオリティーの高いアーチストとは思いますが、アルゼンチンタンゴのアルバムではありませんでした。
2010年9月22日に日本でレビュー済み
まだ1回しか聴いていないのだが・・・ 少し興奮気味。

この盤には最大級の賛辞を贈らなければならない。
最高のムード・ミュージック。
最高のポップ・ミュージック。
  そしてやはりジャズ。
しかし1曲目からすぐに気付くのは
Kip Hanrahan(キップ・ハンラハン)の音楽との類似性だ。
特にKipの Beautiful Scars,Vertical Currency あたりとの類似性だ。
しかしそれはたいした問題ではないように思える。
たとえ、菊地がどれほどハンラハンからインスパイアーされていたとしても、
このような美しい音楽を創造し得たことこそ、問題なのである。
「憂鬱と官能」から生み出された豊穣な音楽世界。
それがここにある。

ついにJAZZもここまで到達したかという思いがよぎる。
素晴らしい達成である。

追記としてKip Hanrahanの音楽も、この菊地の音楽もともに
日本のEast Works Entertainment Inc. から出ていることに注目したい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年1月20日に日本でレビュー済み
最近メディアの露出も著しい菊地成孔のアルバム「南米のエリザベス・テイラー」です。

菊地成孔という名前を知るきっかけになったのはテレビ番組「情熱大陸」でした。

歌舞伎町に住む男性。東京大学特別講師。文筆家。評論家。そして音楽家。幾つもの顔を持っているその姿が印象に残っています。

そして、この人の音楽的人気の根源でもあるのが「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」というジャズバンド。一度彼らの演奏を聴いた事があるのですが、その音はとても難解で複雑でした。

ジャズとは言っても、今まで聞いた事のないような音。まるで不況和音を楽しんでいるようなメロディレスな展開。「そうか、これが菊地成孔の音なのか」というイメージがそこで付いてしまったんですね。

で、その菊地成孔のソロ・アルバムであるこの作品。

この作品にも「DATE COURSE...」に似たムズカシイ音の扱い方が残っています。でも意外や意外、全体としてはとても聞きやすい!

タイトルからは予想し難いですが、とてもムーディです。艶っぽいヴォーカルが当てられていたり、アコーディオンやサックスがなまめかしく鳴り響いたり、とってもオトナな雰囲気。

また、楽曲にはメロディラインのあるものとメロディレスなものが半々に収録されているのですが、そこで気付いたのがメロディレスな音楽の魅力。最初とても難解な印象を受けていたのですが、聞いてるうちに演奏に隠れていたグルーヴを感じ取れるようになりました。

ジャズはメロディだけで聞くにあらず。それぞれの楽器の音色や、それが交わって生まれるグルーヴ感もまた魅力なり。

そんな教えを乞う気分でした。ジャズの魅力がまたひとつ。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
NHK「爆問学問」のテーマを当アーティストがやられているので、(該当テーマの音源はCD化されていなかったので)その方の「名盤」ということでとりあえず当アルバムを購入しました。難しい。1、2曲は琴線に触れる曲もありましたが…
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年6月23日に日本でレビュー済み
5月の頭にたまたま車の中で聴いたFM東京系『恵 俊彰のディア・フレンズ』のゲストが菊地成孔氏で、このアルバムの事や自分の生い立ち(銚子の飲み屋街で生まれ育ち幼少期からいわゆる大人の世界に接する環境だったとか…)などを話しているのを聞いて興味を持ちました。俺のような凡人には理解し難い曲もあるけど“京マチ子の夜”での艶っぽいsaxは充分にイヤラシく、“Crazy He Calls Me”のsoloはメチャ美しい!カヒミ・カリイをフューチャーした“The Look of Love”も嫌みなくハマリます。‘ミュージシャンに愛されるミュージシャン’南 博氏のピアノもgood!断片的ではなく全曲通してこそ価値も高まる一枚だと思います。俺が購入した5月10日には既に初回限定盤(DVD付き)は手に入りにくい状況だったのでチャンスに恵まれたら即購入しましょう。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月26日に日本でレビュー済み
 ゴダールからの影響を公言する菊池氏による、「ラテン・ジャズ/タンゴのゴダール的解釈」とでも言える音。音と映像がカットアップされたゴダール映画を音だけ聴いているような感覚がラテン・ジャズと重なる音世界は知的でスタイリッシュだ。

 一方で、歌や語りが西語ではなく仏語と英語なのは底が浅い気もするが、まあこれはご愛嬌として、星を減点した最大の理由はボーカルの弱さである。朴訥とした英語の発音とノドの弱さがバック陣の演奏力とバランスが取れていないところが気になる。耳の良いこの人がフロントマンとして「歌いたい」という自己顕示欲を抑え切って楽器の音だけで勝負していたら、もっと完成度の高いセクシーな音楽になっていたはずだ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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