名前だけは以前から知っていたのですが、初めて菊地成孔氏の音楽を聞いてみました。・・・かなりイイです。なんでもっと早く聴かなかったんだろう。全然難解でもないし、スッと入ってくる感じでした。ちょっと最初から馴染みすぎかな。でも非常に綺麗な音楽です。とてもカッコいい!徹夜明けの疲れた頭と体やちょっと疲れた感じの心にも・・・うーん、きっと癒されます。テキストの官能と憂鬱って表現は如何にも的を得てますね。他のCDも欲しくなってます。夜のパリに行きたくなります。行けないけどね。想像するだけ・・・。
菊地氏曰く「南米のエリザベス・テイラーというのは、象徴であり、具体、存在したかもしれない女優の悲劇という妄想であると同時に、各々無関係なBPMで演奏されるラテン・リズム・フィギュアの事。」だそうです。JAZZには南米のエリザベス・テイラーが潜んでいる・・・。
不協和音って慣れると心地よいんですよね。昔JAPANってUKバンドがありましたよね。私にとってはたぶんあれが最初でしたね、心地よくなったのは。懐かしい。
色んな事を感じさせてくれます。しばらくハマリそうです。