虹をつかむ男 [DVD]
フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | 吉岡秀隆, 倍賞千恵子, 西田敏行, 山田洋次, 前田吟 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 |
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商品の説明
Amazonより
渥美清の死去により終結を余儀なくされた「男はつらいよ」シリーズに代わる正月映画として、急遽製作された山田洋次監督作品。親と喧嘩して家を飛び出した青年・亮(吉岡秀隆)が、四国で映画館・オデヲン座を経営する活男(西田敏行)と出会い、往年の名作映画、そしてオデヲン座にまつわる人々とのふれあいを通して、人生の素晴らしさを学んでいく。
映画人が作品の中で映画への愛情を語ることは、ともすればマスターベーション的な自己賛美に陥り、観客をしらけさせてしまう危険性が多分にある。「虹をつかむ男」にも、見る側が赤面するような“映画への愛情”を語る描写はあるものの、そこは山田監督。亮と活男、それぞれの個性を巧みに描き、そつなく笑わせ、しんみりさせる。ところがクライマックス以降、映画は死去した渥美清への思いを切々と語ることに終始してしまう。偉大な俳優を亡くした無念さは理解出来る。だが、そのあまりに直接的すぎる描写には、やはり違和感を感じざるを得ない。(斉藤守彦)
レビュー
監督・脚本: 山田洋次 脚本: 朝間義隆 出演: 西田敏行/吉岡秀隆/倍賞千恵子/前田吟/永瀬正敏/田中邦衛/田中裕子
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 19.2 x 13.6 x 1.8 cm; 158.76 g
- EAN : 4988105045774
- 監督 : 山田洋次
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 2 時間
- 発売日 : 2005/9/28
- 出演 : 西田敏行, 吉岡秀隆, 倍賞千恵子, 前田吟
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Mono)
- 販売元 : 松竹
- ASIN : B000A2I7JE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 192,896位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 8,530位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男はつらいよ を全作見終わった後に続いて見ました。繋がった作品なので是非見て欲しい!
2023年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
急ごしらえという辛口評価が多いですが、まずはご自分で見られることをお勧めします。寅さんのキャストが勢揃い、田中裕子や永瀬正敏など過去の寅さん映画のゲストも出演され、寅さん映画のファンなら十分楽しめます。特においちゃんの下條正巳が村長役で挨拶するシーンは全く違和感がなく、男はつらいよがこうした芸達者な役者さんによって支えられていたということに感慨深く思いながら見ました。
2015年9月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
色々な意見がある映画ですが、
山田洋次監督の世界感をそのまんま出した映画だと思います。
私自身買って良かったと思います。
渥美清さんの追悼映画ですが、
東京物語ほか誰もが知ってる様な有名な映画のシーンを取り入れ、西田敏行の流暢な解説が入り、
映画っていいですね!ってアピールをして、最後に見たい映画はやっぱり。
アレです。
主人公の2人が並んで鑑賞して、
勇気付けられるそれぞれ頑張ろうとする。
見終わった後の爽やかさ。
渥美清と言う日本映画界の大スターを失ったけれど、みんなで、盛り立てて行く。と言う監督の決意の様日本映画感じる。
俳優陣も気合いが入ってる。
続編は商業主義にのっかって、無理な設定変更して不発でシリーズ化が終わってしまった。
ハマちゃんより、カッちゃんで素晴らしい映画を色々紹介して欲かったです。
山田洋次監督の世界感をそのまんま出した映画だと思います。
私自身買って良かったと思います。
渥美清さんの追悼映画ですが、
東京物語ほか誰もが知ってる様な有名な映画のシーンを取り入れ、西田敏行の流暢な解説が入り、
映画っていいですね!ってアピールをして、最後に見たい映画はやっぱり。
アレです。
主人公の2人が並んで鑑賞して、
勇気付けられるそれぞれ頑張ろうとする。
見終わった後の爽やかさ。
渥美清と言う日本映画界の大スターを失ったけれど、みんなで、盛り立てて行く。と言う監督の決意の様日本映画感じる。
俳優陣も気合いが入ってる。
続編は商業主義にのっかって、無理な設定変更して不発でシリーズ化が終わってしまった。
ハマちゃんより、カッちゃんで素晴らしい映画を色々紹介して欲かったです。
2018年12月12日に日本でレビュー済み
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最後にかっちゃんと亮が「男はつらいよ」を泣き笑いで観ているシーンは、こちらも一緒になけました。
2017年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
男はつらいよ好きなら、観るべき作品かと思います。
エンディングで涙が止まりませんでした。
エンディングで涙が止まりませんでした。
2016年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
先程 DVDが届き家族で鑑賞したのですが30分位 過ぎた頃から映像の乱れ、細切れ状態で観れる状態ではありませ!母親もがっかり しています!
2021年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
西田敏行、田中裕子がいい味出してる。
「第49作・寅次郎花へんろ」として観たかったな。
「お帰り寅さん」より、こっちで終了して欲しかった。
残念だが。
「第49作・寅次郎花へんろ」として観たかったな。
「お帰り寅さん」より、こっちで終了して欲しかった。
残念だが。
2016年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学生時代、あちこちには名画座と呼ばれる、古いだけではなく、心に残る映画を安く掛ける映画館があった。 丸めた「ぴあ」を手に、ユーミンさながら「授業を抜け出し」て夢中になって観たものだった。あのころ、映画を観るには映画館に行くかTVで、ビデオではなくオン・タイムで観るくらいしか手段は無く、どうしても観たい映画は「ぴあ」で探して上映館に出掛けてゆくか、頭数をそろえてフィルム・センターなどで掛けてもらうか、16mmを借りてくるという方法もあったが、めったにできることではなかった。手軽なBDやDVDと違って、リプレイができないから、集中して観るのが当たり前、青筋を立て、前を押さえて歯を食いしばりトイレを我慢してでも席を立つのが惜しかった。 周りの観客との一体感が何とも言えない映画の持つ独特の雰囲気を醸していた。
さて、この映画は、映画を愛してやまない「かっちゃん」と、かっちゃんが赤字経営を続ける映画館に集まる人たちを描いている。natsuさんがレヴューしているように、古い名画の名シーンがが多く写される。少し古すぎるものが多いが、おかげで観てみようとDVDを買ったものも多い。かっちゃんの口を借りて山田洋次が、「こんなすてきな文化が途絶えてしまいそうです。どうか映画のすばらしさをもういちど思い起こしてみて下さい。」と言っている。公民館を借りての上映で、「規則だから9時には終わってくれなければ困る。」という柄本明演じる課長が、「長すぎるならちょんぎって上映すればいい。」と言っていたはずだったが、映画に見入ってしまい、声を上げて泣くシーンがある。滑稽でおかしいはずのこのシーンで、僕は胸が熱くなるのだ。観る者の生き方まで変えてしまう、それが映画だ、と、かっちゃんは言う。映画ってこんなにすばらしくいいものだったんだ、と、あらためて思い起こさせてくれる映画である。映画を好きな人、映画に係るすべての人に向けるエールでもある。ラストシーンに渥美清演じる寅さんが登場する。すでに亡くなっていた渥美をCG合成しているのだ。不世出の天才、渥美を失った名伯楽、山田洋次の慟哭を聞くような気がした。
年に1,2度しか行かない映画を、もうちょっと観に行ってみよう、と思っているところである。この映画には続編もあって、映画館を失ってしまっても、移動映画で熱い思いを伝え続けるかっちゃんがかっこよくて、両編併せて観ることを勧めたい。 加えて、同じ山田洋次監督による「キネマの天地」も併せて、僕は「映画三部作」と勝手に名付けて、周りにも勧めている。
さて、この映画は、映画を愛してやまない「かっちゃん」と、かっちゃんが赤字経営を続ける映画館に集まる人たちを描いている。natsuさんがレヴューしているように、古い名画の名シーンがが多く写される。少し古すぎるものが多いが、おかげで観てみようとDVDを買ったものも多い。かっちゃんの口を借りて山田洋次が、「こんなすてきな文化が途絶えてしまいそうです。どうか映画のすばらしさをもういちど思い起こしてみて下さい。」と言っている。公民館を借りての上映で、「規則だから9時には終わってくれなければ困る。」という柄本明演じる課長が、「長すぎるならちょんぎって上映すればいい。」と言っていたはずだったが、映画に見入ってしまい、声を上げて泣くシーンがある。滑稽でおかしいはずのこのシーンで、僕は胸が熱くなるのだ。観る者の生き方まで変えてしまう、それが映画だ、と、かっちゃんは言う。映画ってこんなにすばらしくいいものだったんだ、と、あらためて思い起こさせてくれる映画である。映画を好きな人、映画に係るすべての人に向けるエールでもある。ラストシーンに渥美清演じる寅さんが登場する。すでに亡くなっていた渥美をCG合成しているのだ。不世出の天才、渥美を失った名伯楽、山田洋次の慟哭を聞くような気がした。
年に1,2度しか行かない映画を、もうちょっと観に行ってみよう、と思っているところである。この映画には続編もあって、映画館を失ってしまっても、移動映画で熱い思いを伝え続けるかっちゃんがかっこよくて、両編併せて観ることを勧めたい。 加えて、同じ山田洋次監督による「キネマの天地」も併せて、僕は「映画三部作」と勝手に名付けて、周りにも勧めている。