カバーアルバムって難しい。
前作の持つイメージを壊すか壊さないか、純粋にそのままカバーするのか、自分たちの曲にしてしまうのか…
私の中では、BESTなカバーはデフ・レパードの「Year!である。
原曲を壊さず、でも「あくまでも自分たちのものとして敬意を払った音作り」をしている。
だから、デフ・レパードには間違いないんだけど、彼らの敬愛するミュージシャンの、自分たちが好きな曲を持ち寄っていることがひしと伝わってくる。
それと同じような楽しみ方をこのアルバムでビークルがしてくれている。
「DANCING QUEEN」をどないやってカバーすんねん???
ちゃんと、してくれましたがな…ビークルとして。
個人的には、まさにあの時代、憧れたソフィー・マルソーの「ラ・ブーム」の挿入歌であった「Reality」が好きです。
同じ世代のヒダカ氏たちならではの、「時代をともに出来る」曲たちですね。
まぁ、ちょっと違った角度からのビークルを楽しんで下さい♪